
投稿者: きえ 2025年10月05日
こんにちは!キャスティングディレクターのきえです。
さて、現代は急速にテクノロジーが進化し便利な時代に突入しましたが、特に近年目覚ましく普及しているのは「生成AI」です。生成AI時代とも呼ばれる現代では、データ検索や事務作業など、人間がやってきた仕事をAIに任せる場面も増えてきました。
たしかに便利なツールですが、広告やイベントへのタレントキャスティングなどにおいては、全てをAIに任せるべきではないと考えます。AIと人間が共存していくことで、より一層効果が高く、スピーディな企画を進行できるはずです。
そこで今回は、生成AI時代にキャスティング会社を上手に使うためのコツ・ポイントを、これまでに数多くの実績がある私たちキャスティング会社だからこその目線でお伝えします!生成AIとタレントキャスティングについて、独自の見解を解説していきますので、ぜひお付き合いください。
目次
広告・プロモーション施策を成功させるためには、“企画の意図にマッチングしたタレントを起用すること”が鍵を握っています。以前は話題性や知名度に重きを置いて判断されていたタレントキャスティングですが、今や目的やKPIに応じて戦略的に選定されるべき時代に移行しています。加えて、競合他社とのバッティングやファン層との親和性、過去の起用実績などにおける総合的な視点が企業側には求められています。
こうした背景から「誰を選ぶか」の部分だけでなく、「どうやって選び、どう活かすか」までをサポートできるキャスティング会社の存在価値が改めて注目されています。
生成AIの登場により、タレントの細かい情報や業界動向などの情報収集が非常に手軽になりました。しかし、得られるのはあくまで“目に見えるデータ”のみです。例えば単純に「SNSフォロワー数が多い」というデータのみの理由でタレントを起用しても、ブランドイメージやターゲット層とズレが生じていれば思うような効果は期待できません。
しかし、プロであるキャスティング会社は、目でわかるタレントのデータだけで判断せず、それぞれの企業の目的やターゲット、予算に合わせた提案ができます。生成AI時代だからこそ、「データを解釈し、つなぎ、実行する人」であるキャスティング会社のような存在の重要性が増しているといえます。
便利になった現代では、検索すればタレントのプロフィールやSNS情報はすぐに出てきます。しかし、広告やイベントにおける起用は、タレントの人気・認知度だけで判断するのはおすすめしません。事務所対応・過去のキャスティング実績・スケジュール状況・リスク管理など、キャスティングにおける企業側が行うべき確認事項や実務が数多く存在するため、全てを理解した上で起用するタレントを選出する必要があります。
キャスティング会社は、タレント起用における複雑なプロセスを熟知しており、確実かつスピーディに調整することができます。社内で色々と情報を集めてから調整を行うより、最初からプロに相談することで、時間もコストも労力も、大幅削減が可能になります。
▲YOU MAY Casting独自のタレントデータベース「Talent Commune」
いくら認知度・注目度の高いタレントを起用しても、ブランドとの相性が悪ければ逆効果となってしまうこともあります。では、星の数ほどいるタレントの中から、ベストな人材をどうやって判断すれば良いのでしょうか?
私たちYOU MAY Castingでは、過去10,000件を超えるキャスティング実績を蓄積した独自のタレントデータベース「Talent Commune(タレントコミューン)」を活用しています。タレントコミューンとは、ターゲット層や訴求目的に応じた“マッチ度の高い”タレントを選定できるシステムで、知名度やSNSフォロワー数などのデータだけに頼らず、実績に基づくキャスティング成功への道を皆さまに提示することができます。「誰を使うか」ではなく「どう使うか」という部分を支える私たちのようなプロの知見が、成果を左右する大きな差となり得るのです。
タレントキャスティングにおいて、所属芸能事務所に直接交渉するという手法もたしかに存在します。しかし、簡単そうに見えて実は多くのリスクをはらんでいるため、あまりおすすめはしていません。例えば、希望条件が曖昧に伝わってしまうことによって見積りが大幅にずれたり、契約書作成や権利関係で不備が生じることもあります。契約後に不備が発覚すると、最悪の場合、違約金問題などに発展してしまう恐れもあります。また、芸能事務所は複数クライアントを抱えていて多忙なため、調整が難航しやすく、スケジュール管理や意思決定にも時間を要するケースも少なくありません。
そんなリスクや悩みも、キャスティング会社を介せば、交渉や調整が円滑に進み、リスクを最小限に抑えたスムーズな進行が可能になります!
企業がタレントを広告やイベントに起用する目的はさまざまですが、話題作りだけではないはずです。認知度向上や新規顧客の獲得、ブランドイメージ刷新、商品やサービスの販売促進など、目指す成果は多岐にわたります。このような成果に繋げるには、キャスティング設計が最重要です。
プロのキャスティング会社であれば、KPIから逆算して最適なタレントを提案し、露出先の媒体や企画内容まで一貫してサポートを行います。タレントを見た目や知名度だけで選ぶのではなく、「なぜこの人なのか」を論理的に説明できるキャスティングで、高い効果を発揮するプロモーションにするお手伝いをいたします。
しばしば耳にするのが、「せっかく起用したのにイメージが合わなかった」「ターゲットに響かなかった」というキャスティングの失敗例…。せっかく予算を割いてタレントを起用したのに、これでは企業にとって大きなマイナスになってしまいます。こういった失敗は、キャスティング段階での設計ミスに起因することが多くあります。誤ったキャスティングは予算の浪費だけでなく、ブランドイメージがダウンしてしまったり、SNSなどによる炎上のリスクも伴う恐れがあるので細心の注意が必要です。
しかし、私たちのようなキャスティング会社であれば、タレント候補の過去の出演傾向・競合バッティング・リスクを事前に精査し、ブランドとタレントの親和性を確保した上で企画を進めるため、案件失敗のリスクをできる限りゼロに近づけることが可能です。
広告へのタレント起用は、たしかに強力なブランディング方法です。一方で、通常の広告制作に比べてどうしても工程が多くなり、面倒くさい業務が発生してしまうのも事実です。今回は、面倒くさいと思いがちな広告などへのタレント起用について、解決策を含め徹底的にお教えします!
社内に企画部があり、企画部主導でコンセプトやKPI設計ができる企業は、キャスティング会社を「補佐役」として活用することをおすすめします。例えば、希望タレントを具体的に複数人提案してもらったり、稟議に通しやすいロジック作り、資料整備などを依頼することで、社内の意思決定スピードが格段にアップします。また、タレント候補の比較表や、なぜこの人が適しているのかを示す客観的なデータの提供も可能です。企画意図を理解して万全にサポートできるキャスティング会社をパートナーにすることで、社内外の調整が非常にスムーズになります。
広告代理店と制作チームが別々に存在する場合、キャスティングだけをプロに任せることで、全体のコストや進行負荷を抑えることができます。特に、代理店側にタレントネットワークや交渉スキルが不足している場合、外部のキャスティング会社がその穴を埋めることで、プロジェクト全体の質とスピードが向上するでしょう。また、キャスティング会社が提案の起点となり、代理店とともに企画進行を行うことも可能です。単なる外注先としてではなく、ともに歩むパートナーとして活用するのが理想です。
社内外の稟議や決裁が多く、どうしても企画に時間を要する企業の場合は、提案における「説得力」が命です。キャスティング会社では、候補者の推薦理由や比較資料をばっちりと用意して、稟議を通すための材料を整えることが可能です。また、広告案件などの経験が豊富なため、代理店・制作会社・広報部門など社内外にまたがる関係者を調整しながら進める案件にも強く、全体設計からスケジュール調整まで一貫して皆さまをサポートできます。社内体制が複雑な企業ほど、プロの調整力と設計力が頼れる武器になります。
今回は、「人気タレントを起用したいけど、事務所と関わりがないから交渉が難しい…」「広告へのタレント起用のメリット・デメリットどちらも知りたい」といったお悩み・疑問をお持ちの方に向けて広告契約における注意点やポイントなどをご紹介します。
キャスティング会社と聞くと、タレントをキャスティングすることに特化した会社に思われがちですが、それだけが仕事ではありません。まず事前のヒアリングから始まり、タレント候補の提案、芸能事務所への交渉、契約・権利処理、撮影の現場立ち会い、素材納品まで全てワンストップで対応が可能です!さらに近年では前述の業務内容に加え、イベント進行やインフルエンサーマーケティング、KPI測定、広告出稿に至るまで、トータルで支援を行うキャスティング会社も増えています。
私たちYOU MAY Castingも、もちろん上記のようなサービスを皆さまに提供しています。専門のスタッフが丁寧なヒアリングを行い、企画から交渉・契約、撮影、クリエイティブ制作まで、皆さまのプロモーション目的に応じたトータルサポートが可能です!
実は、候補にあったタレントがNGとなるケースは少なくありません。そうなった時に社内で一から再検討するのは大きなタイムロスになってしまいます。キャスティング会社に依頼していれば、事前に複数の候補を選出しているため、代替案をスピーディに提案することが可能です。さらに、なぜNGになったのかという背景に至るまでも分析し、次の提案に反映させることで、次点の候補もNGになってしまう…などといったリスクをできるだけ減らします。候補の変更に柔軟に対応し、プロジェクトの進行スピードを止めないためにも、パートナーとしてともに歩むキャスティングが効果を発揮するはずです。
イベントが地方開催の場合、スケジュール調整や交通費、地方メディアとの調整など、首都圏での開催よりも課題が増えてしまうのが現状です。しかし、私たちのようなキャスティング会社であれば地方開催でも調整が可能!例えば、過去に同地域で実績のあるタレントを優先的に候補にあげたり、地方事務所と直接連携することでコスト圧縮を図るなど、エリア特性に応じた提案ができます。
芸能人をイベントに呼ぶ際に皆さんが最も気になるのは、出演料がいくらくらいかかるのか?という相場の話かと思います。芸能人をイベントに呼ぶ際にかかる出演料の相場について、細かくご説明します!後半には出演料を抑えるポイントなどもありますので、ぜひ参考にしてみてください。
私たちYOU MAY Castingでは、地方自治体・地域企業との連携実績も多く、東京以外のイベントにも柔軟に対応可能。初めての地方イベント開催で不安な企業の方も、実績十分のYOU MAY Castingにご相談ください!
<引用元:弊社実績「川本産業株式会社」様>
川本産業株式会社様より、カラーマスク『MASMiX』のイメージキャラクターにタレントを起用したいとのご依頼をいただきました。そこで私たちは、カラーマスクのメインターゲットでもあったママ層に人気のあるタレントの藤本美貴さんをご提案してキャスティングし、WebCMなどに出演していただきました。私たちは、企画やキャスティングにとどまらず、公式ブランドサイトや展示会のパネル、販促用POPの作成など、クリエイティブにおいても全て一括で担当させていただきました。
<引用元:弊社実績「前田道路株式会社」様>
前田道路株式会社様より、100周年記念式典で有名人をゲストに呼んで会を盛り上げたい、とのご相談をいただきました。本社も含めて全国12か所で記念式典が行われ、それぞれの地域で違ったお笑い芸人などをキャスティングし、現地にも同行させていただきました。
キャスティングはもちろんのこと、当日までのスケジュール管理や企画内容、そして当日はタレントのアテンドなどを全てYOU MAY Castingで担当させていただき、記念式典をスムーズに進行するためのサポートをさせていただきました。
<引用元:弊社実績「REMO TECH」様>
AI導入自動追跡カメラのPRにあたり、インフルエンサーを起用したいとリモテック様からご依頼をいただきました。そこで、元アイドルの西村歩乃果さんをキャスティング。ゲーム実況配信などで人気のチャンネル内で、実際にカメラを使用してみた感想などを語っていただきました。西村さん以外にも複数のインフルエンサーを起用し、KPIの大幅達成に大きく貢献した案件です。
私たちYOU MAY Castingは、「タレントコミューン」と呼ばれる独自のデータベースを開発しました。生成AI時代の今は、タレントのデータやプロフィールなどは簡単に検索できますが、一人一人の概算相場などといったキャスティングに必要な細かいデータはほとんど世に出ていません。私たちのデータベースを使えば、10,000件以上のタレントが登録されている中から、出身地ごと・ジャンルごとなど、細かくソートして検索できるだけでなく、おおよその相場も調べることができますので、事前調査も非常にスピーディで、皆さまにとってベストなタレント候補をお待たせせずに提案することをお約束します。
▲YOU MAY Casting独自のタレントデータベース「Talent Commune」
今やデータの時代ですので、情報をどれだけ持っているかというのは企業にとって大きなアドバンテージになります。キャスティング会社も例外ではなく、特に芸能界や広告業界などはいかに早くトレンドを掴むかという点だったり、情報合戦になることも多くなっています。
そこで生成AIを活用する企業も多いですが、私たちYOU MAY Castingは、生成AIなどを用いて集めたデータや情報をそのままお伝えするのではなく、自分たちの見解をしっかり加えたうえで皆さまに提示しています。ただのデータではなく、キャスティングのプロとしての経験をもとにした考えがしっかり埋め込まれていることで、より効果の高い広告やイベントにできるはずです。
皆さまに丁寧にヒアリングをし、企画の目的や意図を把握したうえで、施策を成功に導くためのお手伝いを、ぜひ私たちにさせてください。
私たちは、単にデータや独自の見解を駆使してタレントの提案を行うだけではありません。企画の段階からサポートが可能ですし、何より企画を進める上でのタスクを一貫して依頼していただくことができます!
初めてタレントを起用して企画を行うことに不安を覚える企業の方でも、ご安心ください!経験豊富なスタッフが丁寧に対応し、皆さまの疑問に全てお答えします。
以下は、パートナーとしてサポートさせていただいた前田道路株式会社様によるYOU MAY Castingを利用した感想・今後の要望などがまとめられています。私たちとの仕事を通して感じたことなど、包み隠さずに語ってくださいました。
前田道路株式会社様は高速道路や一般道路をはじめ、舗装工事に関する事業を中心に、舗装に使用するアスファルト合材などを製造販売されております。今回は管理本部 総務部のご担当者様に、創業100周年祝賀会におけるタレント起用、準備から開催当日までの秘話、また参加者からの反響などをお話しいただきました。
生成AIは非常に便利で、今やどの企業にとっても欠かせないツールになりつつあります。ただ、広告やイベントなどの施策におけるキャスティングでは、「検索力」より「選択力」が求められます。情報が氾濫するこの時代に、誰を起用すべきかを”選びきる”には、施策の目的やブランドイメージの理解、人間的な相性の見極めまでが必要不可欠です。
私たちのような経験豊富なキャスティング会社であれば、データとノウハウを掛け合わせた視点を持っているため、生成AIが集めた情報を加味したうえで総合的に判断することが可能です。生成AIとプロ、どちらも併用するという方法は今後も主流となっていくでしょう。
タレントキャスティングにおける最大の無駄は「やり直し」です。せっかくタレントを選定したのに、後から社内稟議で却下されたり、想定外のNGが出てしまうと、スケジュールやコストがどんどんと圧迫されてしまいます。
こうした無駄を防ぐには、企画段階からキャスティング会社を巻き込み、企画内容と見積の精度を高めておくことが重要です。プロと共に最初から歩むことができれば、余計な作業が減り、全体の費用対効果が飛躍的に向上します。結果的に「最短で成果に近づく」手段となり得るのです。
生成AIのこの時代に、効果の高いキャスティングしたい時には、ぜひ私たちYOU MAY Castingをご利用ください!私たちは、キャスティングにおけるプロが集結したエージェンシーで、経験豊富なスタッフが揃っています。一人一人が皆さまに最適な企画案件になるよう尽力し、データを駆使してベストなタレントをご提案します。俳優やアーティスト、お笑い芸人、インフルエンサーなど、どんなジャンルの方でも交渉が可能ですので、まずはご相談ください!
さらに、スピード感のある対応も私たちの強みの一つです。最短で、お問い合わせいただいてから翌営業日(※非営業日は除く)での返信が可能で、急ぎたい案件の場合でも皆さまをお待たせすることはほとんどありません!
まずはお気軽に、どんな些細なことからでもご相談ください。お待ちしています。