こんにちは、キャスティングディレクターの林です。
今回はなかなか連絡の取れない有名デザイナーやクリエーター、アートディレクターに仕事を依頼したい時の方法を書いてみたいと思います。
目次
私たちが日ごろ目にするアート、ファッション、広告写真、テレビCMにはアートディレクターやデザイナー、映像クリエイターなどたくさんの人たちが関わっています。その中には会社に属さず、フリーで活動する人もたくさんいます。
ファションデザイナーを例に取ると、自身のブランドを大きな会社組織にしない場合も多く、連絡先もインスタグラムにメールアドレスを載せているだけで、ホームページがなかったり。HPがあっても電話番号は載せていなかったりする場合があります。その場合、本人と直接知り合いか、それとも本人の連絡先を知っている人を介してでないとなかなか連絡が取れない、といった具合。
ではどうやってそのファッションブランドやデザイナーと連絡を取るのか…
そこには「プレス」「PR会社」という存在が欠かせません。
ファッション・アパレル業界において、「プレス」とはそのブランドの広報・宣伝担当としてブランドや商品のイメージアップや認知拡大を目指す仕事をしている部署を指します。ファッションデザイナーが会社組織にしている場合も、そのプレスの人たちが外部との交渉を担当しています。
ただ前述の通り、会社組織に属さないデザイナーも多いため、そういったプレス担当がいない場合は「PR会社」が連絡先となっています。
「PR会社」の役割として多いのは、自社でショールームを持ち、PRを担当しているブランド(アパレル、ジュエリー、バッグ、スポーツブランドなど)のアイテムを展示し、そのアイテムをスタイリストや編集者に貸し出すような例です。また、ファッションデザイナーは自身の作品を発表するために、年2回展示会を開催することが多く、その際そのPR会社のショールームで展示会を行なったりします。
このようにプレス・PR会社は展示会などのオフラインイベントやオンラインでの媒体などを通し、スタイリストをはじめ、たくさんの招待客や幅広い媒体へのメディア対応まで行うことを仕事としています。さらにはイメージ戦略などのブランディングコンサルティングまで請け負う会社も多いようです。
フォトグラファー、スタイリスト、ヘアメイク、アートディレクターなどの「クリエイター」と呼ばれる人たちもまた、会社やクリエーターの事務所に所属せずフリーで活動する人が多くいます。
みなさんが日頃テレビや街中、WEBを見ていて、これは “おもしろい” “かっこいい” “かわいい” など印象に残る広告には、このクリエイターの存在が欠かせません。演者であるタレントやモデルの存在はもちろんですが、全体の世界観を作り上げ企画を練るクリエイターの力があってこそ、素晴らしい広告が作られます。
例えば、このCMを覚えていますか?
こちらは1997年の発表された「ホンダステップワゴン」のCMです。
FFレイアウトのボンネットタイプのミニバンの先駆けとなり、新たなファミリーカーの登場を感じさせるものになりました。
この印象に残るCMを手掛けたのは、現在、日本の代表的なアートディレクターの一人である佐藤可士和さんです。彼は現在数々の有名企業のロゴをデザインしています。
どのロゴも一度は目にしたことがあるものばかりですね。
彼のデザインは時代にマッチし、覚えやすく洗練され、世界から見た日本というグローバルな視点からも優れた評価を得ています。
他にはMUJI(無印良品)や蔦屋書店のデザインをした原研哉さんも日本を代表するアートディレクターです。
彼はできるだけ何もデザインしないをテーマに掲げ、簡素でありながら、洗練されているという日本的なデザインも融合されていて、海外でも新たなデザインとして評価されています。
出典:アマナインサイト
もう一人ご紹介します。
松任谷由実さんやMr.Childrenなど数多くのアーティストのアルバムジャケットを手掛ける森本千絵さんも代表的です。
NHK大河ドラマ「江」、朝の連続テレビドラマ小説「てっぱん」のタイトルワーク、KIRIN「8月のキリン」、「一番搾り」のパッケージデザインなど活動は多岐に渡り、どれも心に染み渡るような柔らかくも力強い作品が多い印象です。
では自社の広告を有名なクリエイターに作ってもらいたいと思った時に、どういう手順でアプローチすればいいのでしょうか?
会社やクリエイターの事務所に所属していることがわかれば、そこに連絡して担当のマネージャーと話すという形になりますが、フリーで活動されている場合は、なかなかコンタクトを取りづらい場合もありますよね。
実は私たちYOU MAY Castingは、そんな有名デザイナーや大御所クリエイターへの仕事依頼・キャスティングにも強いのです!
なぜ弊社YOU MAY Castingがクリエイターのキャスティングに強いのかというと、その母体が「株式会社プロモデルスタジオ」であることに所以します。
プロモデルスタジオでは、主に以下の業務を行っています。
・キャスティング事業
・モデルの発掘/育成/支援事業
・日本中のモデルエージェンシーのポートフォリオ(BOOK)制作事業<業界シェア90%超>
・クリエイターやインストラクターのエージェント事業
・撮影スタジオ運営事業
・デザイン制作事業
このような多岐にわたる事業を通じて、日々日本中のたくさんのクリエイターやデザイナーとも交流があるため、ファッション業界を中心に強いコネクションを持っています。ここが他の キャスティング会社とは圧倒的に違う強みともいえます。
有名デザイナーやアートディレクターなどのクリエイターにどうやって仕事依頼をすればいいかお困りではないですか?
YOU MAY Castingでは全事業部を通じ、キャスティングから撮影、制作までもワンストップで請け負うことが可能です。案件がまとまる前段階でもご相談いただけます。
是非一度、お気軽にお問合せください!
Q. 東京以外の撮影も可能ですか?
A. 可能です。撮影内容によっては、日本国内のみならず、国外での撮影も調整できます。
Q. 撮影と印刷物の納品まですべてお願いしたいのですが可能ですか?
A. もちろん可能です。弊社の制作事業部Y.M.Designでは、専門のディレクターとデザイナーが企画からデザインまですべてワンストップで担当させていただきます。撮影スタジオの手配はもちろんのこと、カメラマンの手配や印刷会社との連携もお任せください!
Q. HPやLPのコーディングもお願いしたいのですが可能ですか?
A. 可能です。テストアップページ等も同時に作成してまいりますので、コーディング後の動きなど確認も問題なく確認いただけます。コーディングはページ数によりお見積りが変動いたしますので、詳しくはお問い合わせください。
Q. どこから費用が発生しますか?
A. お打ち合わせにてヒアリングをさせていただき、ある程度の企画概要とそこに付随するお見積りと発注書を提出させていただきます。発注書に捺印いただきました段階で契約が成立となり、以後費用が発生します。費用の詳細はお問い合わせください。
ユウメイキャスティング キャスティングディレクター。
モデル・タレント事務所向けにプロモーションツールのデザインと制作を20年以上経験。長年培ったマネージャーやモデルとのリレーションを生かしキャスティングの提案活動にも影響力を持つ。
また、広告制作・デザイン提案の機会も多く、企業の広告活動に広範囲に渡り貢献する。