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皆さんこんにちは!デザイナーのイブです。
今や手放すことの出来ない生活必需品であるスマートフォンやパソコン。
私も毎日なんとなく、美味しそうな新製品のお菓子のサイトやアパレルブランドの特集ページなどなど、スマホ片手につい眺めてしまうのですが…。
色々なWEBサイトを見ていると、数々のランディングページ=LPと呼ばれるページが存在することに気づくかと思います。
WEB上でのお買い物やサービス提供が主流となり、今の時代に欠かせない存在となったLPですが、その役割や意味についてはご存知でしょうか?
LPについて全く知らない方や、初めてLPを作成する方、LP制作に興味のある方は今回の記事をぜひ参考にしてみてください!
目次
LP(ランディングページ)とは、サーチエンジンの検索結果やWEB広告などを経由し、ユーザーが一番初めにアクセスするページの事です。
広義的な意味ではユーザーが最初に訪れるページは全てLPとなりますが、
WEB広告の分野ではその中でも特に、ユーザーに商品・サービスの購入などのアクションを誘導することに特化した紹介ページのことを「LP」と呼んでいます。
SNS広告やバナー広告などをクリックした際のリンク先でよく見られます。
LPは下記のような部分が特徴としてあげられます。
1)縦長レイアウトの1枚ページである
LPはユーザーが得たい情報を1ページにまとめて見せるため、結果的にページの長さは縦に長くなります。
商品・サービスの情報だけに限定し簡潔に説明することで、ユーザーのページ離脱を防ぐ効果もあります。
2)リンクが限定的である
LPはユーザーに商品やサービスを購入・導入してもらうことを目的としているページとなるため、他につながるリンクは「申し込み」や「購入」などのアクションを促すものに限定されています。
選択肢が少ないので他の情報に注意をそらせることなく、コンバージョン=成果に直結させやすくする意味があります。
3)写真やイラストなどを効果的に使用し、インパクトのあるビジュアルである
LPは単独でコンバージョンすることに特化している他、ブランディングとして活用されるページでもあることから、ユーザーの印象に残るような派手なデザインであることが多いです。
また、縦に長いページである為サクサクとページをスクロールしてもらえるように画像を積極的に活用しメリハリを効かせてたデザインが意識されているので、その結果チラシやCMなどのような広告的な魅せ方をしているLPがほとんどです。
弊社プロモデルスタジオの育成・支援事業部でもLPを使用してモデル志願者からの応募を募っています。
参考:モデル募集のLP https://www.promodelstudio.com/audition_lp04
ページを見ていただくとわかる通り、縦に長い1ページのレイアウトで簡潔にサービスを紹介し、リンクは応募のボタンに限定することでユーザーからのアクションを促しています。
広告クリエイティブ等でユーザーの流入数が増えたとしても、最終的なコンバージョンの獲得数を増やすためにはLPを効果的に使用することが必要不可欠でしょう。
LPと一般的なHPとの違いは何かというと、一番のポイントは「目的の違い」です。
HPは幅広い情報をユーザーに理解してもらうことが目的のため、カテゴリごとに区切り1ページずつ掲載したり、関連情報がサイドメニューに表示される構成が多いです。企業サイトやECサイトなどは全てHPに分類されます。
一方のLPはコンバージョンに直結することが目的のため、アクションを後押しするようなボタン配置やユーザー心理に訴えるデザインなどに工夫されています。
以上のことから、LPの方がページの訪問者に商品・サービスの必要な情報のみを簡単に届けられると言えます。
ランディングページを作るときの基本的な流れをご紹介します。
コンバージョンを獲得しやすいLPを作成するためには、まずターゲット分析が重要なポイントとなります。
ランディングページの最終的な目的は「ユーザーにコンバージョンしてもらうこと」なので、
「コンバージョンしてもらうために誰を説得するのか」が明確でないと何を伝えたいのか分からないページになってしまいます。
ターゲット分析を行いユーザーの心理を理解することで、何を伝えるべきかなのかが明確になり、LPに掲載する必要な要素やデザインの方向性が見えてきます。
ターゲットのことを十分に理解した上で、『何をどう伝えればコンバージョンしてもらえるか』を構成案=ワイヤーフレームに落とし込んでいきます。
商談・プレゼンをする時と同じく、何を話すのかも大事ですが、どのような順番で伝えるのかもとても重要となります。
それを踏まえてLPのたたきの構成として紙やデータに起こしたものをワイヤーフレームといいます。
ページ内で「どこに」「何を」「どのように」配置するかをまとめた、言わばWEBページの「設計図」のようなものです。
出来上がった構成案を元に、ディレクターやWEBデザイナー、コーディングを受け持つコーダーに依頼し実際の制作に入ります。
ここでも考える上で軸にするべきは、最初のステップで決めた「ターゲット」に合っているかどうかという部分です。
写真やイラストなどを活用しビジュアルイメージを伝える他、文章の色や大きさでメリハリをつけるなど、
ユーザーが続きを読みたくなるようなデザインを心がけます。
LPはユーザーが広告のキャッチコピーや画像を見て流入する場合が大半であるため、
自社がアピールしたい情報ばかり掲載するのではなく、ユーザーがメリットを得られると判断できる情報は何かを考えて構成することが大切になります。
また、いざランディングページの制作をする時に、「せっかく時間をかけて完璧な構成案を作ったのに
こちらのイメージとは違う仕上がりになってしまった…」「何度も修正が発生して時間がかかってしまった…」
なんて事になってしまわないよう、意図したとおりに制作するには的確なディレクションが必要と言えるでしょう。
YOU MAY Castingでは手配から制作まで一括して、効果的なLPを作ることが可能です。
要件が確定済みの案件はもちろん、企画段階からでもプランナーやディレクターが一緒にクリエイティブの進行を行うので、安心してお任せいただけます。
また、ヒアリングから始まり案件に応じてキャスティング〜撮影、制作まで、窓口が統一されているのでスムーズな進行が可能となっております。
キャスティング会社の制作事業だからこそ、案件に合わせて都度最適な人材と優秀なプロジェクトチームを編成し、常に高いクオリティでイメージにあったクリエイティブをご提供しております。
今回はLPに関する基礎的な知識をご紹介いたしました。
商品やサービスの売上をアップさせるにはLPは必要不可欠なものですが、ユーザーのコンバージョン率を高めるためには構成やデザインなどに工夫を施してLPを制作する必要があります。
「ランディングページで打ち出したい商品やサービスがあるけど、どこから手をつけていいかわからない…」というお悩みをお持ちの方は、ぜひYOU MAY Castingにお気軽にご相談ください!
Q. 東京以外の撮影も可能ですか?
A. 可能です。撮影内容によっては、日本国内のみならず、国外での撮影も調整できます。
Q. 撮影と印刷物の納品まですべてお願いしたいのですが可能ですか?
A. もちろん可能です。弊社の制作事業部Y.M.Designでは、専門のディレクターとデザイナーが企画からデザインまですべてワンストップで担当させていただきます。撮影スタジオの手配はもちろんのこと、カメラマンの手配や印刷会社との連携もお任せください!
Q. HPやLPのコーディングもお願いしたいのですが可能ですか?
A. 可能です。テストアップページ等も同時に作成してまいりますので、コーディング後の動きなど確認も問題なく確認いただけます。コーディングはページ数によりお見積りが変動いたしますので、詳しくはお問い合わせください。
Q. どこから費用が発生しますか?
A. お打ち合わせにてヒアリングをさせていただき、ある程度の企画概要とそこに付随するお見積りと発注書を提出させていただきます。発注書に捺印いただきました段階で契約が成立となり、以後費用が発生します。費用の詳細はお問い合わせください。
YOU MAY Casting専属グラフィックデザイナー。
大手モデルエージェンシーのデザイン部門にてデザイナーに従事後独立。現在はモデル・芸能業界にてグラフィックを中心としたデザイン全般を手がける他、飲食業界・スイーツ業界にてロゴやパッケージ、WEBなどその範囲は多岐に渡る。
高級ブランドからサブカルまで、さまざまなタイプの提案を得意とする。