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こんにちは!キャスティングディレクターのきえです。
今回は先に、タイトルの答えを教えちゃいます。
ズバリ、インスタグラマーのPRは効果がある!です。
ここ数年になってよく耳にするようになった、「インスタグラマー」「インフルエンサー」という言葉。でも、実態がよくわからない…という方も少なくないはず。どんなことをしている人なのか、どうやって稼いでいるのか、また自社の広告に起用したい!と思っても、いったいどうやってキャスティングすればいいのか…。
実はキャスティングする方法は意外に簡単だったりします。
ただ、それ故の“思わぬ落とし穴”があるのも、また事実。事前に注意しておかないと、自社にとって大きな損害になってしまった!なんてことも。。
今回は、そんなインスタグラマーに関する疑問のあれこれや、キャスティングする方法、注意点などを、まとめてわかりやすく説明していきたいと思います。ぜひ参考にしてみてください。
目次
まず、インスタグラマーとは、「Instagram」のユーザーで、その中でも特に多大なフォロワー数を持ち、大きな影響力を持つユーザーのことをいいます。
インスタグラマーと聞いてパッと思い浮かぶのは、やっぱり渡辺直美さんやローラさん、水原希子さんなど芸能人が多いと思います。
ただ、一口にインスタグラマーといっても、いろんなジャンルに分かれます。先述のように芸人やタレントなど芸能人が自分のプライベートや仕事の様子を紹介しているものや、おすすめのコスメなどを紹介している美容系のもの、美味しいお店の紹介など食事に特化しているもの、イラストや漫画で日常を発信しているものなど、ジャンルはさまざまです。
そんな中、今回特にスポットを当てて掘り下げていくのは、「マイクロインフルエンサー」です。
ん?インフルエンサーは聞いたことがあるけど、マイクロインフルエンサーって?
…という疑問が生まれますよね。
そもそもインスタグラマーを含めたインフルエンサーはいくつかに分類されますが、そのフォロワー数に応じて呼び名が変わるようです。明確な定義というものはありませんが、マイクロインフルエンサーとは、一般にフォロワー数が1〜10万人のユーザーのことを指します。
先述した渡辺直美さん、ローラさん、水原希子さんなど有名芸能人は、日本国内だけでなく海外のフォロワーも多く、その数は何百万人という規模になります。
マイクロインフルエンサーとはつまり、芸能人などもともとの有名人というよりは、一般人だけどInstagramで10万人程度のフォロワーを擁し、インフルエンサーとして活動している人、に当てはまるパターンが多いかと思います。
前置きが長くなりましたが、では実際にマイクロインフルエンサーとして活動しているインスタグラマーは、何をしているのか?
多くは企業商品やサービスのPRです。
企業からのオファーを受け、新商品やイベント、サービスなどをSNS上で紹介し、広告収入を得る…という仕組みです。仕事を受ける方法は、直接企業から声がかかったり、インフルエンサーのマッチングサービスに登録して仕事を探したり、インフルエンサーを扱う事務所に所属したり、とさまざま。
企業商品のPR以外にも、インスタグラマーによってはアフィリエイトで収入を得ている場合や、自分で商品をプロデュースする場合、得意分野のコラムを書く場合など、インスタグラマーとしての仕事は多岐に渡りますが、主な収入源になるのは先ほど説明した、「企業商品やサービスのPR」であるといえるでしょう。
インスタグラマーの中でも、マイクロインフルエンサーと呼ばれるフォロワー1~10万人くらいのユーザーを起用するメリットとしては、以下があげられます。
芸能人のインスタグラムの投稿は、どこか非日常で、フォロワーは投稿を見ることによってその非日常を少しでも感じられることも多いかと思います。(もちろん親近感のある芸能人の方も結構いると思いますが)
一方でマイクロインフルエンサーと呼ばれるインスタグラマーは、一般人であることが多く、それ故の親しみやすさというのが特徴です。商品紹介の際に、“ぶっちゃけ”のようなレポートをしてくれたり、メリットだけでなくデメリットも細かく書いてくれるなど、消費者からの信頼度が高いことも特徴の一つにあげられると思います。信頼度が高いということは、販売促進にも繋がりやすいということになり、企業にとっては非常にプラスの効果を生み出してくれます。
実際に私も、とあるインスタグラマーがおすすめしていた「DUO」というクレンジング商品の投稿を見て、使用感やメリット・デメリットを詳しく書いてくれていたので非常にわかりやすく、結果興味が出て商品を購入したことがあります。今でも日々のスキンケアで使用し、重宝しています(笑)
基本的にインスタグラマーは、何かに特化している場合が多いです。コスメ・美容・料理・日常・ファッション・筋トレなど、ジャンルはあげるとキリがありません。
フォロワーは、その特化したものに興味がある人がほとんど。例えばコスメ系の新商品を紹介する際に美容系のインスタグラマーを起用すれば、見ている人はほとんどコスメに興味がある人たちなので、ダイレクトに販売促進に繋がるはずです。
マイクロインフルエンサーのフォロワー数は、芸能人などには劣る数ではありますが、不特定多数ではなく、ピンポイントに興味を持ってもらえる層への訴求力が抜群だといえるでしょう。
誰もが気になる、お金のハナシ。
あくまで相場ですが、マイクロインフルエンサーといわれるインスタグラマーへのギャラは、1フォロワーあたり1〜3円といわれています。だいたいの計算では、以下のような値段になると考えて頂いて良いかと思います。
フォロワー1万人:1~3万円前後
フォロワー5万人:5~15万円前後
フォロワー10万人:10〜30万円前後
つまりフォロワーが多ければ多いほど、インスタグラマーに支払うギャラは多くなるということになります。ただ、もともと多くの人に認知されている芸能人にオファーするよりも、価格を安く抑えられることが多いというのも事実です。
ここまではインスタグラマーについて、仕事内容など細かく説明してきました。
では実際に、自社の商品をPRしてもらいたい、広告のイメージキャラクターとして起用したい、と考えた場合、どのような進め方をすれば良いのでしょうか?
一般的に、マイクロインフルエンサーとして活動するインスタグラマーは、事務所に所属していない場合が多いです。そういった場合は、例えばInstagramのダイレクトメッセージなどで直接本人と連絡を取り、依頼するという手段も1つあります。
この場合は、直接本人と話を進めることができるので、やり取りがしやすく、企業側の考えを伝えやすいという利点があります。また、事務所などを介することがないので、その分、かかる費用も抑えることができると思います。
ただ、キャスティングから契約、投稿のチェックなど、全てを自社でやらなければいけないので、必要以上に手間や時間がかかってしまうことも多くあります。
インスタグラマーなどインフルエンサー自体、ここ最近のものなので、キャスティングや契約の方法があまり浸透していませんよね。
そこで、マッチングサイトを利用するというのもやり方の1つです。広告収入を得たいインスタグラマーと、インフルエンサーを探している企業を結びつけるサイトや会社を利用することで、多数のインフルエンサーの中から自社の広告にピッタリのユーザーを探すことができます。
インスタグラマーは、仕事のオファーを全て個人で受けていたり、事務所に所属し、その事務所を通して仕事の依頼を受けたりと、人によってその形態はさまざまです。ですので、忙しい業務の中、起用したいインスタグラマーがどこかに所属しているのか、していないのかを調べるところから始めないといけません。また、契約できたとしても投稿をしてもらうまでの段取りや、アフターケアまでも自社で行わないといけないということになります。
そこで、活用して頂きたいのがキャスティング会社を利用すること!
キャスティング会社と聞くと、芸能人やモデルのキャスティングを想像するかもしれませんが、それだけではありません。インフルエンサーなど、多岐に渡る分野でのキャスティングが可能です。
キャスティング会社に頼むメリットとしては、面倒な雑務が一気に減ること、アフターケアまでしっかりしていること、契約時のトラブルを避けられる場合が多いことなど。そもそもキャスティングのノウハウをわかっているプロに頼むのが安心、と利用して下さる方が多くいます。
私たちYOU MAY Castingは、芸能人のキャスティングももちろんですが、昨今の人気インスタグラマーをキャスティングしたい!という方の要望にも全力でお応えします。
キャスティングのノウハウがわかっているYOU MAY Castingに頼む!
ここまでインスタグラマーを起用するメリットや方法を紹介してきましたが、メリットの裏にはデメリットというものも必ずあります。
ここでは、インスタグラマーを起用する際の注意点を説明していきます。
基本的にはフォロワー数は少しでも多いほうが良いという考え方なので、一定数のユーザーにはフォロワー買いしている人がいるというのも事実です。これは文字通り、フォロワーをお金で買っている行為を指し、ユーザーはフォロワー数を水増しして企業へアピールしているのです。もしそんなインフルエンサーに商品のPRを依頼してしまうと、一見多く見えるフォロワー数はあくまで仮のものなので、実際にはそのジャンルの商品に興味のない人たちばかりということになり、広告としての効果が全くないことになってしまいます。
こういった損失を避けるためには、そのユーザーのフォロワーやコメントの質をチェックし、本物かどうかを見極めなければなりません。最近は、フォロワー買いをしたかどうかがわかるサイトもあるので、そういうツールを利用するのも良いでしょう。
ステマ、という言葉はテレビやネットのニュースでも取り上げられることがよくあるため、一度は耳にしたことがある方が多いはず。ステマとはステルスマーケティングのことで、広告やPRであることを消費者に隠して行う宣伝行為のことをいいます。芸能人もステマ疑惑などでニュースに取り上げられることが割とありますよね。
投稿の際に「広告・PRである」ということを明記してもらうことで、このトラブルは避けられると思います。
SNSの世界では切っては切れないもの、炎上。些細なことから大炎上してしまった、というのはよく聞く話です。
炎上してしまう原因としては、そのユーザーのいきすぎた加工がばれたり、先ほどあげたステマ疑惑で炎上してしまったり、投稿のタイミングが悪かったり…など理由はさまざま。一度炎上してしまうと、せっかく紹介した商品にまで火の粉が飛んでくる可能性もあり、逆にマイナス効果を生み出してしまいます。企業にとっては大損ですよね…できれば避けたいものです。
そこで、インスタグラマーへPRを依頼する際は、投稿の内容やタイミングまできちんと管理し、全てを本人任せにしないことが重要。事前に投稿をチェックすることで、炎上は避けられることも多くあります。
また、過去には投稿の内容が問題なくても、気象災害の起きている日にPRを投稿して「多くの人が亡くなっているのに」「このタイミングですべきではない」など、炎上してしまったという事例もあります。投稿するタイミングというのも気をつけた方が良いでしょう。
ここまで注意点をあげてきましたが、全て自社で管理して投稿もチェックして…というのはなかなか負担が増えることと思います。できれば面倒なことはやってもらいたい、というのが当たり前の思考になるはず。。
ただキャスティング会社を利用すれば、上記のようなトラブルを未然に防ぐことができる確率は上がります!ユーザーのフォロワーが本物かどうか、信用に足る人物なのか…。また契約時の面倒な処理なども、全て一括してお任せください!
私たちYOU MAY Castingは、1人でも多くのクライアント様に100%満足して頂けるよう、全力でサポート致します!
どんな些細なことでも、お気軽にご相談ください。
インフルエンサーキャスティングの検討段階で費用相場についてさらに理解を深めてみませんか?
次の記事では、インフルエンサー起用にかかる費用について解説しています。
まずは費用がどのくらいなのか明確にしたい方にとって役立つ記事になっています。
私たちキャスティングにもインフルエンサーへの案件ご依頼が増えてきました。フォロワー数などからその効果測定ができることもあり、近年CM制作などに並ぶ勢いで予算をかけている企業も珍しくありません。今回はインフルエンサーの相場・金額、起用ケースについてご紹介します。
Q. どのインフルエンサーを使いたいなど決まっていないのですが大丈夫ですか?
A. はい、大丈夫です。ヒアリング後に貴社ターゲットにアプローチできるインフルエンサーをご提案させていただきます。
Q. SNS PRは、Instagramも対応可能ですか?
A. 可能です。X、Instagram、TikTok、Facebook、YouTubeなどどんなSNSツールでのPRもお任せください。
Q. PR投稿後の効果測定まで行ってもらえますか?
A. はい、弊社YOU MAY Castingではお客様のご希望がございましたら行わさせていただきます。
Q. インフルエンサーの男女比やリーチ数が見えるような提案をもらうことは可能ですか?
A. 可能です。弊社YOU MAY Castingが契約をしているツールを使いインフルエンサー様のフォロワー男女比率やエンゲージメント数(総投稿に対しての平均いいね数)をご提案資料に添えてご提案をさせていただきます。
Q. 投稿して欲しい内容やハッシュタグなど、指定することはできますか?
A. 可能です。お客様の販促・マーケティング計画に則り、ご指定頂いた内容且つ、イメージ通りの撮影までお客様へのヒアリングの上、ご提案を行います。