効果的にプロモーションを行いたいと考えた際、まず初めに頭に浮かぶ施策としてモデルやタレントなどを起用して写真・動画撮影することが挙げられるかと思います。
とりわけモデルは表現力に長けていて、商品やサービスを魅力的に見せ引き立ててくれる存在としてなくてはならない存在となっています。
働き方が自由に選択できるようになった昨今では、大手事務所所属の売れっ子のプロのモデルから登録制事務所で仕事を受けている派遣モデルなど、さまざまな形態でのモデルという仕事の形があり、その目的や役割に合わせて適切に選ぶことが必要となります。
今回は派遣モデルとプロのモデルにはどんな違いがあるのかに焦点を当ててご紹介し、写真・動画撮影においての最適なモデルの選び方などをお伝えしていきたいと思います。
目次
まず初めに、モデルと一口にいっても世界中にはさまざまなタイプのモデルが存在しています。
ファッションショーでランウェイを歩いたり、ファッション雑誌で格好良く洋服を着こなしているファッションモデルから、コマーシャルフィルムやポスター・カタログなどの商品広告などで主に活躍している商用/広告を中心としたコマーシャルモデルまで、そのモデルの素質やスキルによって活躍するマーケットも異なってきます。
モデルの一番の売りである体型や顔立ちなどの外見の個性はもちろんのこと、キャラクター性やパッと感じさせる印象の違いなどにより、その人が得意とするシーンやジャンルもモデルによってそれぞれです。
そのため、写真・動画撮影においてモデルを起用したいと考えた際には自社が求めるモデル像はどのようなタイプなのか?という部分をあらかじめ検討し、しっかりとイメージを持つことが必要となります。
“派遣モデル”とは一般的に、モデル事務所などと専属契約せずにフリーランスで活動していて、登録制の事務所に在籍しているモデルのことを指します。
派遣のモデルとプロのモデルにはそれぞれ異なる特徴とメリットがあります。
派遣のモデルの大きなメリットの一つとして、登録事務所ごとに料金体系が明確化されていたり、契約内容がシステム化されていたりとキャスティングの手続きが簡便性に優れていることが挙げられます。
また、大量のモデル候補者をホールドしている派遣事務所が多いので、多数のモデルを一度に手配する必要があるときには複数事務所をあたるという手間を減らす事ができるという部分もポイントとなります。
その一方で、派遣のモデルは本業が他にあり副業としてモデルをしているという場合や、プロのモデルを目指して実績を積むために派遣事務所に登録しているという方も多く、プロのモデルに比べてスキルや経験が少ないという面があるので、派遣モデルを起用する場合にはあらかじめ注意する必要があります。
ただ、モデル派遣会社に派遣を依頼する場合の相場としては一般的なモデル事務所に依頼する場合よりも低コストに抑えることができ、撮影当日の費用のみで受けてもらえる場合が多いです。
撮影内容や拘束時間、起用人数により費用は変動しますが、予算を抑えてモデルをキャスティングしたい際にはモデル派遣会社を利用するのがおすすめです。
事務所と専属契約しモデルのお仕事を専業としているプロのモデルは、なんといっても多数の現場で培ったスキルや経験が豊富にある事が強みと言えます。
いかに商品やサービスを魅力的に見せるかという販売促進を生業とし、表現者のプロフェッショナルとして存在しているプロのモデルは、その表現力も影響力も抜群です。
また、派遣モデルと比べて事務所によるバックアップ体制が整っていることからクライアントからの信頼感も得やすく、万が一のトラブルがあった際も適切な対処をしてもらえるので、安心して依頼する事ができるという点もメリットの一つになります。
企業や商品のブランド力や認知度を高めたいステータスにある場合、またブランドを示すメインカットにモデルを起用される場合は、プロのモデルを選ぶことをおすすめします。
企業やブランドの“顔”は重要な要素であり、表現力が優れるプロのモデルを起用することで世の中への印象が大きく変わってくるものです。知名度や人気度の高いモデルになるとその分費用も大きくかかることになりますがその効果は比例しているといえます。起用を検討する際には自社の予算と費用対効果をよく比較する必要があるといえるでしょう。
上記で紹介したように、派遣モデルとプロのモデルではそれぞれ特徴や持っている強みが違うので、起用したいシーンに合わせて選ぶ必要があります。
オンライン上のサービスで候補者をチェックし依頼まで出来たりと、なんといっても手軽に依頼する事ができる派遣モデルは、急にモデルが必要になった場合などスピード感を必要とする場面で活躍します。
またメインビジュアルの引き当てだけでなく、多数のキャストを一度に手配する必要があるプロジェクトでは低コストで大量に起用する事ができる派遣のモデルは親和性が高いと言えます。
一方で、高い水準のクオリティが保たれているプロのモデルは起用するだけで話題に上がりやすかったり、その結果商品やサービスの認知度が上がり販売促進につながることが望めます。
質の高い仕事、絶大なプロモーション効果などを求めている場合にはプロのモデルを起用するのがよいでしょう。
どちらの場合も、そのモデルが最大限に魅力を発揮出来るシーンというのは異なってきますので、プロジェクトの規模感や作品のコンセプトやテーマに合った選択をする事でより理想的なキャスティングの効果を得る事ができます。
派遣のモデルの起用を検討している際は、以下のようなキャスティング会社やサービスを利用するのがおすすめです。
itSnap(イットスナップ)はSTYLICTION株式会社が運営しているファッションメディアで、自社コンテンツに出演しているモデルを中心としたキャスティングサービスも展開しており、SNSアカウントを通じたプロモーションの面で強みがあります。
ホーユー株式会社や株式会社マキシマムなど、ファッション・美容系などを中心とした様々な業界のキャスティング実績があります。
フロントパージュでは商用撮影から雑誌撮影のモデルはもちろんのこと、ブライダルモデルや着物モデルなども手配することができ様々なシーンでのモデル派遣が可能となっています。
また、モデルの他にもヘアメイク、スタイリスト、カメラマンのキャスティングもできるのでトータルでの撮影コーディネートが叶います。
REMEMBER(リメンバー)は簡単にモデルを探したり、募集したりすることができるクラウドマッチングサービスです。
全国各地の様々なジャンルの登録モデルを低価格で探すことができ、オファーから金銭のやりとりまですべてWEBサイトや専門アプリ上で完結することができるので手間とコストをかけずにモデルを起用することができます。
Cherishdoll(チェリッシュドール)は株式会社TwinStarsが運営するモデルキャスティングサービスです。
女性社員が中心となった運営体制が特徴で、キッズモデルから主婦モデルまで幅広い層の登録モデルの中からイメージに合ったキャスティングをすることが可能です。
ランサーズは仕事を受けたい人と依頼したい人をマッチングするクラウドソーシングサービスです。
さまざまな業種の案件や人材の中から誰でも簡単に仕事を依頼する事が可能で、撮影モデルやイメージモデルの仕事も受注・発注する事ができます。
前述の通り、企業や商品のブランド力や認知度を高めたいステータスにある場合、またブランドを示すメインカットにモデルを起用される場合は、プロのモデルを選ぶことをおすすめします。いかに商品やサービスを魅力的に見せるかという販売促進を生業とし、表現者のプロフェッショナルとして存在しているプロのモデルは、その表現力も影響力も抜群です。
プロのモデルを起用する際には、モデルのキャスティングを強みにしているキャスティング会社を通して依頼するのがおすすめです。
YOU MAY Casting(ユウメイキャスティング)はモデルやタレントなどの出演・起用に際する交渉や契約締結などをお客様の代わりに代行するキャスティング会社です。
モデル事務所を専門にプロモーションをお手伝いする部署が社内に存在することもあり、300以上のモデル事務所との強固なリレーションを持っているので、ご要望や目的にぴったり合ったモデルを選出できるだけでなく、専門チーム・プランナーによりご提案からご契約~契約終了後のフォローまでをも担当させていただきます。
モデルを起用した撮影はYOU MAY Castingにお任せ!
フレーム制作を福井・鯖江にこだわったアイウェアの新ブランド・PITOT(ピトー)のビジュアル制作のご依頼で、外国人モデルを男女1名ずつキャスティングしました。
特にメインとなる女性モデルはパリコレにも数多く出演するオランダ出身の注目のモデルで、タイミングよく日本に滞在中にキャスティングすることができました。
またモデルだけでなくヘアメイク・スタイリストのキャスティングからビジュアルイメージのディレクションまで担当させていただき、撮影も弊社スタジオにて実施。総合的なクリエイティブ制作を遂行し、質の高いビジュアルを打ち出すことができました。
アクセサリー等の企画製造や販売を行うブランドからカラーコンタクトの新商品発売が決定し、そのプロモーションとしてティーン世代を中心に最も勢いのあるモデル・林芽亜里さんをイメージキャラクターとしてキャスティングいたしました。
撮影当時は雑誌ニコラの専属モデルを卒業したばかりで、その後、ノンノの専属モデルになりさらに注目を浴びました。
マツモトキヨシ創業90周年を記念して、シューズブランド「PATRICK」やヘッドウェア&アパレルブランド「NEW ERA®」などとのコラボレーションアイテムが発売され、モデル男女1名ずつの計2名のキャスティングを担当しました。
ストリート感や無国籍感を演出するため、男女ともハーフのモデルを起用。男性モデルは新人ながら東京コレクションにも抜擢され、さらに海外のモデル事務所への所属が決まり、これからのブレイクが期待されているモデルを起用いたしました。
WEBサイトなどに載っているモデルの宣材写真や実績写真などは、メイクアップや写真の加工技術によってその時その時で印象をガラリと変えられてしまうものです。
WEBに掲載されている写真が気に入ってキャスティングしたけど、実際に現場で会ってみたら想像と違った…。なんてトラブルを避けるためにも、起用を決める前にあらかじめできる限りの情報を収集することが大事になります。
具体的にはモデルのキャリアやポートフォリオを確認しどんなスキルを持っているのかを把握したり、またオーディションを実施してモデル本人と写真が変わらないかを直接会って確認したりすることでよりイメージにあったモデルを選ぶことができます。
派遣モデルの場合は基本的にオーディションに呼ぶことはできず、実際に会ってモデルを決めるということは難しいですが、加工されていない写真や動画を手配するなどしてイメージと違わないかチェックするようにしましょう。
また、このようなモデルの状況をスムーズに把握するためには、モデルが所属/登録している事務所との円滑なコミュニケーションというのが欠かせません。
モデルのキャスティングが初めての場合など、ノウハウがないと交渉や要項をモデル事務所に適切に伝えることが難しい場合もあるかと思います。
そんな時には、案件に最適なモデルの選定から提案~煩雑な契約締結の部分までをも一手に引き受けてくれるキャスティング会社を利用していただくのがおすすめです。
モデルを起用した撮影はYOU MAY Castingにお任せ!
キャスティング会社はモデル・タレントなどの芸能人をプロモーションやイベントなどに起用したい企業と芸能人が所属している事務所との橋渡しをすることを専門として行っている会社になります。
普段から多くの芸能事務所との取引があるので交渉や調整にも慣れており、また場合によっては事務所を跨いでのオファーも可能です。
自社で複数の事務所に一人ひとりのモデルについて問い合わせる…などといった手間のかかる業務は全てお任せいただけますので、キャスティングに関する知識がなくても誰でも簡単にモデルをキャスティングする事ができます。
ひとえにキャスティング会社と言ってもその会社ごとにサービス内容の違いや得意な分野、扱っているジャンルの幅広さなどはそれぞれ異なります。
制作に合わせて適切なキャスティング会社を選ぶことで、スムーズなモデル手配・制作進行が叶いモデルキャスティング成功への近道になるでしょう。
ここまで記事をお読みいただきモデルキャスティングが必要な方は、以下のページにて弊社の具体的なサービス内容や料金などについてご紹介しております。必要に応じてヒアリング等もさせていただきますので、ぜひ弊社までお問い合わせください。
【モデル】のキャスティングならお任せください!全国のモデル・タレント事務所が登録されています。一般的な消費財商品から企業が提供するサービスをより良く見せるシーンの演出に最適なモデルをご提案します。企業イメージやサービスに合わせて、様々なタイプ・ジャンルをご紹介します!
YOU MAY Castingは先ほどもご紹介した通りモデルを手配するのを得意としたキャスティング会社であり、常にモデル事務所やその所属モデルの動きにアンテナを張っているので、案件のイメージに合うモデルの候補をスピーディーに選定しご提案することを可能にしています。
もちろんモデルオーディションの開催などもお任せいただけますので、手間や時間のかかる作業はキャスティング会社に丸投げしてクリエイティブに専念する事ができます。
さらにはカメラマン、ヘアメイクなどといった撮影に関するクリエイターの手配についても、私たちYOU MAY Castingにワンストップでの依頼が可能です。
モデルの手配だけにとどまらずに、案件に合わせた最適なクリエイティブチームを結成しスムーズな撮影進行を実現することもキャスティング会社をご活用いただく上での大きなメリットになります。
モデルを起用した撮影はYOU MAY Castingにお任せ!
SNSが普及し始めたことや政府による副業解禁の本格化により、フリーとして活躍しているモデルやインフルエンサーの存在は年々目立つようになってきました。
加えて従来のモデルのイメージである“スリムで高身長”といった画一的な価値観は多様性が叫ばれる中で変化を遂げ、いまやプラスサイズモデルや低身長モデルなど様々な容姿や体型でも活躍でき、さらには人種や性別をも超えて活動をしているモデルが数多く存在しています。
また、近年AIテクノロジー(人工知能)の発達が注目を集めていますが、ファッション業界でも商品の撮影をするだけでそのアイテムを身につけたファッションモデルをAIでオリジナル生成できるというようなサービスも登場し、「モデル」の定義はどんどん広がり続けています。
日々価値観やトレンドが変わり続ける情報社会の中で、いかに常識をアップデートしていくかが今後モデルキャスティングをする上でのカギになってくるのかもしれません。
今回は派遣モデルとプロのモデルの違いから、それぞれの選ぶ際のポイントなどをご紹介してきました。
私たちYOU MAY Castingでは長年培ってきたノウハウと数多くあるモデル事務所との厚いリーチから案件ごとに最適な人材を見極め、お客様の希望とするキャスティングを叶えることが可能です。
「モデルを起用したいけど、どのように選出すればいいのかわからない…」「予算はこれくらいで、複数人のモデルを呼ぶことはできる?」などなど、モデルのキャスティングについてお悩みの際は、ぜひ一度YOU MAY Castingにご相談ください!
皆様のご連絡をお待ちしております。
Q. 外国人のキャスティングも可能ですか?
A. 可能です。性別・人種・年代問わず日本全国から候補者をご提案します。
Q. 複数人設定のモデルキャスティングをお任せする事は可能でしょうか?
A. 可能です。弊社YOU MAY Castingは、結婚式や家族設定、スポーツ競技(サッカーやバレー)等多くの提案実績がございます。
Q. モデルキャスティングの金額が知りたいです。
A. 弊社YOU MAY CastingのHP上に料金表を掲載しております。条件によって変動がありますが、大きく3つの項目にポイントを絞った形で概算金額を算出しています。
弊社ホームページ:https://youmaycasting.com/
Q. モデルだけでなく、撮影チームもマルっとお願いすることはできますか?
A. はい、全てお任せください。弊社YOU MAY Castingは、カメラマン、ヘアメイク、スタイリストなどのクリエーターやスタジオ選びなど、撮影内容やシチュエーションに応じたご提案をさせていただきます。
Q. モデル撮影と同日で商品撮影(物撮り)も可能ですか?
A. はい、撮影のボリュームによっては別日になってしまう場合もありますが、同日撮影も可能です。
YOU MAY Casting専属グラフィックデザイナー。
大手モデルエージェンシーのデザイン部門にてデザイナーに従事後独立。現在はモデル・芸能業界にてグラフィックを中心としたデザイン全般を手がける他、飲食業界・スイーツ業界にてロゴやパッケージ、WEBなどその範囲は多岐に渡る。
高級ブランドからサブカルまで、さまざまなタイプの提案を得意とする。