【憧れの芸能界へ】モデルになるには？事務所に入るには？

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こんにちは。モデル育成に携わり16年目を迎えました山森です。

今年もたくさんのモデル志望者の面接・審査を担当させていただいています。

また、モデル育成のためのレッスンやプロを育てる上で、必要不可欠なインストラクターの養成にも力を注いでいます。優秀な指導者との出会いがモデルとしての才能を最も引き出せると信じています。

この仕事を始めた頃は、モデルになりたい子の悩みをひたすら聞き、どうにか1つでもためになるアドバイスを返したいという毎日を過ごしていました。

どの時代でも一番多い質問、「どうしたらモデルになれますか？」について今回は、お伝えできたらと思っています。

モデルになる入り口は1つではありません。
ただ、数えきれないほど沢山ある訳でもありませんので、いくつかの方法で思い立ったらすぐに行動に移してみることをお勧めします。

これからお伝えする内容は、あくまでモデルになるきっかけです。
もちろんきっかけは大切！！それよりも大切なのは、誰よりも行動することです。
これは長年、この業界で仕事をしていて本当に実感するのですが1つの手段で上手くいく確率の方が、はるかに低いからです。ひと握り、いや、レアケースと言っても過言ではありません。

スマホを覗きインターネットで得られる情報以上に、自分の行動で得られる情報や印象の方があなたを突き動かす力を持っています。

このコラムを読んでいただいた方が、1人でも行動に移す勇気を持っていただければ幸いです。

1. モデルになるには？

モデルになるきっかけは、大きく分けて3つあります。

１）スカウトをされる

これが一番の近道であり、角度の高いモデル活動のスタートとなるきっかけです。ただ、残念ながら全員に該当するものではありません。

芸能事務所のマネージャーであれば、365日いつも良い素材がいないか探しています。“いつでもどんなときでも”です！以前は、竹下通りを歩くと芸能事務所からのスカウトがあるという話を聞いたことがありますよね？
現在では、道路上でのスカウト行為は都道府県迷惑防止条例によって禁止されているため「SNS上でのスカウト」や「オーディション」を主流に変えていく動きになっています。

形は変化しても、スカウトは無くなることはありませんので、チャンスの1つとして捉えても良いでしょう。
注意が必要なのは、悪質なスカウトがものすごい数でいることも事実です。スカウトの全てがスター街道へつながっているものではありません。まずは名刺を貰い自分の連絡先は伝えない、家族や周りに相談をする、事務所を調べてみるという順序で動いてみてください。

２）オーディションを受けてみる

事務所主催のオーディション、メディア主催のオーディション、TGCやキャンパスコレクションなどのイベント出演のオーディション、ミスコンテストオーディションと一言でオーディションと言っても種類がたくさんあります。

事務所主催のオーディションは、所属者としての基準を審査するものとなりますので、長く一緒に仕事ができるかどうかを見極めています。

メディア主催、例えば雑誌の専属モデル募集のような、特定のメディアのモデルを決めるオーディションは、芸能界の入り口になるきっかけです。続けている過程で、クライアントやクリエーターから事務所を紹介してくれるケースもあります。

イベントのオーディションは、単発的なイベントへの出演権利を得るためのものです。長期的ではなく短期的なものとして、将来に活かす経験のために受けます。イベント出演をきっかけに芸能事務所からスカウトを受けるなどのチャンスもあります。

ミスコンテストの種類も増え、地方大会から日本大会へと規模拡大に伴ったことで気軽にエントリーできるようになりました。グランプリやその他タイトルを獲得するとメディアでも取り上げられる可能性があります。

どんなオーディションも、モデルを目指すのであれば、まずは容姿ありき。選考に通過する、上位に残る、選ばれる人材になるために、自身を磨いていくことを忘れてはいけません。

2. モデルになるためにレッスンは受ける必要がある？

プロのモデルで活動するには、モデルに必要な容姿とスキルを身につけなければなりません。

活動に向けて、事前にレッスンを受けるケースと、先に活動をスタートさせながら並行してスキルアップをするというタイミングは、所属事務所によって様々です。
また、プロにこだわりがなければ、フリーランスで個人活動を始められますのでこの場合のスキルを磨くか否かは個人に委ねられています。

容姿だけでは長く活動することはできませんし、スキルだけでも選ばれる対象から外れてしまうので両方兼ね備えることが求められます。

スポーツ選手や芸能（伝統芸能も含む）を仕事にしている人で練習やお稽古をしない人はいますか？いませんよね。毎日、技術力をあげること、芸を磨くことを欠かさず生活をしています。それが仕事でもあります。

モデルの場合に置き換えるとどうでしょう？
プロのモデルの生活の中心も、モデルとしての技術力を上げ、容姿を磨くことであり、それが仕事の一つです。

レッスンは必要ですか？という問いがあれば、あなたの目指すゴールがプロのモデルなのであれば、練習をしなければ人に勝てません。もっと言うとモデルになるためのレッスンで終わりではなく、モデルになってからも技術向上のための努力が必要になります。

レッスンを受けることは、的確なアドバイスや指導を受けられる場です。
自己流ではなく、より高いレベルまで引き上げてくれる指導を受けることが大切です。

また、レッスンを受ける前には「目標設定」が必ず必要です。目指すレベルがどこにあるのか、どのジャンルにあるのか、それによって必要とされるスキルも違ってきますし、目標があることで自分の目指すステージが明確になります。この土台を固める目標設定にこそ、プロの目を持った人と行うことが重要と言えます。

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