投稿者： きえ2024年06月11日
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みなさんこんにちは。キャスティングディレクターのきえです。
近年、小学生の人気の職業ランキングの１位となっているYouTuber。
その人気は小学生のみならず、若年層を中心に幅広い世代に影響力を持つようになりました。YouTubeは、国内約6,500万人以上のユーザー利用を超え、さらに視聴ユーザーは拡大し続け、その勢いはとどまる事を知りません。
私たちYOU MAY Castingでも有名タレントやモデルさんに続き、YouTuberを起用するキャスティングの案件がとても増えてきました。
従来のTVコマーシャルやその他媒体を通じてのプロモーション施策に代わり、YouTuber達とのタイアップ動画企画や、もちろんその他媒体へのYouTuber達への広告の出演依頼等、そのご依頼はケースにより様々です。
中心となる若年層のみならず、多くの年代に拡がりつつある、YouTuberを起用しての広告施策は、もはや無視して通ることができない効果的なプロモーションの一つであると言えます。
ここでは特に“YouTuberを起用する方法・流れ”と、“実際かかる費用はどれくらいになるのか？”という所をポイントにWEBコラムとさせて頂きました。
しばし、お付き合いください！
目次
①「タイアップ動画」
タイアップ動画とは、企業が販売促進したい商品を、人気のある(「登録者数が多い」「平均再生回数が多い」)YouTuberに、チャンネルの中で“使用感や商品特性を紹介してもらう”またはあえてディレクションを弱める(商品を強く押し出さない)等、そのYoutuberの“世界観を保ったまま自然な販売促進を行う”等のYouTubeをプラットフォームにした広告施策となります。
また、タイアップ動画の“他媒体流用”(二次利用)という施策も可能です。既に使った動画をベースに更に他の媒体(雑誌広告、パッケージ、WEB、LP)などに流用するものです。YouTubeの主戦場はYouTubeですので、モデルやその他タレント起用に比べて、他媒体への流用はとてもリーズナブルな傾向にあるのも魅力と言えます。
②「広告出演」
通常のタレントさん同様、特定の商品に対して、自身のYouTubeチャンネル以外の媒体で販売促進広告に出演してもらうパターンです。
WEB広告やパッケージなど静止画での出演によって、有名なYouTuberが商品やサービスを推薦する事により、購買につながります。
特に動画での表現が得意な彼らですので、動画でのプロモーションや、若年層をターゲットにした店頭イベント等は効果絶大と言えます。
またYouTubeのタイアップ動画よりも、比較的リーズナブルな傾向の出演料も魅力の一つです。
他の演者に広告出演を依頼するのと比較して、YouTuberとのタイアップ動画を採用すると得られる特別なメリットがいくつかあります。
① なんと言っても「ターゲティングしやすい事」と「コンバージョンが見えやすい事」
動画の世界観やジャンルから視聴している層が予め想像できやすく、無駄なく狙った消費者層やそこに繋がる所へ、正確に商品情報を届けることができます。また、登録者数・平均視聴回数に嘘はないので、期待する効果が想像しやすい事、また購買へ繋がった可動化の効果測定もデジタルに見えやすいのが特徴です。
これを繰り返し、広告戦略を磨き上げる事により、スポンサー独自のマーケティング必勝パターンを作っていく事も可能です。
② 広告の見積もりの金額算出項目に“「掲載期間」がない！”
通常、タレントさんやモデルさんとの広告契約の場合、「誰と」「なんの媒体に」「どの期間」広告出演を依頼するか、で出演料が決まります。
ですが、YouTuber含む多くのインフルエンサーの動画は期限というものがなく、訴求力の強い動画をクリエイターが削除しない限り、YouTuberであればYouTubeに残ります。ここはとても大きなアドバンテージとなります。
③ 企業では考えられないような、ユニークでインパクトのあるコンテンツに仕上がる
また、タイアップ動画の場合、動画の企画や実制作の作業負担がないのも魅力動画の企画や編集作業は全てクリエイター側が行います。もちろん、彼らも動画制作の繰り返しで自身のチャンネル価値を上げているので、PR動画も本意気で向き合います。
また、チャンネル視聴者もクリエイターの世界観を事前に刷り込まれているので、従来の広告訴求よりも、より自然に突っ込んだ形での動画を、時に笑いを交えてターゲット層に浸透させてくれます。ただ、ここで注意。私たちの経験からすると…ですが、納期は事前にちゃんと伝えて、きちんと守ってもらいましょう。マネジメント事務所に所属せずにフリーで活動しているクリエイターもいらっしゃいますので、その辺りをしっかりとしておく事は後で揉めない秘訣です😉
タイアップ動画や広告出演など様々な依頼方法のある、YouTuberクリエイターですが、その相場感は実際どのくらいでしょうか？？
①「タイアップ動画」の場合はYouTuberのチャンネル登録者数に比例します
フォロワー数によって上記の通りの相場感であると言えます。
また同じ程度の登録者数でもクリエイターによってタイアップ動画の金額に開きがあります。この開きは、そのチャンネルのターゲットとなる層による違いが大きいと言えます。
一つの例をあげると、若年層の男子がコアターゲットのクリエイターよりも、購買力の強い女性をファン層に持った美容系のYouTuberの方が広告相場が高い場合などがあります。これはチャンネルによる広告効果の強弱により見積の相場が変動する一つの例になります。
③「広告出演」の相場は他タレントやモデルと同様
YouTuberのチャンネルを使ったタイアップ動画ではなく、その他の媒体を使った広告に出演を依頼するパターンもあります。これはその他のタレントやモデルさんと同様、「誰がどんな商品に」「どの媒体へ」「どのくらいの期間」出演するか？によって、変わってきます。
自社の商品をYouTuberのタイアップ動画で取り上げてもらうことを考えた時に、見積金額と期待できる効果を見比べる(コストパフォーマンス)際に、チェックすべきポイントがいくつかあります。
① チャンネル登録者数の層:性別・年齢(その他住んでいる地域や趣味趣向など)
→どんなに登録者数がいても、アピールしたい商品と関係性の無いファン層のクリエイターを起用しても購買にはつながりません。
② チャンネルのジャンル
→ビューティ系の商品であれば、料理に特化したクリエイターではなく、美容系のノウハウを専門にしているクリエイターを起用した方が効果が上がる事は明白です。
③ 直近１ヶ月の平均再生回数
→再生回数が多くなければ届けたい層にリーチできません。また１日ではレアな数字が出てしまう可能性もあるので、直近１ヶ月で測ることをオススメします。
④ チャンネル登録者数
→長い期間をかけてでも広く多くの人に認知させたい場合はチェックすべきポイントです。
⑤ 動画自体の評価、コメントの内容
→アンチ票などのマイナス要素が多ければ、影響力よりも興味本位で見ている方が多いという事になりますので、商品PRに説得力を持たせたいのであれば、よりポジティブな評価のチャンネルである事がポイントです。
ここまででだいぶYouTuberを使ったマーケティングについてお伝えしてきました。では、これらを念頭に置いて頂きながら、実際に自社の商品をPRしてもらうにはどのような手順で進めれば良いか、一連の流れをご説明します。
PR対象となるサービス・もしくは商品が決まったら、ターゲットの層を決めます。
広くサービス・商品自体のターゲット層というより、今回広告訴求したいターゲットの層のレベルでしっかりと設定するとより明確にクリエイター選びが可能になります。
またYouTuber起用のマーケティングでは結果が見えやすい為、投資に対しての効果目標などについても定めておくと長期的な戦略として機能させやすいと言えます。
自社商品・サービスと関連性の深いチャンネルを持つYouTuberの選定を行います。
この辺りから、YouTuberをキャスティングしてくれる当社のような所へお問い合わせ頂けると、一気に候補となるYouTuberのリストを提出してもらうような事が可能となります。
候補となるYouTuberと言ってもどのようなジャンルを候補としていいのかイメージが湧かない方もいらっしゃるかもしれません。そんな時にご提案させていただくのがガジェット系インフルエンサーです。弊社でもキャスティングの実績がありますので詳細が気になった方はぜひ以下の記事よりご確認ください。
自社の商品をガジェット系インフルエンサーに紹介してもらいたいけどどうしたらいいの？弊社キャスティング会社にインフルエンサー手配もお任せください。今回はYouTubeで活躍するガジェット系インフルエンサーを中心に、話題のインフルエンサーから起用方法までご紹介します。
候補が上がったら、その候補YouTuberへの依頼となります。
交渉などを自社で行う際は、全てのクリエイターの連絡先（所属事務所、または公式SNSの企業案件受付用ダイレクトメール等）へ企画概要を送る作業が発生します。
商品・サービス特性、今回の依頼の主旨とゴール、あとは動画リリースの納期、この辺りまでは事前に整理し、伝えておくとスムースに進むはずです。
予算については、売れっ子であればクリエイター側にアドバンテージがありますので、希望を伝える事は大切ですが、大きくかけ離れていると、出演不可という回答だけで終わってしまう場合もあります。
面倒な作業が多いように感じますが、ワンストップで全ての候補へ依頼をかけたいのであれば、キャスティング会社を起用すると、かなりの手間が省けます。
キャスティング会社は予めクリエイターごとの相場を把握している場合が多いので、その辺りを加味した上で、リストアップしてくれる事もメリットと言えるでしょう。
案件の概要と、予算感でお互いに合意が取れそうであれば、あとは撮影日や契約の具体的な内容を詰めていけます。
タレント・モデル同様事務所によって契約内容(支払い方法・サイト)なども変わってきますが、ここについても手配代行を行うキャスティング会社を起用すると手間は省けます。
もちろん、事務所や各クリエイターへ連絡する事ができる方であれば、独自に行う事も出来ない事ではありません。是非チャレンジしてみてください。
通常、YouTuberに出演依頼をする時は、他のタレントさんやモデルさんと同じように所属する事務所を調べて依頼交渉をする事になります。
出演日程や予算、出演企画等が全て決まっていれば、あとは必要な演者さんや出演枠に応じてお電話やメールで依頼すると良いでしょう。
それでも、もしも以下のような所に不安がある場合はYOU MAY Casitingのような手配依頼(=キャスティング)会社に相談すれば、お悩みも解消されるかもしれません😉
また、今YOU MAY CastingではYoutuberマーケティングに特化したプランを開催中です。
YOU MAY Castingはお客様の業種・起用したいシーンを徹底的にヒアリングさせて頂き、YouTuberキャスティング担当の者が適正価格でスピーディにご提案をさせて頂きます。
ぼんやりとしかイメージが湧いていなくても是非ともお問い合わせ頂ければ、皆様と一緒に最高のYouTuberキャスティングができると信じています。
まだまだコロナ禍真っ只中ですが、新しいお客様と出会える事を楽しみに日々過ごしています。
お笑い芸人さん起用の際も、お気軽にお声がけください。お待ちしています！
Q. どのYouTuberを使いたいなど決まっていないのですが大丈夫ですか？
A. はい、大丈夫です。ヒアリング後に貴社ターゲットにアプローチできるインフルエンサーをご提案させていただきます。
Q. PR投稿後の効果測定まで行ってもらえますか？
A. はい、お客様のご希望がございましたら行わさせていただきます。
Q. YouTuberの男女比やリーチ数が見えるような提案をもらうことは可能ですか？
A. 可能です。弊社YOU MAY Castingが契約をしているツールを使いインフルエンサー様のフォロワー男女比率やエンゲージメント数（総投稿に対しての平均いいね数）をご提案資料に添えてご提案をさせていただきます。
Q. 投稿して欲しい内容やハッシュタグなど、指定することはできますか？
A. 可能です。お客様の販促・マーケティング計画に則り、ご指定頂いた内容且つ、イメージ通りの撮影までお客様へのヒアリングの上、ご提案を行います。
