新しい製品が出来上がった!新しいサービスを宣伝したい!
そんなとき、「自社の広告でもモデルを使った撮影ができたら…」「モデルを起用してみたいけど相場はどれぐらい?」と漠然と考えたことはありませんか?
今回は、モデルを起用するメリットや費用にまつわるお話です。
ふわっとしたイメージの解像度が上がるかもしれません。
モデルと聞いて思い浮かべる人がタレント/タレントモデル/モデルのどの属性に近いかはそれぞれですが、ここでは主にモデルに属する方々を中心にお話をしていきます。
目次
自社のイメージに合うモデル、これから目指したい方向性に近いモデルを選定することで、企業へのイメージをポジティブにしたり、独自の色をつけることができます。
モデルとは「様々な商品の売り上げと、企業のイメージアップを目的とした、表現者のプロ」と言えます。素敵な服を着てポーズを撮る、新しい商品を手に取り魅力的に見せる、爽やかな笑顔で会社の紹介をする……これらの仕事は最終的に「商品の販売促進」や「企業イメージのアップ」というゴールに繋がっています。
モデルの個性によって、消費者に与える企業・商品のイメージは大きく変わります。それは、消費者に数ある競合企業の中から自社を選んでもらう際の大きなきっかけとなり得ます。
モデルを起用したプロモーションは、特定のターゲット市場へのアプローチを効果的にすることができます。適切なモデルを選定することは、ブランドや商品のイメージを消費者に伝えるための近道になります。
例えば、特定の年齢層をターゲットにした製品には、同世代で人気のあるモデルを起用することで、「この年代の子に向けた商品だ」というメッセージを視覚的・即時的に消費者へ送ることができます。高級感を演出したい製品の場合は、上品で洗練されたイメージのモデルを選ぶことが鍵となります。グローバルな展開を期待している製品ならば、外国人のモデルを起用することで消費者にイメージを伝えられそうです。
視覚効果はとても強いもので、それゆえに間違ったイメージを消費者に与えないことが重要です。モデルはそれぞれ、男性、女性、年齢、親しみやすさ、高級感、素朴、フレッシュ、古風、豪快、繊細……といった様々なキーワード=「個性」を持っています。同じように、自社の製品・サービスの個性はどんなものか?それを伝えたいターゲットにはどんなキーワードが当てはまるか?この部分をしっかり検討し、起用するモデルの選択に間違いがないようにしましょう。
最初に説明をすると、下の表のようになると考えられます。
所属事務所の有無は、モデルのギャラにおいて金額を大きく左右する要素の一つです。
モデル本人の周りに多くの人が関わっている分、少々コストがかかります。しかしその分安心材料が多いのが大きなメリットです。
優れた事務所は、モデルのキャリア管理、契約交渉、肖像権の管理などを徹底して行うため、クライアント企業は安心して依頼することができます。
また、事務所がマーケティングやブランディングにおける専門知識を持っているため、予算感やイメージを伝えることでミスキャストが発生しにくくなるなど、プロジェクトの成功率が高まるという側面があります。
元々事務所に所属していて独立したモデル、最初からどこにも所属せずフリーで活動しているモデルなど様々なパターンがありますが、一般的には事務所所属のモデルさんよりは価格を抑えて依頼することが出来ます。
一方で、事務所所属モデルのようなサポート体制が不足しがちで、肖像権の管理やバックグラウンドの明確な把握、競合との差別化などが難しく、後から追加で費用が発生してしまうなんてことも。また、理想のモデルが見つかりにくく、時間がかかってしまうという側面もあります。
上の表はそれぞれのモデルの大まかな相場です。初めて取り組む場合や、予算に限りがある場合は、まずは事務所所属のモデルの検討をおすすめします。(なお今回お話しているのは主に「上級モデル/一般モデル」についてになります。)
表現力や経験はモデルの価値を左右する重要な要素です。
表現力が高いモデルは、少ない指示で多様な感情や雰囲気を表現できるため、納品物の質も一気に上がります。「少ない指示で」というのもポイントで、経験が多いモデルほど撮影の流れを把握しており、クライアントの要望を瞬時に汲み取ることができるでしょう。撮影現場での時間の節約にも繋がります。
指示の意図を正確に捉え、それを的確にアウトプットできる能力があるモデルは貴重です。これらはギャラを左右する要素の一つと言っていいでしょう。
一言でいうと、モデルのギャラは人気に左右されない傾向にあります。人気がキーワードとなる「タレント」とは評価軸が異なり、商業モデルの世界では、技術と適合性がギャラを決定する主要な要因となります。
商業広告やファッションショーで活躍する多くのプロフェッショナルモデルは、自らの表現力や撮影現場でのプロフェッショナリズム、特定のブランドイメージに合致する外見など、知名度以外の要素によって評価されます。どれだけ広告主やクリエイティブチームのビジョンを体現できるかという、表現力と経験がものをいう世界なのです。
なお以下のコラムでは、プロのモデルと派遣モデルについてその違いやメリットデメリットをご紹介しています。ぜひあわせて参考にしてみてくださいね。
効果的にプロモーションを行いたいと考えた際、施策としてモデルやタレントなどを起用して写真・動画撮影することが挙げられます。今回は派遣モデルとプロのモデルにはどんな違いがあるのかに焦点を当て、写真・動画撮影においての最適なモデルの選び方をお伝えします。
撮影には、撮影そのもの以外に発生する費用が多くあります。一例ですが、かかる費用の相場は以下の表のイメージです。
ここからは、なるべく撮影のコストを抑えるためのポイントを紹介します。
細かい部分ですが、こういう所も費用を削減できる見逃せないポイントです。
まずは衣装代、服がメインで映らない案件の場合、わずかしか映らない衣装代に数万円もかかってしまうのは痛い出費です。
撮影イメージに近い衣装をモデル自身に用意してもらう、新たに衣装を購入する場合は負担してもらう、などを事前に決めておくことで衣装代の費用を節約できます。
次に交通費。もし依頼するモデルが撮影所から離れた場所に住んでいる場合、撮影現場までの交通費はもちろんかさみます。また、数日かかる撮影の場合、宿泊費が発生してしまう可能性もあります。
交通費はモデルの自己負担、またはギャラに含むことを予めモデルの募集要項に掲載しておくか、近隣エリアに住むモデルに依頼することで交通費の大きな出費を節約できます。
ここから2つは、コストパフォーマンスの観点から抑えておきたいポイントです。
自社で一から案件を進める場合、まず、モデル事務所の連絡先を調べ、ギャラとモデルの情報を整理し、撮影場所を決め…etc…非常に煩雑な作業が待っています。難易度別に少しだけご紹介します。
衣装選定はロケーション策定は企業のPRイメージを確認する作業とも重なってくるのでイメージがつきやすいのではないでしょうか。当日のスタッフはどのくらい必要なのか?実際経験してみないと読めない項目ではありますね。
次に撮影当日の技術的な面。ここからはそれぞれの「プロ」を想起する部分に入ってきました。
撮影をしたら終わりではありません。ビジュアルが大切な広告ですから、最も美しい状態に仕上げる「レタッチ」と呼ばれる編集作業が待っています。選定作業は膨大な写真の中から(数百枚、数千枚にわたることも)どれが一番心を動かされるか?を基準に地道に選んでいく作業です。最後に出来上がったクリエイティブを提出し、モデル側に使用許諾を得る作業です。一人がOKしたら終了!というわけではなく、事務所代表の確認まで昇り、時間がかかることも。
これらの作業は一例で、起用モデルが複数人となれば、その作業は2倍3倍ともなります。この負担を減らす方法として、キャスティング会社を利用するという手段があります。日々こういった作業を専門にしている会社だからこそ、流れや注意点を熟知しています。作業時間の節約方法としてぜひ検討してみてください。
『ギャラを左右する要素』の中でもお話しましたが、プロのモデルは、撮影現場での準備からポーズの取り方、表情の管理まで細部にわたって熟知しており、撮影時間の短縮や再撮影の必要性を減らすことができます。これはプロジェクト遂行における安全性の担保であるとともに、プロジェクトのトータルコストを大きく削減することに繋がります。最近ではInstagramやTikTokなどSNSで活躍する副業モデルも存在していて、そういう方々に比べるとプロのモデルのギャラは高いと感じるかもしれません。しかし長期的に見た場合、この選択もまた「見えないコスト」の削減につながります。
最後に付け加えておきたいポイントは、モデルとの契約の仕方です。依頼の際、「競合あり」の契約にすると費用が高額になる傾向にあります。
そもそも競合とは、
「競合有り」⇒「競合商品広告・競合企業広告への出演制限有り」
という意味で、同じ期間に競合(=ライバル)となる同カテゴリ製品や同じ分野の企業広告に出演してはならないという「契約上のルール」のことを表しています。競合があるとモデルは仕事の幅が狭くなるため、それをカバーする分どうしても契約上高額になってしまう傾向にあります。可能であれば、競合はなしでモデルに依頼をしましょう。
競合については下記のブログも参考にしてみてくださいね。
今回ご説明しようと思う「競合」。実はこれもまた広告制作、モデル手配、キャスティングに当たって必ずと言って良いほど登場する言葉であり、確認を怠ってしまうと大変なコトになるキーワードです。競合の有り無しでは、料金・金額、ギャランティに大きな差もあり、競合有では概ね1.5〜2倍ほど。「競合のないモデル」も存在します。
ここからは私たちYOU MAY Castingがご用意している撮影プランと、キャスティングした実績の一例をご紹介します。
キャスティング会社を利用する場合、撮影パッケージやスタジオを完備している会社を活用するのはとてもおすすめです。我々YOU MAY Castingも様々なパッケージプランを用意しています。例えば『撮影制作サポートソリューション』ではアートディレクターによる企画からモデルやカメラマン、ヘアメイク、スタイリストなどの人材のキャスティングなど撮影にまつわる一切のことをまるっと担当いたします。「見えないコスト」の大幅削減につながります。ぜひご検討ください。
<引用:弊社実績「株式会社コニー『LUXCEAR Visage S』」様)>
高周波美顔器「LUXCEAR Visage S」公式イメージモデルのご依頼で、ブランド初のタレント起用のキャスティングを担当させて頂きました。SNSやライブ出演や雑誌での紹介など、多岐に渡るブランドプロモーションに貢献して頂きました。佐田さんの纏う華やかな雰囲気と優美な表現で、商品の高級感、使用シーン、ターゲット層がひと目でわかるようなPRとなりました。
<引用元:弊社実績「スマートウェブ株式会社」様>
アクセサリー等の企画製造や販売を行うブランドから、カラーコンタクトの新商品発売が決定。ティーン世代を中心に最も勢いのあるモデル「林芽亜里さん」をイメージキャラクターとしてキャスティングしました。渋谷109の店舗「凛SHIBUYA109店」や公式サイト発売中!
<引用元:弊社実績「Bo Concept」様>
北欧デンマーク発祥のインテリアストアショップのキャンペーン広告の依頼。家で音楽を楽しむオシャレな雰囲気を演出する男女2名のモデルをキャスティング。WEBサイトをTOPページを大きく飾りました。
<引用元:弊社実績「PITOT」様>
フレーム制作を福井・鯖江にこだわったアイウェアの新規ブランドPITOTのビジュアル制作の依頼。ビジュアルイメージのディレクションやモデル・ヘアメイク・スタイリストのキャスティングも担当させていただきました。撮影も弊社スタジオにて実施。メインの外国人女性モデルはパリやミラノのコレクションでも活躍中のモデルが抜擢されました。
■自社のプロモーションにモデルを起用するメリット
メリット①ブランドイメージの向上
メリット②ターゲット市場へ効果的なアプローチができる
■ギャラを左右する要素
・事務所所属モデルか、フリーランスモデルか。
事務所所属のモデルは事務所マージンがある分少し値段もあがるが、サポート体制がしっかりしているのでプロジェクトの成功率が高まる。
フリーランスモデルは金額の交渉などができコストを抑えられる反面、サポート面は事務所所属に比べて弱いため、契約周りなどが大変になる。
・モデルは表現力や経験が重要視される。撮影現場でのプロフェッショナリズム、特定のブランドイメージに合致する外見など、知名度以外の要素が評価軸になる。
■モデル撮影の費用をなるべく抑えるには
・服がメインではない案件については、衣装代はモデルに用意してもらうなど工夫する。撮影場所から近い場所に住んでいるモデルを起用し、交通費を抑える。
・キャスティング会社を利用し、煩雑な実務で生じる時間的・精神的なコストをカット
・プロのモデルを起用することで、安全性を担保し、撮影時間の短縮などにつなげる。
・競合はなしという契約にする
今回は、モデル撮影を行うにあたって、メリットやデメリット、効果的な進め方、モデル選定のポイントなどをキャスティング会社の目線で詳しくみていきます!費用相場や、コストをできるだけ抑えるコツについてもこっそりお教えしますので、ぜひ参考にしてみてください。
YOU MAY Castingは常にお客様の集客のことも考え、マーケティング(認知拡大・集客)の部分から人の手配をしています。プロのモデルを起用したPR依頼は、ぜひ私たちYOU MAY Castingにお任せください!
私たちは、キャスティング経験の豊富なプロが揃ったキャスティングエージェンシーです。業界の中心に身を置いて最新の情報や流行を入手できているため、星の数ほどいるモデルの中から、企業や商品のイメージに合った、高い効果が期待できるモデルを提案することができます。
企画・提案の段階から、キャスティング交渉・契約、そして撮影がある場合は当日までのスケジュール管理やアテンドなど、全てワンストップでお任せ頂くことが可能です!一つ一つの作業に外注の業者を探すと、それこそ手間や費用がかかってしまいますが、私たちに一括してお任せ頂くことで、お得に&効果の高いPR案件を進めることができます。
なお、モデル案件専門のスタッフもいるため、プロのモデルを起用したマーケティング経験があまりない企業の方でも、安心してご依頼頂けます。
まずはどんな些細なことからでも、お気軽にお問い合わせください!
Q. モデルキャスティングの金額が知りたいです。
A. 弊社YOU MAY CastingのHP上に料金表を掲載しております。条件によって変動がありますが、大きく3つの項目にポイントを絞った形で概算金額を算出しています。
弊社ホームページ:https://youmaycasting.com/
Q. 外国人のキャスティングも可能ですか?
A. 可能です。性別・人種・年代問わず日本全国から候補者をご提案します。
Q. 複数人設定のモデルキャスティングをお任せする事は可能でしょうか?
A. 可能です。弊社YOU MAY Castingは、結婚式や家族設定、スポーツ競技(サッカーやバレー)等多くの提案実績がございます。
Q. 最短何日で提案してもらえますか?
A. 弊社YOU MAY Castingは、最短翌日でのご提案が可能です。(当日11時までにお問合わせ・お打合せした場合)
Q. モデルだけでなく、撮影チームもマルっとお願いすることはできますか?
A. はい、全てお任せください。弊社YOU MAY Castingは、カメラマン、ヘアメイク、スタイリストなどのクリエーターやスタジオ選びなど、撮影内容やシチュエーションに応じたご提案をさせていただきます。
YOU MAY Castingキャスティングディレクター兼デザイナー。
Vtuberや声優コンテンツを扱う会社のデザイン部門にてデザイナーとして従事。二次元コンテンツのグラフィックを中心としたデザインの他、さまざまな案件のディレクション業務を行う。
2.5次元俳優をはじめとしたインフルエンサーマーケティング、PRプロモーション、PR業務全般でのディレクションも得意とする。