
こんにちは!キャスティングディレクターのきえです。
広告やイベントなどにタレントを起用することで、企業にとっては大きな効果が得られますが、タレントキャスティングにおいて、絶対に回避したいのがミスやトラブルです。私たちキャスティング会社も数多くの案件に関わってきましたが、これまでも「違約金問題に発展してしまった」「契約書に不備があって、広告案件がなくなってしまうかもしれない」などいったトラブルになってしまった企業の方を実際に見てきました。
そこで今回は、広告案件の成功実績が豊富な私たちYOU MAY Castingが、タレントキャスティングにおける失敗の過去事例やトラブルを防ぐ方法などをご紹介します!キャスティングで失敗しないために、ぜひ参考にしてみてください。
目次
そもそもキャスティングとは、広告などにおいて、タレントやモデルなどを起用して配役を決定すること、をいいます。ここでは、キャスティングの基本的な流れと失敗しがちなパターンをご紹介します。
私たちYOU MAY Castingでの流れを例に出しますが、まずお問い合わせいただいてから、担当スタッフがヒアリングを行います。企画の内容や企業としての意図・目的をしっかりと把握させていただき、キャスティングにおけるタレントのイメージをお聞きした上で、候補のタレントなどをご提案します。その後、所属事務所と交渉・契約を行い、撮影、編集という流れになります。
ここでキャスティングを成功させるために重要なのは、イメージと合致したタレントを起用することです。企業のイメージにあったタレントを起用することで、消費者はタレントのイメージと企業イメージをリンクさせやすく、高いプロモーション効果が期待できます。
キャスティングにおいては、大きく分けると2種類の失敗があります。
①配役ミス
映画やドラマなどでも「ミスキャストだ」と話題になってしまうことがしばしばありますが、同じようにタレントと企業のブランドイメージがマッチングしないというミスです。奇を衒って、あえて企業イメージと真逆のタレントをキャスティングすることで大きなインパクトを与える手法も存在してはいますが、これはある意味賭けのようなキャスティングです。基本的に企業のブランドイメージと合致したタレントを起用することが成功への道とされています。
②実務ミス
例えばキャスティングが成功し、イメージとぴったりのタレントが起用できたとしても、契約の段階だったり、スケジュール管理がうまくいかなかったりなど、運営側でのミスが起きてしまうと、最悪の場合、案件自体がなくなってしまう恐れもあります。
特に広告制作などの経験が浅い企業の方が陥りがちな失敗ですが、広告制作やタレント起用には想像以上の時間とお金がかかり、こなすタスクも多いことをしっかりと把握すること、経験のあるキャスティング会社などにサポートしてもらうことで、実務ミスというのはほとんど防げるかと思います。
タレントの起用について、検討の流れは以下のコラムでも詳しくご紹介をしています。ぜひあわせて参考にしてみてください。
今回は「タレント」「芸能人」を広告に起用(キャスティング)する際の流れと費用、そしてその効果をわかりやすく説明してみたいと思います。はじめてタレント起用を検討されるお客様必見、弊社YOU MAY Castingにお任せください!
パターン①タレントイメージと商品コンセプトの不一致
例えば、高齢者層がターゲットの商品であるにも関わらず、起用したタレントが若い世代に人気のインフルエンサーだった場合、高齢者層の認知度はかなり低く、思うようなプロモーション効果が得られないことは想像できるかと思います。
一方、化粧品やスキンケア用品などは一昔前であれば女性が広告塔になるパターンがほとんどだったかと思いますが、現代は男性もスキンケアをしていたり、男性化粧品が増加していたりなど、業界によってはキャスティングの幅が広がっているところもあります。
パターン②タレントの不祥事による影響
せっかくイメージ通りのキャスティングができても、そのタレントが不祥事を起こしてしまうと、違約金などのトラブルも発生しますし、企業のイメージまで落ちてしまいかねません。特にSNSやインターネットが普及している現代では、思わぬところから炎上してしまうこともあります。
事前に炎上しないタレントを探すというのは至難の業ではありますが、過去に炎上経験がないかどうか、SNSなどの投稿で過激な発言がないかどうかなど、最低限は事前に調べておくようにしましょう。
具体的には、主に以下のことに注意しつつ、配役ミスを回避できるようにしましょう。
・企業イメージ、ブランドコンセプトの再確認
・PRする商品やサービスのターゲット層を再確認
・候補タレントのイメージ調査、ファン層のリサーチ
・候補タレントが過去に起用された企業や商品の調査
・候補タレントのSNS調査
失敗事例①
ある衣料品ブランドの実例です。人気俳優と契約し、広告によるプロモーションを行っていましたが、起用された俳優が契約に違反した行動を起こしてしまいました。ブランド側は契約解除を求めましたが、俳優と所属事務所が異議を唱えて結果的に裁判所の介入が必要となってしまうくらいの問題に発展してしまいました。
失敗事例②
これは広告ではありませんが、ある人気漫画の実写映画化をする際に、人気キャラクターに抜擢した俳優が、ミスキャストだと批判された実例もありました。特に原作が漫画の場合は、キャラクター像が出来上がっている上にキャラクターにファンがついていることも多く、実写化の成功は難しいと一般的にいわれています。
広告においても、ミスマッチなキャスティングをしてしまうことによって、広告効果が低下してしまう恐れがあります。
トラブル事例①スケジュール調整ミス
希望通りのタレントをキャスティングでき、撮影のスケジュールも決まっていたのに、調整ミスによって撮影ができなくなってしまう事例です。タレントは基本的に多忙であるため、簡単に日程の再調整ができるわけでもありません。結果的に、広告の完成が予定よりも大幅に遅れてしまうこともあり得ます。
トラブル事例②準備不足
広告撮影にはタレント本人だけでなく、さまざまな準備が必要になります。専門の撮影スタッフはもちろんのこと、撮影場所、タレントのヘアメイク・スタイリストなど、さまざまです。また、移動や宿泊を伴う撮影の場合は、タレントやマネージャーの分の航空券・乗車券や宿泊場所を用意しておく必要があります。これらの準備を怠ると、最悪の場合、撮影ができないという事態になってしまうこともあります。タレントが無事キャスティングできたからといって安心せず、その他の必要なスタッフなどの手配に取り掛かりましょう。
契約に関するトラブルとして、出演料の未払い(遅延)、競合違反などがあげられます。どの場合も、契約違反として訴えられてしまうリスクがあり、最悪の場合、多額の賠償金などが発生してしまうので、契約内容におけるトラブルは絶対に起こさないようにしたいところです。
なお、競合とは「タレントが同じ期間に同じ業界・分野や商品の広告に出演してはならない」という契約上のルールのことをいいます。
具体的には、タレントの使用期限が明確になっておらず、契約期間を過ぎた後にも広告を放映してしまった例や、出演媒体をテレビのみで契約したが、WebCMにも起用すると後から社内で言われてしまった例などがあげられます。
実務ミスを防ぐためにまず重要なのは、契約書の作成において抜けがないようにすることです。この段階で、明瞭な、そして双方が納得した内容の契約書を作成できれば、後々になって「契約違反だ」「違反ではない」などといったトラブルへの発展を未然に防ぐことができます。
また、実務ミス回避のためのおすすめの方法は、キャスティング会社や広告代理店などノウハウが備わっている会社に依頼することです!私たちのようなキャスティング会社や広告代理店は、広告案件の実績が多数あるので、契約や実務などの経験が非常に豊富です。慣れている会社に依頼することで、自社の社員の負担を大幅に削減できますし、何より企画を進める上での安心感が段違いかと思います。
キャスティングの失敗を防ぐためには、キャスティング会社や広告代理店など、広告案件を専門としている企業の力を借りることがおすすめの方法です!
キャスティング会社とはその名の通り、企業やクライアントから依頼のあった案件に対して、タレントのイメージなどをヒアリングして候補者を提案するだけでなく、その後の所属事務所との交渉や契約まで、一貫してサポートする会社です。
豊富な経験を活かし、タレントを起用した広告案件におけるリスクマネジメントも万全ですので、安心して依頼していただくことができます。また、万が一トラブルが起きてしまった際の対応もお任せいただけます。
キャスティング会社は数多くあり、どの会社を選べば良いのか難しく感じる企業の方は多いと思います。キャスティング会社を選ぶ際のポイントは、まず得意分野を把握すること。キャスティング会社によって、アーティストに強かったり、インフルエンサーなどSNS関連に強みがあったりなど、特色はさまざまです。起用したいジャンルを得意としているキャスティング会社を選ぶとよいでしょう。
また、キャスティング会社ごとにHPに過去の実績が記載されているので、自分たちが進めたい案件と似たようなジャンルのタレントを起用している会社を選ぶことによって、スムーズに案件を進めることができるはずです。
そして、キャスティング会社に依頼するにあたって不安に感じるのは“費用面”かと思います。価格設定が明瞭で、透明度が高いほど信頼できる会社と言っても過言ではありません。問い合わせの際に費用面をしっかり伝えてくれる会社がおすすめです。
広告や宣伝物など様々なシーンでタレントや芸能人を起用する“タレントキャスティング”は、製品や企業の認知度アップ、売上向上、企業ブランドのイメージアップにも繋がる施策です。今回はタレントキャスティングに関しての基礎知識から実際かかる費用をお伝えします。
私たちYOU MAY Castingはさまざまなジャンルの芸能事務所などと信頼関係を構築しているので、俳優やアーティスト、インフルエンサー、お笑い芸人など、どんなジャンルの方でもキャスティング交渉が可能です。
また、“キャスティング会社”と聞くと、タレントをキャスティングすることを専門としている会社に思いがちですが、私たちYOU MAY Castingはそうではありません!広告制作における企画の段階から、撮影までのスケジュール管理、撮影当日のアテンド、撮影スタッフの手配など、広告制作に関わる全てのことを一括でお任せいただくことができます。
また、独自に映像制作部門があるため、撮影後の編集作業もわざわざ外注する必要はありません。ワンストップで、私たちに全てお任せください!
さらに、タレントの広告起用の場合は、イメージキャラクター就任のお披露目イベントをメディア向けに行うこともありますが、私たちYOU MAY Castingであればイベント開催のサポートもお任せいただくことができます。
広告制作などを成功に導くために大切なことは、目的をはっきりとさせることです。企業や自治体によって、最終的な目的には違いがあると思います。例えば、設立して間もない会社であれば認知度アップが一番の目的になることもあるでしょうし、すでに認知度がある会社の場合は、更なるブランドイメージ向上だったり、新商品の売り上げアップなどが大きな目的になるかと思います。
まずは自分たちの中で目標を明確に定めることで、その後のキャスティングでどんなタレントを選出すればいいのかなど、イメージの共有がしやすくなります。
前述したように、広告制作やイベント開催などでは、キャスティングにおけるミスや事務的な業務のミスなどが発生する恐れがあります。少しのミスでも、後々大きなトラブルにつながってしまいかねませんし、最悪の場合、違約金や裁判沙汰など、会社にとってプラスになるはずの案件が、マイナスになってしまうことも起こり得ます。
会社の損失になってしまわないように、ミス・トラブルを防ぐことが重要です。特に事務的なミスに関しては、事前の準備を怠らないこと・わからない箇所は確認することで、ある程度は防ぐことができます。特に広告制作経験があまりない企業や自治体の方は、どんなタスクをこなせば良いのかわからないこともあるかと思います。キャスティング会社や広告代理店などサポート体制が整っているところに事前に相談しておくと、安心して案件を進めることができるはずです。
以下は弊社の代表的なキャスティングの成功事例です。
・大手医療品等メーカー様:マスクブランドにおける、ママタレント「藤本美貴」さんの起用
【成功ポイント】主婦層を中心にターゲットを絞ったクリエイティブ+コラボマスク+子供向けマスク等で売上向上!
・大手旅行会社様:大型旅行キャンペーンにおける、2.5次元俳優「阿部顕嵐」さんの起用
【成功ポイント】“推し活”を基盤としたキャンペーンの施策で、限定プランは1時間足らずで完売!聖地巡礼も手伝い売上向上!
・大手IT会社様:社内イベントにおける、老若男女人気アーティスト「ハラミちゃん」さんの起用
【成功ポイント】社内のモチベーション向上を目的とした起用で、社員様の注目度や参加率もより一層向上!
・大手食品メーカー様:PRイベントにおける、人気料理家「和田明日香」さんの起用
【成功ポイント】一般の方も参加できるPRイベントを開催+メディア誘致をすることで、メディアはもちろん多くの消費者の方に向けての認知拡大よブレンディング強化に貢献!
・地方自治体様:地方活性化における、インフルエンサー「ひかりんちょ」さんの起用
【成功ポイント】地元出身のインフルエンサーによる観光スポットや歴史ある箇所を訪れるYoutubeタイアップ企画で、若者への認知拡大に貢献!
・学校様:卒業式(学位授与式)における、人気歌手「MAY J.」さんの起用
【成功ポイント】学生生活最後の思い出として、生徒さんはじめ、保護者の方や学校関係者皆さんにとっても印象に残るイベントに!
タレントを起用した広告・イベントなどをミスやトラブルなく安心して進めたい時は、ぜひ私たちYOU MAY Castingにお任せください!私たちは、キャスティングのプロが集結したエージェンシーです。今回ご紹介したようなトラブルが実際に起こらないようにするために、全力で皆さまをサポートさせていただきます。
キャスティング会社として常に広告業界・芸能業界の中心に身を置き、最新の情報やトレンドをキャッチしているからこそ、皆さまのイメージにぴったりと合ったタレントをご提案できると思います。
また、キャスティングにとどまらず、企画の段階から撮影当日のサポート、撮影後の編集、PRイベントなど、全てワンストップでご依頼いただけますので、皆さまの負担を大幅に減らすことができるはずです!ぜひ一度、お問い合わせください。
◆キャスティングにおける失敗とは
・配役ミス
配役ミスの主なパターン①タレントイメージと商品コンセプトの不一致
配役ミスの主なパターン②タレントの不祥事による影響
・実務ミス
トラブル事例①スケジュール調整ミス
トラブル事例②準備不足
その他、契約内容に関するトラブルとして出演料の未払い(遅延)、競合違反など…
◆実際にあったトラブル事例
失敗事例①起用タレントが契約違反行動を行い、最終的に裁判所が介入
失敗事例②起用した俳優がミスキャストだと批判
◆ミスやトラブルを回避するおすすめの方法
キャスティング会社、広告代理店の利用がおすすめ!
メリット①経験豊富で過去に実績のある会社が安心
メリット②慣れているのでスムーズに進められる
メリット③交渉・契約もお手のもの!
広告制作やイベントは、ただでさえ企業にとっては大型の案件で、こなすタスクが膨大になってしまいます。さらにタレントの起用を考えているとなれば、タスクは増加してしまいます。小さな見落としが大きなトラブルにつながってしまう恐れもあるため、見落としやミスがないように案件を進めなければなりません。
そんな時は、私たちYOU MAY Castingが全力でサポートさせていただきます!キャスティングのご相談はもちろんのこと、広告制作・イベント開催におけるどんなことでも、お気軽にご相談ください!
皆さまの案件を成功に導くお手伝いをさせていただくことを、スタッフ一同心より楽しみにお待ちしております。
ミス・トラブルなく案件を進めたい!YOU MAY Castingに相談する
Q. 契約料以外に発生する費用は何ですか?
A. タレントの契約料にはほとんどの場合初回の撮影料が込になっていますが、カメラマンやヘアメイク、スタイリストなどクリエイターの金額、スタジオの金額などが発生します。タレントによって専属のヘアメイク、スタイリストが指定になる場合があります。また、都内以外での撮影時は別途交通費がかかる場合があります。 上記のような契約料以外にかかる費用に関しては、ご契約前に予めお伝えいたしますのでご安心ください。
Q. どのようなタレント・俳優・女優をキャスティングすることができますか?
A. 映画や連続ドラマに出るようなタレント、有名アーティストはもちろんのこと、表現者のプロとして広告を飾るモデルまで、全ジャンルのタレント・人材を手配することが可能です。実績については、お打ち合わせ以降、より正確な実績情報や相場料金などありとあらゆる資料をご提出させていただきます!
Q. 提案いただけるタレントのリストがほしいのですが。
A. 弊社YOU MAY CastingではまずZoom等にて簡単にお打ち合わせをさせていただき、ご希望の条件をヒアリングいたします。その後条件に合ったタレント等を、弊社独自の提案資料にまとめご共有いたします。案件内容や出演の諸条件によって、契約料や出演料は事務所ごとに異なりますので都度お問合せいただけますと幸いです。
Q. CMなど動画制作も一緒にお願いできますか?
A. 可能です。弊社YOU MAY Castingは、自社に制作事業部ももっておりますので、CMなどの動画制作に関しても全て一括してお任せいただけます。ご予算に合わせてご対応いたします。
Q. イベントのキャスティングを依頼したいのですが、全国どこでも可能ですか?
A. 可能です。出演費用の他、別途交通費等の経費が発生します。