「◯◯のCMといえばあの女優、ってイメージがついているよね」
「あの女優さんがCMに出ているから、この新商品が欲しくなって買った」
…というような会話、したり聞いたりすることも多いはず。
普段テレビなどを見ていて、目にする機会が多いテレビCM。その中でも、特に印象に残っているCMがあったり、購買意欲が掻き立てられるCMがあったりということはありませんか?
消費者の印象に残って、販売促進につながるということは、企業としては結果的に大成功ですよね。成功まで導くには、直接商品のPRを大多数に向けて行うことができるCMの力ってかなり大きい…。今回はそんなCMに今、どんな女優などタレントがよく起用されているのか、そしてCMに女優を起用する際のメリットや、注意すべきポイントをご紹介します。
目次
企業と女優のイメージが紐づいているCMってパッと思いつくだけでも結構ありますよね。
例えば、カルピスは長澤まさみさん、NTTドコモは浜辺美波さん、ZOZOは本田翼さん、ユニクロは綾瀬はるかさん…などなど、例にあげ出したらキリがありません。
今回はメディアの調査や分析を行う「ニホンモニター株式会社」が発表した「2021年タレントCM起用社数ランキング」から引用して最新のランキングをご紹介します。
1位(16社) 本田翼
2位(15社) 芦田愛菜
3位(12社) 広瀬アリス・広瀬すず
4位(11社) 大泉洋・川口春奈・生見愛瑠・橋本環奈
5位(10社) 賀来賢人・松岡修造・今田美桜
5位までで見ても、女優さんが占める割合というのが多くなっています。実際に名前を見ただけでも、それぞれいくつかのCMが思い浮かびますよね。イメージがしっかりと定着しているという証明になります。
ちなみに過去の同社のCM女王ランキングを見てみると、2020年のCM女王は14社に起用された今田美桜さんと広瀬すずさん、2位は芦田愛菜さん、3位は清野菜名さんでした。2019年は16社でトップは渡辺直美さん、2位は有村架純さん、齋藤飛鳥さん、白石麻衣さん、広瀬すずさん、3位は土屋太鳳さんという結果でした。
芸人さんや元アイドルの方など、幅広い分野の方がランキングにも出ていますが、やはり女優さんが上位を占める割合というのは多いことがわかりますよね。
「CM起用社数ランキング」というものが発表されるほど注目されているテレビCMというコンテンツ。では実際に、女優さんをCMに起用するメリットというのはどんなものがあるのでしょうか?
CMに出ているのが自分の好きな女優さんだった時、その商品に少なからず興味を持つはずです。例えばそれが化粧品だった場合、「自分も憧れの女優さんのようになりたい!」という気持ちが生まれ、結果的に販売促進につながることが多くなります。「田中みな実買い」などという言葉もあるように、その女優さんが使っているからこそ買う、という消費者も多くいますよね。これだけでも、広告に起用する女優選びというのは非常に重要ということが分かります。
なお、あるテレビCMの認知率調査によると、有名な女優などタレントを起用した場合、そのCMの認知率が平均の1・25倍にも達するというデータもあります。さらに、昨今は露出の機会がCMだけでなく、SNSによって拡散されていき、結果的に認知度が高くなるという傾向もあるようです。
有名な女優、今話題の女優を起用することで、注目されたり話題性があったりと、その企業自体のPRにもつながっていきます。この場合は宣伝したい商品に合ったキャスティングをすることが必要とされますが、最近ではメンズエステのCMにローラさんのような女性モデルが出ていたり、逆に女性のスキンケアのCMに男性アイドルのような芸能人が出ているパターンも多く、多様性の現代にCMもマッチしてきているように思います。
それでもやはり化粧品や生理用品など、女性に特化した商品のCMには女性芸能人が出ていることがほとんどです。どの世代にアピールしたい商品なのか、を考慮した上で、その世代にハマる女優などタレントを起用するのが良いのかもしれません。
また、好感度の高い女優さんを起用すると、その企業自体のイメージがアップするので、キャスティングの際のポイントにもなります。
前述したように、この企業のCMにはこの女優さん、というイメージがあったりなど企業と女優が結びついているものが浸透しているパターンも多くあります。ただ商品を紹介するだけのCMと、有名な女優さんが出ているものとでは、消費者に残る印象にも大きな違いが出るはずです。結果としてCMによる影響力が大きくなり、購買意欲にも繋がっていくと思います。また、そもそもその女優さんのファンであるという消費者であれば、商品のことを知らなくてもその女優さん起用の効果で新規客の獲得にもなるはずです。
また、もし起用した女優さんが訴求力のある方で、さらに自身のSNSアカウントを持っている方だった場合、SNSの投稿によって宣伝効果が生まれることもあります。
CMの効果として実はあまり表に出ていないのが、「社員のモチベーションが上がる」、そして「営業補助や信頼度アップにつながる」ことです。自分が働いている会社のCMが流れるということは、社員のやる気を引き出し、意識を高める効果もあるんだとか。実際にCMを放送した企業から、そういった声が上がることが多い印象です。また、CMをやっている会社=ある程度の規模を持った会社、として認識されるため、営業をかけるにも社名がわかってもらえたり、信用を勝ち取りやすいという傾向もあるようです。
では実際にCMを一から作る、となると具体的にどういう手順を踏み、完成まで持っていけば良いのでしょうか。ポイントとともに順を追って説明します。
特にテレビCMは企業のイメージが定着しやすく、世の中に与える影響は大きいと考えて良いかと思います。そして、実際に動く金額も膨大であることが言えます…!
その中で、CMや広告を打つことによって、自社に何をもたらしたいのか、という点をはっきりさせておく必要があります。具体的な例としては、自社の新商品を有効にPRしたい、ブランドイメージをもっと向上させるため…などです。企業によってその目的は様々ですが、CMは効果が高いコンテンツであるが故に、決して安い値段で制作できるものではありません。目的やCMへの意識は明確にしておきましょう。
広告の目的や方向性が決まったら、次は自社で推したい商品やサービスが、どの世代に向けたものなのか、性別はどちらが良いのか…などキャスティングの方向性を明確にしておくことが大切です。この時点で、どの女優やタレントが良いか人物まではっきりしていなくても、イメージが合う候補を何人かあげて、そこから選考することが多くなっています。
また、明確に女優が決まっていない場合は、幅広い候補から絞るために、この段階でオーディションを開催することもあります。
オーディションで起用する女優などタレントが決まった場合は契約締結に向けて動きますが、起用したい人物が明確である場合、交渉をしてから契約へと移ります。この契約の段階は非常に重要で、CM撮影における日程などの調整だけではなく、契約期間、競合の有無など、細かい所までしっかりと詰める必要があります。もしこの作業を怠ってしまうと、後々契約違反で損害賠償問題になってしまった…なんてことが起こってしまう可能性も。契約時は細心の注意が必要です。
契約を結び終えると安心できるのもつかの間、今後は撮影に向けて動き始めます。もちろん女優さんのみでは何も始まらないので、撮影の場所選びから小道具などの用意、カメラマンなど専門的なスタッフの配置など、やることはまだまだたくさんあります。なお、撮影には、広告代理店の担当者や企業側が立ち会うことが多くあります。
こういった数々の段階を踏み、ようやく一つのCMが世に出されるのです。数十秒程度の映像ですが、実際にテレビに映って皆さんの目に届くまでには想像を超える人の関わりと、企業や広告代理店の努力が詰まっています。
キャスティングする際には、大まかに以下の2つの方法があります。
・直接所属事務所にオファーする
・キャスティング会社など代行会社を使って仲介してもらう
芸能事務所に直接連絡を取って交渉、というパターンも実際にはありますが、多くの場合はキャスティング会社に依頼しています。その理由は、キャスティングや契約におけるノウハウを熟知していること、そして芸能事務所とのパイプを持っていることなどがあげられます。
そして気になるのは「タレントのキャスティングにはどのくらいの費用がかかるのか」ということではないでしょうか?以下の記事では、タレントキャスティングのギャラ相場も解説しています。
デジタル系の人材=youtuber、インスタグラマー等のインフルエンサー、ママタレントや文化人など、aModelCastingはモデル以外のタレントのキャスティングも得意としています。今回はその理由とキャスティングのギャラ相場についてご説明します。
前の項目を読んで頂いてもわかるように、CM制作には膨大な仕事量があります…。全て自分たちでこなそうとしても、何から手を付けたら良いのかわかりませんよね。特に大多数の企業の方は、まず最初に女優などタレントをキャスティングする際につまづいてしまうと思います。
そこでおすすめしたいのが、やはりキャスティング会社を使うことです!キャスティング会社、とありますが、もちろんキャスティングするだけが仕事ではなく、交渉や契約、CM撮影の手伝いなど、仕事内容は多岐に渡ります。上記のCM制作における流れの中でも、キャスティング会社が代行できることはたくさんあるんです。
中でも特に、企業や広告代理店側が神経質になるのが、契約時です。競合の有無や、契約期間についてなどデリケートな部分は、企業側だけでなく、女優が所属する事務所側も非常に気を配る所でもあります。そんな重要な仕事でも、キャスティング会社はノウハウがわかっているので、安心して任せられると思います!
しかし、どのキャスティング会社を選んだらいいのかわからないことも多いと思います。以下の記事ではおすすめのキャスティング会社を紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
広告制作や自社商品などのプロモーションでタレント・芸能人、モデル起用を検討するにあたって重要なキャスティング会社。ここでは初めてキャスティングをする方にもおすすめなYOU MAY Casting(ユウメイキャスティング)をはじめとした東京・大阪の大手キャスティング会社5社一覧をご紹介!
では実際に、私たちYOU MAY Castingが今までどんな女性芸能人をキャスティングしてきたのか、実績を一部ご紹介していきたいと思います。
・株式会社セレクト「marvelous by Pierrot」/藤本 美貴さん
・LaBella「CICIBELLA」/河北 麻友子さん
・コニー「LUXCEAR Visage S」/佐田 真由美さん
・Microsoft Surface「Microsoft Surface」/伊原 六花さん
・DMM.com「GOOD LIFE フェア2022」/おのののかさん、バービーさん
上記の例だけではなく、これまでにも多岐にわたるお客様からのご依頼を受け、案件ごとに最適なご提案・キャスティングを成功させてきた実績があります。その数は実に1,000件以上にも登ります。
私たちキャスティング会社の業務はコマーシャル制作におけるタレントのキャスティングを行うのはもちろんのこと、それに付随するオーディションの開催・運営や撮影に向けての準備・打ち合わせ、また契約締結までをも、皆さんの代わりに行うことも可能です。
「こんな有名人を起用することは可能か?」「まだ方向性も決まっていないけど、プロの視点でアドバイスが欲しい」などなど、どんな段階のご相談でもまずはお気軽にお問い合わせをいただければと思います。
一見すると難しそうに感じるコマーシャルへの有名人の起用ですが、その道のプロフェッショナルであるキャスティング会社をうまく利用していただき、また条件を上手く合致することが出来れば決して非現実的なものではありません。
コマーシャル制作のキャスティングにお悩みの方や、現在ご検討中の方も、ご一緒できる日を楽しみにしていますので、まずは些細な疑問でもぜひお問い合わせください。
「CM制作って大変そう・・・」と感じられるかもしれませんが精一杯サポートさせていただきます!
いかがでしたか?
これまでに、今訴求力のある女優がどんな傾向にあるのか、CMを制作する際の流れなど、詳しく説明してきました。この記事でCMに女優などタレントを起用する際のメリットや流れ、キャスティングにおけるポイントについて少しでも知って頂けたらと思います。
私たちYOU MAY Castingは、これまでにCMの大型契約の実績もあります。キャスティングだけでなく、CM制作において困った点などあれば、お気軽にご相談ください!皆様にお会いできる日を楽しみにしています。
Q. 提案いただける女優のリストがほしいのですが。
A. 弊社YOU MAY CastingではまずZoom等にて簡単にお打ち合わせをさせていただき、ご希望の条件をヒアリングいたします。その後条件に合ったタレント等を、弊社独自の提案資料にまとめご共有いたします。案件内容や出演の諸条件によって、契約料や出演料は事務所ごとに異なりますので都度お問合せいただけますと幸いです。
Q. どのようなタレント・俳優・女優をキャスティングすることができますか?
A. 映画や連続ドラマに出るようなタレント、有名アーティストはもちろんのこと、表現者のプロとして広告を飾るモデルまで、全ジャンルのタレント・人材を手配することが可能です。実績については、お打ち合わせ以降、より正確な実績情報や相場料金などありとあらゆる資料をご提出させていただきます!
Q. CMなど動画制作も一緒にお願いできますか?
A. 可能です。弊社YOU MAY Castingは、自社に制作事業部ももっておりますので、CMなどの動画制作に関しても全て一括してお任せいただけます。ご予算に合わせてご対応いたします。
Q. CMやWEBの広告枠の買い付けなども一緒にお願いできますか?
A. 可能です。弊社YOU MAY Castingは、広告枠のバイイングも一括してお任せいただけます。必要に応じて、広告を出したあとの運用及び効果測定に関してもご相談いただけます。
Q. 東京以外の撮影も可能ですか?
A. 可能です。撮影内容によっては、日本国内のみならず、国外での撮影も調整できます。