投稿者： きえ2024年02月24日
こんにちは！キャスティングディレクターのきえです。
最近、「運用型テレビCM」という言葉を耳にする機会が増えていませんか？
浸透しつつある言葉とはいえ、広告業界に関わりが薄いと、従来のCMと何が違うのかあまりわからない…という方もまだまだ多いと思います。ただ、これから広告を作りたいと考えている方にとっては、知らないと損！と言ってもいいくらいのものかもしれません。
今回は、この運用型テレビCMについて、メリットや注意点などを詳しく説明していこうと思います。よく聞くのに、一体なんのことなのかいまいちわかっていない…そんな方でも、これを読めば運用型テレビCMとはなにかを、完全に理解できるはずです！ぜひお付き合いください。
目次
運用型テレビCMとは、従来のテレビCMと運用型広告を掛け合わせたテレビCMのことを指します。今まで説明してきた「認知向け広告」と「運用型広告」2つのメリットをいいとこ取りしている、今後さらに注目されるべきハイブリッドなコンテンツで、「第三のテレビCM」と表現されることもあります。
運用型テレビCMの最大の特徴は、放映されたテレビCMの費用対効果を検証し、更新していくことが可能な点です。リアルタイムに効果を検証することで、CMを放映する時間やタイミングを変更したり、内容を更新したりと、より効果の高いものに変えていくことができるのです。
運用型テレビCMが拡大したのは、2020年2月から始まった「SAS」というテレビCM枠の新しい購入方法がスタートしたことにもあります。SASとは、スマートアンドセールスの略で、枠を1本単位で購入できるCMのことをいいます。
今までのテレビCMは契約期間が最低でも1か月や1クール以上だったり、曜日や時間を指定できてもどの番組中に放送されるかは指定できなかったりと、あまり自由度のないものが大半でした。また、従来のテレビCMは多くの費用がかかってしまうため、手を出せなかった企業も多くありましたが、それがCM枠を1本から購入できるSASによって、テレビCMを新たに始めることのできる企業が増えたことも、運用型テレビCMが急成長した背景といえます。
まず1つ目は、先ほども少しお話ししましたが、なんといってもその都度効果を検証して、より効果が期待できるものに変えることが可能な点です。一度作って終わり、ではなく、CMが配信された後に費用対効果などを測定し、内容をさらに訴求力のあるものに変えたり、放映時間を調整したりと、自由に変更することができるのです。もちろんそれなりに手間はかかってしまいますが、それだけ高い効果を得られることは言うまでもありません。
そして2つ目のメリットは、比較的安価でスタートできること。従来のCMと違って、長い期間の枠を購入するわけではなく、1本単位から購入できるので、今まで手が出せなかったけどテレビCM制作に初めて乗り出すことができた、という企業が非常に増えました。
3つ目のメリットは、ターゲットをある程度絞ることができる点です。どの時間帯に放映するか、どの番組の間に出すのかなど、細かく選ぶことができるため、例えば若者向けの商品のCMの場合は若者に人気のある番組中のCMとして流すことだってできます。従来のCMと違い、狙ったターゲットに商品をPRできるということは、非常に大きな利点であるといえます。
では実際に、運用型テレビCMを始めてみたいと思った際、どの会社に依頼するのが良いのでしょうか。
「いや、その前に依頼せずとも自分たちでできないものか…」そう考える方も、もしかしたらいらっしゃるかもしれません。これまではメリットばかりを説明してきましたが、運用型テレビCMは一度出稿して終わりではなく、その都度より効果の高いものに変えながら運用しなければならないため、かなりの労力がかかる上に、費用対効果を検証するツールなどを持っていないとなかなかうまく活かすことができません。
そこで、広告の制作やデータの効果測定などを代行する、以下のような広告代理店に依頼することをおすすめします。
・株式会社ノバセル「ノバセル」
https://novasell.com/
“成長と効率化を同時に実現する”というコンセプト。データ分析の部分だけ依頼することも、ワンストップで全てお任せすることも可能。また、過去に放映したCMの分析も行ってくれる
・株式会社テレシーの「TELECY」
https://telecy.tv/
独自の分析ロジックを用いて、ネット広告と同じ指標で効果を可視化できる。また、少額から始められることが特徴。こちらもノバセルと同様、ワンストップで依頼することも可能。
・株式会社トライステージの「ウルテレ」
https://urutere.com/
“売上に直結する運用型テレビCM”をモットーにサービスを展開
これらの会社には、すでに運用型テレビCMのノウハウが浸透しており、費用対効果を検証するツールなども確立しているので、高い効果を得られるCMを作ることができるはずです！
広告、と聞くと皆さんはどんなものを思い浮かべますか？やはりテレビCMや新聞・雑誌などをイメージする方が多いかもしれませんが、最近ではYouTubeやInstagramの広告など、Web広告もぐんぐんと急成長しており、実際に目にする機会も増えているはずです。そんな多岐に渡る媒体で出す広告には、大きく分類すると種類が2つあります。
認知向け広告とはその名の通り、広告によって「認知してもらう」ことを目的としています。代表例としてまずはじめにあげられるのがテレビCMで、その他新聞や雑誌、ラジオ、駅の看板などが主な認知向け広告としてあげられます。
認知向け広告は、見た人に印象を残すということが最も重要なので、いかにインパクトのある内容で発信できるか、という部分がカギになります。昨今はZ世代など若者層を中心に“テレビ離れ”が進んでいるといわれていますが、そんな中でもいまだにテレビCMの効果は絶大です。
誰にでも今まで見た中で印象に残っているCM、というのは存在すると思います。印象に残るCMの代表例として、最近では松田翔太さん、桐谷健太さん、濱田岳さんを起用したauの“三太郎”シリーズ、ソフトバンクの“白戸家”シリーズ、星野源さんと吉岡里帆さんを起用した日清の“どんぎつね”シリーズなどなど…シリーズものが特に印象に残りやすい傾向にあるようです。また、CMソングを今でも口ずさむことができる、というものも多いと思います。（世代が分かってしまうかもしれませんが笑）少し懐かしいものですと燃焼系アミノ式や、キューピーのたらこパスタソース、タケモトピアノなど、あげだしたらキリがありません。
こういった印象に残るCM、つい口ずさんでしまうフレーズやCMソングは認知向け広告の成功例で、幅広い層の人に一気に知ってもらうことができ、結果として商品やサービスの購入に繋がっていく効果が期待できます。
・認知向け広告のメリット
まず、幅広い層、そして一気に大多数の目に入ることが可能であるという点が最大のメリットといえます。テレビCMですと、一度に数十万人から数百万人の目に入ることも不可能ではありません。思わず言いたくなるようなキャッチフレーズや歌、CMの設定などがうまくいけば、○○といえば○○会社、というようにブランドを広く認知させることができ、その商品を実際に購入したり、サービスを開始する方が増えるという効果が期待できます。
また、特に認知させたいものが高齢者向けの商品やサービスであった場合は、テレビCMをはじめとした認知向け広告が絶大な効果を得られます。というのも、高齢者層はWeb広告を見る機会がないという方も多く、テレビや新聞、ラジオから情報を入手している方の割合が他の層に比べて、格段に多いからです。
運用型広告とは、前述の認知向け広告と違ってターゲットや予算、広告の内容をリアルタイムに変更し、効果を高めることができる広告のことをいいます。代表例として、リスティング広告（Yahoo!やGoogleなどで検索した際、上部に出てくる「広告」と書かれたサイト）やSNS広告、YouTubeなどの動画広告など、Web広告が大半を占めています。
SNSを始めとしたインターネット社会になっている昨今では、この運用型広告が非常に注目されており、急成長しているコンテンツでもあります。
運用における費用は、「クリック課金式」と「インプレッション課金式」に分かれています。「クリック課金式」は広告がクリックされるたびに広告費が発生しますが、クリックされない場合は何も発生しないものです。一方で「インプレッション課金式」は広告が1回表示されるたびに広告費が発生し、広告がクリックされなくても費用が発生するものです。
・運用型広告のメリット
普通広告といえば”枠”を購入するので、一度作ってしまったら変更できないというのが当たり前のイメージとしてありますよね。しかし、運用型広告は出稿後も配信内容だけでなく、頻度や配信時間など、流動的に変えることが可能なのです。
さらに、不特定の大多数に向けて発信する認知向けの広告と違い、ある程度ターゲットを絞って発信することが可能です。また、テレビCMに代表される認知向け広告は莫大な費用が掛かるイメージがあると思いますが、この運用型広告は比較的安く始められるというのも大きなメリットの一つです。
私たちYOU MAY Castingは、軸はキャスティング会社として様々な企業様と日々お仕事をさせていただいています。でもその仕事内容は単にキャスティングだけではなく、これまで詳しくご紹介してきた「運用型テレビCM」についてもご相談に乗ることができます！
なぜできるかというと、広告業界や芸能界の第一線で活動していますので、多岐に渡る芸能事務所との関わりがあり、広告代理店や広告制作会社とも今まで数え切れないくらいやりとりをして、すでにノウハウを熟知しているからです。
広告を初めて制作してみたい方でも、より効果の望める広告を出稿したい方でも、どなたでもお気軽にお問い合わせください。もし、CMを制作したいと思ってて、何から手をつけていいかもわからない、という方でも安心です。私たちYOU MAY Castingは、広告の枠を取ってくるところから、企画の立案、キャスティング、制作まで、全てワンストップでご相談できます！皆様とご一緒にお仕事ができる日を、従業員一同楽しみにしております。
Q. 提案いただけるタレントのリストがほしいのですが。
A. 弊社YOU MAY CastingではまずZoom等にて簡単にお打ち合わせをさせていただき、ご希望の条件をヒアリングいたします。その後条件に合ったタレント等を、弊社独自の提案資料にまとめご共有いたします。案件内容や出演の諸条件によって、契約料や出演料は事務所ごとに異なりますので都度お問合せいただけますと幸いです。
Q. CMなど動画制作も一緒にお願いできますか？
A. 可能です。弊社YOU MAY Castingは、自社に制作事業部ももっておりますので、CMなどの動画制作に関しても全て一括してお任せいただけます。ご予算に合わせてご対応いたします。
Q. 動画制作はどこまでの範囲が依頼できますか？
A. 弊社YOU MAY Castingは、企画書・絵コンテ、編集・音楽制作、撮影ロケハン、データの書き出しなど、動画広告に関する全ての範囲でご発注が可能です。
Q. 東京以外の撮影も可能ですか？
A. 可能です。撮影内容によっては、日本国内のみならず、国外での撮影も調整できます。
Q. WEB制作（LPなど）も一緒にお願いしたい。できれば展示会のPOPなどの制作も…
A. 可能です。弊社YOU MAY Castingは、CM制作・HP/LP制作・交通広告制作・SNS広告制作・POP制作・PRイベント制作、など全ての範囲を一括してお任せいただけます。 制作実績例はこちら：https://youmaycasting.com/other/creative/
