投稿者： きえ2024年11月27日
こんにちは！キャスティングディレクターのきえです。
今やネット社会ともいえる現代ですが、ここ数年で特に急成長したコンテンツといえば、多種多様なSNSの名前があがることも多いかと思います。
それに伴って、広告のあり方も徐々に変化が出てきました。一昔前は、広告や商品のPRで代表的なものといえばやはりテレビCMで、その他も雑誌や新聞、チラシなど紙媒体が主流となっていました。しかし、インターネットが普及した現代では、SNSによる広告も今や主流となりつつあり、世間への影響力も非常に大きくなってきています。実際に、インフルエンサーマーケティングという言葉もよく耳にするようになりました。
そこで今回は、数あるSNSの中でも特に「Instagramの企業案件」にスポットを当ててみることにしましょう。特に、自社の商品を効率的にPRして結果につなげたい方、インスタ案件を初めてやってみようと思っている企業の方、タレントなど芸能人を起用して広告を出してみたい方などにはぜひ読んで頂きたい内容です。
このコラムでは、インフルエンサーはもちろんですが、中でも特にタレントなど芸能人にInstagramの広告案件を依頼すると得られる嬉しい効果を、存分に紹介していきます。また、かかる費用やギャラなど気になる“おカネ”の話や、案件を依頼したい時のおすすめ方法などもあわせて詳しく解説します。ぜひお付き合いください。
目次
そもそもInstagramとは主に、写真や動画を投稿したり、他人の写真や動画を見ることを目的とするSNSです。日本国内での月間アクティブユーザー数はおよそ3,300万人で、海外でのユーザー数は約10億人にものぼるといわれている世界的にも大変人気のSNSです。日本国内でのユーザー年齢層は、10〜20代が半数以上を占めており、30代以上が残り半数、といった内訳となっているようです。また、国内利用者の男女比は男性43%、女性57%と、やや女性ユーザーの方が多くなっています。
まずはじめに、Instagramの企業案件がどのように成り立っているか、どのような仕組みになっているのかを説明します。
企業側からインスタグラマー本人や、タレントが所属する芸能事務所にコンタクトを取り、案件を依頼するという形が一般的です。案件を依頼する相手が決定した後は、必要であれば秘密保持契約（NDA）を結び、打ち合わせを行ってから投稿を作成してもらい、チェックののちに投稿、1投稿につきギャラが発生するというのが大まかな流れです。
商品やサービスをPRした投稿を公開することで、そのタレントやインフルエンサーのフォロワーだけではなく、不特定多数のInstagram利用者に投稿を見てもらうことが可能です。その投稿を見た消費者が、商品やサービスに興味を持ち、実際に購入まで至ることで、広告案件は結果が出て成功した、ということになるわけです。
では、タレントやインフルエンサーに案件を依頼するメリットは、具体的にはどのようなものがあるのでしょうか。実は嬉しいメリットだらけなので、ぜひチェックして頂きたいポイントです！
・拡散力が上がる
タレントやインフルエンサーに商品やサービスをPRした投稿をしてもらうだけで、そのフォロワーのほとんどが投稿を目にするはずです。選ぶタレントやインフルエンサーのフォロワー数にもよりますが、うまくいけばたった1投稿でも数万人～数百万人の目にとまることが可能なのです。
また“2次拡散”と言って、PR投稿を見たフォロワーが拡散することにより、さらなる消費者に見てもらうことができるというのもメリットの一つです。
しばしば「Instagramはリツイートやシェアなどの機能がないので、拡散効果は低い」と表現されることがありますが、決してそんなことはありません。リポストという機能を導入すれば、他人の投稿をシェアすることも可能ですし、ハッシュタグのキーワードを工夫することで、投稿を見てもらえる機会は格段にアップします。
また、テレビCMなどの広告は、不特定多数に向けて発信するものであるため、その商品やサービスに興味のない層も見ることが多いと思いますが、インスタ案件の投稿だと、訴求したい層にダイレクトに届きやすいというのも大きなメリットの一つです。
・商品やサービスの売り上げアップ
タレントやインフルエンサーに商品やサービスをおすすめしてもらうことで、特にファン層や同世代などに対しての訴求力が高くなり、実際に購入に繋がるケースも多いと思います。
さらにInstagramには、投稿から直接購入に繋げられる便利な機能もついています。ショッピング機能と呼ばれるもので、日本では2018年から導入されました。
Instagramの投稿の写真を見て商品などが気になった人を、そのまま購入サイトに誘導できる機能で、欲しいと思ってから購入までの流れがスムーズなため、実際に購入まで至りやすいというのが大きな特徴です。
・コストを抑えることができる
タレントを起用して広告を打つとなると、媒体ごとの違いはありますが、それなりに予算がかかってしまうのが現状です。最近は比較的に安く済ませることのできる運用型テレビCMやWeb広告も流通していますが、それでもある程度の費用は覚悟しなくてはなりません。
しかし、Instagramでの案件であれば、多種多様な広告よりもコストを抑えることが可能です。もちろん、駆け出しのインフルエンサーに依頼するのか、フォロワー数が多い人気タレントに依頼するのかで費用の違いは出てくるものの、タレントを起用したとしても、かかる時間、仕事量、コストはテレビCMや広告などに比べて抑えることが可能といえます。
・広告のマイナスな印象を持ちにくい
一般に、Web広告やSNS広告は、何度も流れてきたり、せっかく見ている動画や投稿を少し邪魔されてしまうような印象もあり、あまりにも目にする回数が多かったりすると、かえって商品や企業に対してマイナスなイメージを持たれてしまう危険性もあります。
しかし、Instagramへの投稿による企業案件は、自分が好きなタレントやインフルエンサーが紹介しているということもあり、企業や商品へのプラスイメージにつながることが多いのです。
・国外へのアプローチも可能
テレビCMや紙媒体などの広告は、よほどバズったりしない限り、国内でのアプローチに限られてしまいます。しかし、Instagramは国内ユーザーも多いですが、海外ユーザーも非常に多く、世界中のアクティブユーザーはおよそ10億人にものぼるといわれているSNSです。例えば、渡辺直美さんやローラさんなど、海外で活動する人気インスタグラマーに企業案件を依頼することで、海外のユーザーにもアプローチすることが可能になるのです。
ここまでは、企業案件を依頼するメリットについて、たくさんお話しさせていただきました。ここからは、気になっている方も多い「お金のハナシ」です。
一般的に、インスタグラマーに依頼する際の金額を決める基準になるのはフォロワー数で、フォロワー1人あたりの金額を「フォロワー単価」と呼んでいます。あくまで一般的な相場になりますが、インスタグラマーに投稿を依頼した際、1投稿あたりのフォロワー単価は「1~4円」といわれています。少し開きがあるように感じるかもしれませんが、これはフォロワー数に応じてフォロワー単価も変動するという意味でもあります。
フォロワー数とフォロワー単価は比例関係にあり、例えばフォロワー数が1万人のインスタグラマーに案件を依頼するとなると、一般的なフォロワー単価は1〜2円くらいになるので、1〜2万円が支払われることになります。フォロワーが10万人のインスタグラマーの場合は、フォロワー単価が2〜4円で、20〜40万円前後の支払い、という計算になるのです。
では、芸能人などタレントに依頼すると、その相場はどうなるのでしょうか？
一般的なインフルエンサーに比べて、ある程度の知名度があってInstagramで公式アカウントを所持しているタレントは、世間への影響力がより大きくなるというのは明らかです。そのため、前述した一般的なフォロワー単価である1〜4円よりも、さらにその単価は上がることが多いです。ある程度のフォロワー数がいるタレントの場合は、フォロワー単価は3〜5円、さらには200万人を超えるフォロワーがいる場合は5円以上になる場合もある、と考えて良いでしょう。
ここからはInstagramのアカウントを持っているタレントのフォロワー数を、ランキング形式でご紹介します。フォロワー数100万人を優に超える、非常に人気の高い方たちばかりです。
ランキングには10位までの日本人のタレントをピックアップしましたが、11位以降には藤田ニコルさん506万人、山下智久さん496万人、佐々木希さん470万人、新木優子さん466万人など、誰もが名前を知っているような芸能人の名前があがってきます。
このランキングに名前を連ねているような有名タレントに企業案件を依頼できるとなると、1回の投稿だけでもかなりの効果が期待できるといえるでしょう。
尚、タレントによってはこのようなPR案件を受けていない場合も多くあります。それはInstagram がひとつのブランディングツールであって、そのタレントの価値を示すプラットフォームでもあるから。企業案件を受ける受けないはタレントや事務所の方針によってさまざまですので予め確認が必要です。
ここからは実際に、タレントにインスタグラムの案件を依頼したい、という場合に、どのようにして依頼すれば良いのか、そのおすすめの方法をご紹介します。
駆け出しのインフルエンサーやフォロワーがそこまで多くないインスタグラマーに依頼するのであれば、本人にDMなどで直接コンタクトを取り、そのまま交渉にうつるのが良いかと思います。
しかし、タレントに依頼するとなると、本人に直接依頼するということはほとんどの場合、不可能です。所属する芸能事務所などにまず企画を説明して話を通す、というのが一般的な流れでしょう。ただ、これまであまりインスタ案件を取り扱ったことがない企業や、タレントを初めて起用するという企業にとっては、事務所に依頼する際のノウハウが不鮮明で、思うように進められない場合が多いかと思います。
そこで、おすすめの方法は「キャスティング会社を使うこと」！
私たちYOU MAY Castingを始めとするキャスティング会社は、普段から数多くの芸能事務所やタレントたちとコミュニケーションを取っており、すでに関係性が構築されています。さらに、さまざまな媒体にタレントを起用する際に、企業と芸能事務所との橋渡し役を行なっているため、タレント起用における最良なノウハウが備わっているのです。さらには、私たちは予め依頼したいタレントやインフルエンサーのエンゲージメント指標などをお出しすることも可能です。
また、インスタ案件の場合、タレントに投稿の許可をもらうには、きちんとした交渉ができることが非常に重要です。ギャラなどお金の問題だけでなく、案件で紹介して欲しい商品やサービスに、そのタレントがいかに共感できるか、という部分が交渉成功のキーポイントになります。つまり、タレントサイドに対してのこちら側のプレゼン力が問われ、依頼が成功するか失敗するかの明暗を分けることになるのです。プレッシャーのかかる内容に思うかもしれませんが、私たちYOU MAY Castingには、これまで芸能事務所と数々の交渉を行い、持ち前のプレゼン力を発揮して案件を成功に導くことができたと、いう実績と自信があります。
インスタ案件の場合は、事前に打ち合わせはしますが、投稿内容や文章の構成なども最終的に確認作業が必要になります。ここを怠ると、後から問題になって、結局投稿を削除せざるを得ない…というパターンになってしまうことも考えられるので、確認作業は抜かりなく行いたいところです。
私たちYOU MAY Castingは、この最終確認にも携わって、案件として成立しているか、投稿後の集客は見込めるかなどを判断し、インスタ案件を成功に導くために尽力させていただきます。
また、紹介したい商材によっては「美容系インフルエンサー」の起用が相性がよかったりもします。そこで以下の記事では人気の美容系インフルエンサーの紹介をしています。イメージに合いそうなインフルエンサーが見つかりましたら、ぜひ一度お問い合わせください。
美容製品のPR施策にインフルエンサーを起用することは当たり前になってきました。星の数ほどいるインフルエンサーや、日々バズりを繰り返すPR投稿。今回はPR投稿やYoutubnbeタイアップなどの依頼方法や美容系インフルエンサーを一挙ご紹介します！
私たちは予め依頼したいタレントやインフルエンサーのエンゲージメント指標などをお出しすることが可能です。
フォロワーが多い＝必ずしも効果がある、とは言い難いのがInstagram。実際の投稿がどのような反響を得るのか、これまでの投稿から予測値を提出いたします。
さらには投稿したあとにその投稿がどれだけ効果があったのか、その効果測定も我々にお任せください！
インスタ案件は、1投稿から依頼できるので、広告などをやったことがない企業の方でも、比較的気軽に始められるものです。案件を依頼してよかった、と思って頂けるようにYOU MAY Casting一同、全力でお手伝いさせて頂きたいと思っています。
どんな些細なことからでも、お気軽にお問い合わせください。皆さまとお会いできる日を心よりお待ちしています！
Q. どのインフルエンサーを使いたいなど決まっていないのですが大丈夫ですか？
A. はい、大丈夫です。ヒアリング後に貴社ターゲットにアプローチできるインフルエンサーをご提案させていただきます。
Q. SNS PRは、TikTokも対応可能ですか？
A. 可能です。X、Instagram、TikTok、Facebook、YouTubeなどどんなSNSツールでのPRもお任せください。
Q. PR投稿後の効果測定まで行ってもらえますか？
A. はい、弊社YOU MAY Castingではお客様のご希望がございましたら行わさせていただきます。
Q. インフルエンサーの男女比やリーチ数が見えるような提案をもらうことは可能ですか？
A. 可能です。弊社YOU MAY Castingが契約をしているツールを使いインフルエンサー様のフォロワー男女比率やエンゲージメント数（総投稿に対しての平均いいね数）をご提案資料に添えてご提案をさせていただきます。
Q. 投稿して欲しい内容やハッシュタグなど、指定することはできますか？
A. 可能です。お客様の販促・マーケティング計画に則り、ご指定頂いた内容且つ、イメージ通りの撮影までお客様へのヒアリングの上、ご提案を行います。
