こんにちは!キャスティングディレクターのきえです。
さて、有効的な広告戦略の一つとして、“タレントを起用する”というのは昔から取り入れられており、タレント起用によってサービスや認知度向上に成功した企業も数多くあります。
私たちキャスティング会社のもとにも、よくこのようなご相談が届きます。
「タレントを起用して広告を成功させたいけど、効果のあるタレントを教えてほしい」
「そもそも広告制作が初めてで、何から初めて良いのかわからない…」
そこで今回は、これまでに数多くの広告案件を成功に導いてきた私たちYOU MAY Castingが、広告にタレントを起用する際の注意点やポイント、そのメリットなどについて、徹底的に深掘りしてご説明します!
これを読めば、広告を成功させるヒントが得られるはずです!ぜひお付き合いください。
目次
認知度や人気の高いタレントを、企業の顔として起用することは大きな効果が期待できます。タレントは好感度が高い方も多いですが、タレントが持つ高い好感度の力を借りて、企業の好感度も向上させる効果もあります。また、企業の顔としてタレントを起用することで、そのタレント=企業のイメージの紐付けが可能になり、ブランドのイメージアップにも繋がります。
また、単純な売り上げや業績アップの効果も期待できます。例えば自分が消費者だった場合、タレントがおすすめしている商品とそうでないもの、どちらを購入するかといえば前者という方が大多数かと思います。
さらに、有名タレントを起用することで、その企業で働く社員やスタッフが自分の会社に誇りや愛着を持ち、モチベーションが上がることによる業績アップだって不可能ではありません。
タレントは基本的に、容姿端麗な外見や目を引く外見をしていることが多くなっています。普段何気なく見ている広告などでも、華があるタレントが出ていれば自然と目に入ってしまうものですが、そうすることで消費者に対してより大きなインパクトを残すことが可能になります。
これまで商品やサービス、企業名を知らなかった人でも、タレントが認知のきっかけとなる場合は多く、認知度の底上げが期待できます。
また、タレントには一定数のファンがいますが、自分の好きなタレントがおすすめする商品やサービスには興味を持ちますし、購入に至る場合も多いかと思います。
タレントが紹介している商品やサービスは、消費者にとって信頼度がアップするというメリットもあります。同じ商品でも、単純に「おすすめです!」とされているよりも、「人気タレントの〇〇さんがおすすめ!」と銘打たれていた方が、信頼感が大幅に違いますよね。商品やサービス、企業に対する信頼感・安心感をお客さまに持ってもらうためにも、タレント起用は非常に効果的といえます。
また、タレントが愛用している商品=認知度がアップしやすい・売り上げがアップしやすい、という傾向もあります。
具体的に、少し前には「田中みな実買い」という言葉が浸透し、田中みな実さんが愛用しているコスメ関係の商品が爆発的人気となり、欠品した商品が出たこともありました。美容意識が高く、自身も美しい田中みな実さんが紹介する商品が信頼感や安心感を得て、結果的に田中みな実さんに憧れる女性を中心に大勢が購入に至ったことから生まれた言葉ですが、このようにタレントがPRするというのは想像以上の反響を得られる可能性も秘めています。
下記のコラムではタレント起用の効果についてを詳しくご紹介しています。ぜひあわせて参考にしてみてくださいね。
今回はタレントを企業広告・イベントに起用したいと考えている方に向けて、具体的な効果、タレント起用の際のポイントなどを詳しくお伝えします。タレントを起用により、CVRが4%から8%と2倍にも増加したという実例も!CMや広告/イベント制作はユウメイキャスティングにお任せください!
基本的に企業は、それぞれ掲げているブランドイメージがあると思います。そのブランドイメージと、タレントのイメージが合致しているかというのは非常に大切なポイントです。
CMなど広告に起用して企業の顔になってもらうということは、そのタレントのイメージが企業のイメージにトレースされることになるので、イメージがマッチングしているタレントを選ぶと良いでしょう。なお、あえてイメージと真逆のタレントを起用してインパクトを残すという手法も存在します。
また、タレントは人気があればあるほど、複数の企業の広告に起用されている場合があります。せっかく多額の費用をかけて人気タレントを起用しても、競合他社のイメージが強いタレントだった場合、思うような効果が得られない可能性もあります。起用したいタレントを決定する前に、候補のタレントが競合他社にすでに起用されていないか、事前に調べておきましょう。
芸能人やタレントを企業のイメージキャラクターとして起用するにはどのような手順を踏めば良いのでしょうか?イメージキャラクターとは正式にどんな人物のことを指すのか、芸能人に企業のイメージキャラクターになってもらうにはどんな流れになるのか、費用面も詳しくお伝えします!
広告を制作するにあたり、どの企業でも目的が存在しますが、その具体的な目的は千差万別ですし、ターゲット層も商品やサービスによって大きく違います。まずは目的をはっきりさせておくこと、それに伴ってどの層をメインターゲットにするのか、という部分をしっかりと決めておくことが重要です。
目的とターゲット層が決まると、それに合ったタレントを探しやすくなります。例えば、認知度の低い新しい会社であれば、認知度の高いタレントを起用することで、タレントの力を借りて会社の認知度をアップさせることができます。
また、ターゲット層が若い世代の場合は、若い世代に人気のあるインフルエンサーやタレントを起用することで、効果はより一層高くなるはずです。
一昔前の広告はテレビCMや紙媒体が主流で、放映したあとの効果測定が行いにくい、時差があるという課題がありました。しかし、今は効果測定を行いながら放映できる運用型広告も増加していたり、以前に比べて広告による効果が早く、わかりやすくなっています。
タレントを起用した際の認知度の変化を分析することで、自分たちの認知度の現在地や、今後の目標も設定しやすくなります。広告による効果を分析したあと、持続的にブランドイメージを向上させるためにもデータを駆使してより良い広告作りをしていくことで、最終的に効果の高い広告にすることができます。
タレントを起用することはメリットも多いですが、注意しなければならないポイントもあります。
その一つは、不祥事や炎上のリスクです。人気商売であるタレントは、時に不祥事を起こしてしまったり、不用意な発言で炎上してしまったりすることがあります。特にSNSも普及している現代は、一昔前に比べてタレントの発言に敏感な人も多く、些細な発言が炎上に繋がってしまうこともあるのが事実です。もし契約したタレントが炎上したり、不祥事を起こしてしまうと、ブランドのイメージもダウンしてしまう恐れがあります。
事前に炎上しない・不祥事を起こさないタレントを探すのはなかなか困難ですが、SNSで過去に炎上経験がないか、過激な発言がないかなどは事前に確認しておくと良いでしょう。
また、基本的にCMなどの広告には期限が定められています。契約期間が過ぎてもそのタレントの広告を使ってしまう、放映してしまうなどがあれば契約違反となり、場合によっては多額の違約金が求められてしまう場合もあります。契約を行う際に、いつまでタレントの肖像を利用可能なのか、はっきりさせておく必要があります。
タレントを起用して広告を制作するには、所属事務所に支払うギャランティの占める割合が多く、注目されがちですが、それだけではありません。ロケをして撮影を行う場合はその撮影場所、撮影の技術スタッフも外注するので費用がかかります。また、メイクやスタイリストなど、タレント周りのスタッフも用意しなければなりません。
そして、撮影が終わった後も、編集作業を行うためにさらに外注する必要があります。タレントの起用にかかる費用だけを予算とせずに、他にかかる費用もあらかじめ予算に組み込んでおきましょう。
なお、ギャラの相場については以下のコラムで詳しくご紹介していますので、あわせて参考にしてみてください。https://youmaycasting.com/blog/14544/(※ブログカードがあれば良いかと思いました)
例えば、カルピスウォーターのCMは1993年の初代・西田尚美さんから14代目の當間あみさんまで女優が起用され続けており、“カルピスガール”と呼ばれることも多くなっています。今ではカルピスガールは一種のブランド化しており、◯代目は◯◯さん、と情報番組やエンタメのニュースでも取り上げられるほどです。
また、同じタレントを長年起用し続けるというのも一つの戦略ですが、例えば東洋水産のマルちゃんシリーズでは40年以上武田鉄矢さんを起用し続けており、「同じ俳優を起用したテレビCMを、最も長い間放送し続けている商品」としてギネス世界記録に認定されました。
さらに、日清食品のカップヌードルは、お笑い芸人を多数起用したり、『強風オールバック』など話題の曲を導入したりなど、常に話題性のあるCMを作り続けており、バズるCMとしても知られています。
CMなど広告を制作する際に、インパクトや話題性を重要視するのか、好感度を重要視するのかなどは企業によってさまざまかと思いますが、起用するタレントによっても大きく左右されるので、タレント選びは成功の鍵を握っているといえるほど重要なポイントです。
タレントを起用して行う広告には、さまざまな戦略があります。具体的な例でいうと、ダウンタウン・浜田雅功さんが登場する出前館のCMでは、一度聞いたら印象に残る歌を踊りながら歌っている様子が非常にインパクトに残り、企業やサービスの認知度向上に貢献しています。
また、SNSを利用した広告の場合は、タレントの人気・知名度を存分に活かしながらも、SNS特有のハッシュタグ機能をうまく活用することで、二次拡散がされやすくなったり、若者世代の目にも入りやすい広告にすることが可能になります。
<引用:弊社実績「川本産業株式会社」様>
川本産業株式会社様からのご依頼で、カラーマスクブランド『MASMiX』のイメージモデルにタレントをキャスティングしたいとご相談がありました。ママ層がメインターゲットということで、ママタレとしても活躍する藤本美貴さんをキャスティング。2024年11月には新商品のコラボマスクの販売に合わせ、藤本美貴さんのInstagramでインスタライブを行いました。ライブでは視聴者の質問に答えながらも、商品の詳細な説明やカラー展開、おすすめポイントなどを語っていただき、コメントも盛り上がって大反響となり、販売促進活動の成功例となりました。
<引用:弊社実績「株式会社ドン・キホーテ」様>
株式会社ドン・キホーテ様が販売するプライベートブランドの香水「ジェネリックフレグランス」のイメージキャラクターに、お笑い芸人の江頭2:50さんをキャスティング。広告への起用だけではなく、江頭2:50さんの公式Youtubeチャンネル「エガちゃんねる」とタイアップし、広告撮影の様子をYoutubeにもアップしていただきました。エガちゃんねるのチャンネル登録者数は約448万人にものぼり(※2024年11月時点)、面白さとかっこよさが共存した撮影の風景を多くの視聴者に見てもらえるきっかけとなりました。
私たちYOU MAY Castingは、江頭2:50さんのキャスティングに始まり、企画のディレクション、デザイン、制作など全てワンストップで担当させていただきました。
<引用:弊社実績「REMO TECH」様>
REMO TECH様のAI導入自動追跡カメラ『OBSBOT Tiny 2』をPRしたいとご相談をいただき、元アイドルでゲーム実況などが人気の西村歩乃果さんをキャスティングしました。公式Youtubeチャンネル「ほのちゃんねる」の登録者数はおよそ40万人(※2024年11月時点)と人気チャンネルで、動画内では自宅のゲーム部屋で商品を実際に使用した感想などを詳細に話し、PRに成功した案件となりました。
<引用:弊社実績「LaBella CICIBELLA」様>
LaBella CICIBELLA様の商品・ファッション性クールリング「CICIBELLA アイスクールリング」のPRとして、インフルエンサーとして活躍するくれいじーまぐねっとのエアさんをキャスティングし、InstagramでPR投稿を行っていただきました。エアさんのInstagramのフォロワー数はおよそ84万人(※2024年11月時点)にものぼり、若い世代を中心に多くの反響がありました。実際に投稿を見て購入に至った方も多く、インフルエンサーを起用した案件の成功例の一つとなりました。
成功事例紹介ではインフルエンサーによるPRもご紹介しました。SNSの普及に伴い、インフルエンサーも増加傾向にありますが、ではここでタレントとインフルエンサーの違いについて、おさらいしていきましょう。
そもそもタレントは主にテレビやラジオ、映画などメディアで活躍する芸能人を総称していうことが多くなっていますが、インフルエンサーの場合は活動の場がSNSであるというのが一番の違いです。
どっちの方が人気か、有名かというのは世代によっても違いますので一概には言えないですが、それでもタレントの方が幅広い層に認知されていることがほとんどとなっています。
そのため、広告の戦略においてはタレントとインフルエンサーをうまく使い分けることが成功の鍵となります。
タレントを起用する場合は、より広く認知度アップをしたい、不特定多数に向けてPRしたい時などに効果があります。一方でインフルエンサーを起用する場合は、若い世代がターゲットであったり、SNSと相性の良い商品やサービスをPRしたい場合に有効です。
タレントとインフルエンサーの違いは、どの媒体で起用するか、という部分でも大きな違いがあります。
テレビCMやラジオCM、紙媒体などマスメディア広告では、タレントを起用した方が効果が期待できます。というのも、タレントはインフルエンサーに比べて幅広い層に認知されているので、不特定多数に向けたPRは効果が出やすい傾向があります。
一方で、インターネット上で配信される広告のようなデジタル広告は、インフルエンサーの方が相性が良い場合が多くなっています。インフルエンサーは、特定の層に向けた影響力は非常に高く、また“拡散”という機能によって、一度PRしたものがどんどんと拡散され、結果的にバズる可能性も秘めています。また、インフルエンサーはSNSが主戦場ですので、SNS上にファンも多く、SNSでの魅せ方をわかっていることから、SNSによるPR投稿などはインフルエンサーを起用することで高い効果が期待できます。
今回は「インフルエンサーってなに?」「マーケティングにおいて、どのレベルのインフルエンサーを起用すべき?」という疑問を、詳しく説明していきます。これから新しくタレントやインフルエンサーを起用した広告制作やSNS PR投稿しようと考えている方必見です!
私たちYOU MAY Castingは、キャスティングのプロが揃ったエージェンシーです。タレントやインフルエンサーのキャスティングをお任せいただけますが、ただキャスティングすることだけが私たちの役割ではありません。
企画の段階から、広告撮影までのスケジュール管理、撮影当日のアテンド、撮影に必要なスタッフ・場所の手配など、全て一括でご依頼いただくことができます!また、独自に映像制作部門も設立しているため、撮影が終わった後の編集作業もわざわざ外注する必要がありません。私たちなら、企画から納品までワンストップでサポートが可能です!
これまでに数多くの広告案件を成功に導いてきたノウハウがしっかりとあるので、初めて広告制作を行う企業の方や、新商品・サービスのPRに力を入れたい企業の方など、どんな方でも徹底的にサポートさせていただきます。
私たちは、芸能業界・広告業界の中心に身を置いており、業界や世間の流行や情報を常にキャッチしています。そのため、次にどんなタレントがブレイクするのか、注目の新人アーティストなど、最新のトレンドを元に、皆さまの要望にぴったりと合う一人をご提案することをお約束します!
幅広いネットワークを持っているため、今回ご紹介したようなタレントだけでなく、インフルエンサー、アーティスト、お笑い芸人など、どんなジャンルの方でもキャスティング交渉が可能です。
まだどんな人を起用したいか決まっていない段階でも、イメージや企画を丁寧にヒアリングし、ブランドイメージにマッチしたタレント・インフルエンサーを探しだしますので、ぜひ一度お問い合わせください。
早速YOU MAY Castingにタレント起用について相談する!
◆タレントを起用した広告の効果を最大化する方法
・ブランドイメージに合ったタレントの選定
・タレント起用時の戦略的プランニング
・実績に基づいた効果測定の重要性
◆広告にタレントを起用する際の注意点
・タレント起用に伴うリスク…炎上や不祥事に注意
・起用コストの管理と適正な相場感の把握
◆タレントを起用した広告の成功事例
YOU MAY Castingの実績:成功事例①藤本美貴さん/川本産業様
YOU MAY Castingの実績:成功事例②江頭2:50さん/ドン・キホーテ様
YOU MAY Castingの実績:成功事例③西村歩乃果さん/REMO TECH様
YOU MAY Castingの実績:成功事例④くれいじーまぐねっと エアさん/LaBella CICIBELLA様
◆タレントとインフルエンサーの違い
タレント:主にテレビやラジオ、映画などメディアで活躍
インフルエンサー:活動の場はSNS
・活用シーン別の適切な選択基準
タレント…テレビCMやラジオCM、紙媒体など、マスメディア広告
インフルエンサー…インターネット上で配信される広告のようなデジタル広告
タレントやインフルエンサーを起用した広告を制作したい、広告によって商品やサービスの認知度をアップしたい企業の方は、ぜひ私たちYOU MAY Castingにお任せください!経験豊富なスタッフが、丁寧に、そしてスピーディに対応させていただきます。お問い合わせいただいてから、最短で翌営業日(※非営業日を除く)で返信が可能という、スピード感のある対応も私たちの強みの一つです。
また、タレントが自社のイメージキャラクターに就任した場合は、メディア向けのお披露目イベントを行うことも多いかと思いますが、そのイベントの取り仕切りや準備なども、私たちにお任せいただくことが可能です。
キャスティングのみならず、広告制作に関することなんでも、お気軽にご相談ください。