こんにちは!キャスティングディレクターのきえです。
さて、今話題になっているNetflixシリーズ「地面師たち」、皆さんはご覧になりましたか?
2024年7月25日に配信が開始されてから瞬く間にSNSなどで話題が広がり、大ヒットドラマの仲間入りとなりました。今回は、そんな話題のNetflixシリーズ「地面師たち」について、あらすじやキャスト、監督・スタッフなど基本的な情報から、撮影に関する裏話などをご紹介します。
さらに、「地面師たち」のキャストのような人気俳優・話題性のあるタレントを広告・イベントに起用した際のメリットやおすすめの起用方法などについても、豊富なキャスティング実績がある私たちYOU MAY Castingがお教えします。
目次
Netflixで一躍話題となった「地面師たち」ですが、原作の『地面師たち』は2019年に発売された新庄耕さんによる小説です。
“地面師”とは、不動産の所有者になりすましてお金を騙し取る詐欺師のことを指します。「地面師たち」は、2017年に実際に起こった地面師詐欺事件を題材にした作品で、伝説の大物地面師であるハリソン山中(豊川悦司さん)に誘われて地面師になった辻本拓海(綾野剛さん)が、地面師仲間たちとともに時価100億円ともいわれる土地をターゲットに、前代未聞の詐欺に挑む物語。騙す側と騙される側、地面師詐欺グループを追う刑事の三つ巴の攻防、そして徐々に拓海の過去と因縁が浮き彫りにされ、物語はクライマックスへ…。
息をのむ怒涛の展開と、実際の地面師詐欺事件を題材にしたリアルさが見ている人を引き込む物語になっています。
Netflix「地面師たち」の監督・脚本を担当した大根仁さんは、2022年の人気ドラマ「エルピス-希望、あるいは災い-」(フジテレビ系)、映画「モテキ」などの演出を担当した経歴のあるベテラン監督です。その他のスタッフは、エグゼクティブ・プロデューサー:高橋信一さん、プロデューサー:吉田憲一さん、三宅はるえさんなどが参加しました。
そしてナレーションには山田孝之さんをキャスティング。声のみのナレーションで実力派の人気俳優である山田孝之さんを選ぶあたりにも、作品への本気度が感じられます。
また、作中の音楽は石野卓球さんが担当しました。石野卓球さんは、1989年にピエール瀧さんたちと「電気グルーヴ」を結成し、DJとしても積極的に活動してきました。現在でもDJ/プロデューサや、リミキサーとして多岐にわたる音楽活動を行っています。大根仁監督とは元々友人関係があり、監督からのラブコールを受けて劇中の楽曲を担当したそうです。使用された音楽は公開前の予告編の段階から、「エモい」「すごい」などと高評価を受けており、映像と展開を盛り上げる絶妙な音楽になっています。
「地面師たち」は、Netflixの日本トップ10(テレビ部門)で6週連続の首位記録を樹立し、SNSなどでも反響が非常に大きく、瞬く間に大ヒット作品となりました。
地上波では絶対に放送できないような過激な内容もさることながら、豪華なキャスト、実際にあった事件を題材にしたリアルさが視聴者に刺さり、「演技派の揃ったドラマ」「面白くてイッキ見してしまいました」「キャスト全ての方が豪華で、完全に魅入ってしまうほどの演技力で素晴らしく、音楽も最高にカッコよかった」などと、高評価のコメントがたくさんありました。
また、地面師たちが評価されているのは「地上波ではできない、Netflixだからこそ」という部分も大きくなっています。実はこれには、監督が映画会社・テレビ局に企画を持ち込んでも、断られたという背景があります。Netflixだからこそ、テレビや映画ではできないバイオレンスな描写が可能になり、実在した企業・事件を題材にしたという攻めた構成を映像化することができたといわれています。
リアリティを追求する制作側の努力と役者が際立たせたリアルな演技が、視聴者を引き込み、次々とのめり込む人が多かったのだと思います。
ここでは、地面師たちの主要キャストをご紹介します。
・辻本拓海(綾野剛さん)
地面師グループの中では「交渉役」という役割です。幸せに暮らしていましたが、ある事件に巻き込まれて大切な家族を失い、生きる希望も失って無気力に夜の世界の運転手をしていました。そんな中、大物詐欺師であるハリソン山中と出会って、地面師詐欺の仕事を始め、次第に地面師グループの核になっていきます。
・ハリソン山中(豊川悦司さん)
地面師グループの首謀者で、伝説の大物地面師として警察にも知られているほど業界では有名人。逮捕歴もありますが、リーダーという立ち位置のため、直接交渉の場に出てくることはなく、警察も足取りをなかなか掴めない人物です。拓海を地面師として信頼していますが、穏やかな口調とは裏腹に、冷酷な一面もあります。
綾野剛さん、豊川悦司さんのW主演以外にも、脇を固めるキャストたちも錚々たるメンバーばかりです。
・後藤(ピエール瀧さん)
元司法書士という経歴を持ち、地面師グループでは「法律屋」という役割を担っています。法律系の知識をもとに、書類の偽造や騙す相手との直接交渉を行いますが、捲し立てるような関西弁で、相手に考える余地を与えない交渉術を持っています。
・竹下(北村一輝さん)
地面師グループでは「図面師」としての役割を担います。図面師とは、複数のターゲット候補の土地の情報や想定の取引価格、売主の情報などを調べる情報屋のようなものとされています。横柄な性格で、重度の薬物中毒者でもあります。
・麗子(小池栄子さん)
地主になりすます人物をキャスティングする仕事で、「手配師」と呼ばれています。事情があってまとまったお金が必要で、身寄りのない一般人を全国各地から探し出し、地主の個人情報や持っている土地の情報などを覚えさせる役割です。自分は交渉の場には出向きませんが、詐欺が成立するかどうかの大きな鍵を握っています。
・長井(染谷将太さん)
契約に必要な運転免許証など身分証、公的書類の偽造を担当する「ニンベン師」という役割です。本人は詐欺の現場に関わっていないため、犯罪を行っているという認識は薄い人物です。基本的には引きこもりですが、拓海とは打ち解けています。
・青柳(山本耕史さん)
大手住宅メーカー・「石洋ハウス」の開発事業部長。仕事熱心で上昇志向がありますが、自分がターゲットにされているとも知らずに、自分の手柄にしたいため多少強引に契約を進めてしまいます。一方で、直属の部下からの信頼は厚い人物でもあります。
・下村辰夫(リリー・フランキーさん)
地面師グループを追う刑事で、作中では「辰」という愛称で呼ばれています。定年間近で、家族や周囲からは無理をせず、穏やかに定年を迎えてほしいと思われていますが、その思いとは裏腹に自分の足で地面師グループの情報を果敢に掴みに行きます。
タレントなど芸能人を広告・イベントなどに起用する際は、さまざまなステップを経る必要があり、費用はどのくらいなのでしょうか?実際に広告にはどれくらいの効果があるのか、注意すべきことはどんなものかなど、タレント起用に関する手順とポイントをご紹介します!
<引用:映画ナタリー>
前述のキャスト一覧では紹介しきれなかった方々も多くいますが、登場人物とその関係性はこちらの相関図で確認できます。
その他の主なキャストとしては、竹下の手下として登場するオロチ(アントニーさん)、辰の後輩役の刑事・倉持(池田エライザさん)、地上げ屋の林(マキタスポーツさん)などです。どの役も個性が光っており、ダークでリアリティのある世界観を彩ってくれています。
また、つい全貌を見たくなるような予告編もいくつか公開されています。
<引用:Netflix>
今回のNetflixシリーズ「地面師たち」が生まれたのは、そもそも大根監督が現実の事件を知り、大手企業に勤めている人たちがなぜあっさりと騙されてしまったのか、という部分が気になったことが始まりでした。名もなき犯罪集団が大手企業を騙すという爽快感のようなものがあったことから、事件に興味を持ったそうです。また、原作の小説では出てこない、池田エライザさん演じる倉持という刑事をNetflixシリーズで登場させたというのも、監督のアイディアでした。
監督と主演の綾野剛さん、豊川悦司さんの3人での対談では、印象に残ったシーンについて「拓海とハリソンが2人きりで詐欺と関係ない話をするシーン」と監督が答えたそうです。映画やウイスキーの話をしたり、わけがわからない話を延々と続けている様子が面白かった、と監督は話しました。演じたお2人も、こういう支流にも本筋が隠されていることがわかる演出だった、そういった時間を担保できるのもこの作品ならではの妙だった、と話していたそうです。
大ヒットとなったNetflixシリーズ「地面師たち」は、現在でも非常に注目度が高くなっています。この作品に登場する個性豊かなキャストを、実際に自社のCMなど広告に起用することで、得られるメリットはたくさんあります。
地面師たちに登場するような俳優・タレントは、演技の実力もさることながら、知名度の高い方も多くなっています。それに、今回の地面師たちに出演したことで、知名度が大幅に向上した方も多かったはず。
そんな知名度抜群のタレントを自社のCMにキャスティングすることで、商品やサービス、企業の知名度が格段に上がる効果が期待できます。
“実力派俳優”という肩書きは、ある種の信頼感のようなものが生まれやすいですが、そのタレントに対する信頼感・安心感を、そのまま会社や商品のイメージにトレースすることも可能ですので、ブランドイメージの向上など、企業が得られるプラスの効果は計り知れません。
地面師たちは、特に20〜40代の層から支持が厚いそうです。つまり、地面師たちの出演者を起用した場合、20〜40代に向けた商品・サービスであればより一層の訴求力があるといえます。
また、地面師たちは綾野剛さんや豊川悦司さんなど実力派俳優はもちろんのこと、お笑い芸人のアントニーさん、モデルの池田エライザさんといった、幅広いジャンルの方を起用しています。つまり、幅広い層にそれぞれのファンがいることになり、仮に地面師たちを見ていなくてもキャストのファンたちは、商品やサービスに興味を持ってくれるはずです。
地面師たちに登場した方々をキャスティングするにあたり、“話題性”というメリットも非常に大きいかと思います。日本中で大ヒット作品となり、「最もフィジカルで、最もプリミティブで、そして最もフェティッシュなやり方」や「ライフの方が安いので」などの名言もSNSで多く投稿され、社会現象ともいえるほどの勢いになっています。
今、勢いのあるキャストを自社の広告に起用すると、地面師たちの話題性に、良い意味で“乗っかる”ことができます。例えば、2015年から株式会社ニトリのNクール・NウォームのCMに出演している俳優・清水伸さんは、今回地面師に騙される側として出演していましたが、ニトリの社名とともにSNSで注目を集めました。
地面師たちのキャストを起用することで、こういった“バズる”効果が生まれる可能性も秘めているため、知名度アップ・ブランドイメージアップ、そして売り上げアップなど、企業にとって嬉しいメリットが盛りだくさんになるかと思います。
そこで今回は、印象に残るCMについて、ランキング形式にして徹底的にご紹介します!さらにタレントを起用した効果の高いCMについても、その方法やポイント・メリットなどについても詳しくご紹介します。
<引用:弊社実績「川本産業株式会社」様>
実績①公式イメージキャラクターに藤本美貴さんをキャスティング!
「色で遊ぶ、コーデを楽しむ」をコンセプトに掲げるカラーマスクブランド『MASMiX』(川本産業株式会社様)のイメージモデルとして、タレントの藤本美貴さんをキャスティング。公式ブランドサイト、CM、展示会パネル、販促用POP、などすべてのデザインと制作一式を弊社にて担当させていただきました。ママ世代をターゲットの軸とし、普段のライフスタイルを表現したCMはWEBサイトとも連動するストーリー性あるクリエイティブとなり、マスクが日常に溶け込むだけでなく、おしゃれにも合うデザインであることが藤本さんの演技を通じて表現されています。
<引用:弊社実績「株式会社ドン・キホーテ」様>
実績②江頭2:50さんを広告に起用!
株式会社ドン・キホーテ様からのご依頼で、プライベートブランドの香水『ジェネリックフレグランス』の公式イメージキャラクターに江頭2:50さんをキャスティング。広告起用はもちろんのこと、江頭2:50さんの公式Youtubeチャンネル『エガちゃんねる』とタイアップし、広告の撮影の様子をYoutubeでアップし、PRしていただきました。YOU MAY Castingではキャスティングにとどまらず、企画やデザイン、制作も全て担当させていただきました。
<引用:弊社実績「大阪府」様>
実績①大阪府主催万博フェスティバルにフットボールアワーさん・福本愛菜さんをキャスティング!
2025年大阪万博開催まで1年となる節目の年に開催された「いくぞ!万博フェスティバル」。フットボールアワーさんと元NMB48の福本愛菜さんにMCとして出演いただきました。当日は2,500人のお客様に足を運んでいただき、ダンスや歌を披露するなど万博一年前に相応しい会となり盛会に幕を閉じました。
<引用:「合同会社DMM.com」様>
実績②トークショーにおのののかさん・バービーさん起用!
豊かな暮らし作りを体験する目的で開催された「GOOD LIFE フェア2022」にDMM.com様が出展するにあたって、オンライン診療サービスについてトークショーを行うためおのののかさんとバービーさんをキャスティングしました。女性ならではの暮らしの悩みなどをトークしていただき、オンライン診療の認知度アップに貢献しました。
広告制作・イベント開催にあたってのタレントキャスティングは、ぜひ私たちYOU MAY Castingにご依頼ください!もちろん、広告制作が初めてという企業・自治体の方でも大歓迎です。
私たちYOU MAY Castingは、これまでに数多くの案件を成功させた実績がありますが、その実績はキャスティング業務に限ったものではありません。企画などのディレクションや、撮影までのスケジュール管理、撮影当日のアテンド、そしてヘアメイクや撮影スタッフなどの手配まで、トータルで皆さまをサポートさせていただきます!さらに映像制作部門もあるので、撮影後の編集なども、全てワンストップでお任せいただくことが可能です。
◆Netflixシリーズ「地面師たち」あらすじ
2017年に実際に起こった地面師詐欺事件を題材にした作品。
伝説の大物地面師であるハリソン山中(豊川悦司さん)に誘われて地面師になった辻本拓海(綾野剛さん)が、地面師仲間たちとともに時価100億円ともいわれる土地をターゲットに、前代未聞の詐欺に挑む物語です。騙す側と騙される側、地面師詐欺グループを追う刑事の三つ巴の攻防、そして拓海の過去と因縁が徐々に浮き彫りにされ、物語はクライマックスへ…。
◆監督・スタッフ/音楽
監督・脚本は映画「モテキ」などを担当した大根仁さん。その他、エグゼクティブ・プロデューサーに高橋信一さん、プロデューサーに吉田憲一さん、三宅はるえさんなどが参加しました。さらに作中のナレーションに山田孝之さん、音楽は石野卓球さんが担当し、裏方も豪華メンバーで彩られています。
◆「地面師たち」キャスト紹介
・辻本拓海(綾野剛さん)
・ハリソン山中(豊川悦司さん)
・後藤(ピエール瀧さん)
・竹下(北村一輝さん)
・麗子(小池栄子さん)
・長井(染谷将太さん)
・青柳(山本耕史さん)
・下村辰夫(リリー・フランキーさん)
その他、オロチ(アントニーさん)、倉持(池田エライザさん)、地上げ屋の林(マキタスポーツさん)など錚々たるメンバーが集結しました。
◆「地面師たち」に出演する演技派キャストをCMや広告に起用するメリット
メリット①俳優・タレントの影響力とブランドイメージの向上
メリット②キャストのファン層へのリーチ拡大
メリット③話題性とメディア露出の増加
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Q. 契約料以外に発生する費用は何ですか?
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Q. CMなど動画制作も一緒にお願いできますか?
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Q. CMやWEBの広告枠の買い付けなども一緒にお願いできますか?
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