こんにちは、キャスティングディククターのきえです。
昔はほとんどなかったであろうジャンル、「ママタレント」。
昨今は昔に比べると女性の活躍の場が増え、「ママタレント」「ママタレ」という言葉も耳にする機会が多いように感じます。実際に、ママタレントと聞くと数人の女性芸能人が思い浮かびますよね。これだけ世間に浸透しているということは、ママタレントとしての位置を確立している方が多いということです。さらに、母としての立ち位置で広告に起用することによって、高い訴求力を期待できます。
「人気なママタレントは?」
「人気のママタレントを広告に起用したい」
などママタレントについて気になっている方も多いと思います。そこで今回は、そんなママタレについてランキング形式でご紹介します!また、これまで5000件以上のタレントやモデルのキャスティングをしてきた弊社がママタレント起用におけるポイントや注意点を詳しくご紹介します。
また、ご不明点がございましたらお気軽にご質問もお待ちしております!
目次
気になるランキングの前に…そもそも、ママタレとは?というところから少し説明していきましょう。
ママタレント・ママタレとは、そのままの意味で、子供のいる女性タレントのことを指しますが、一般的にいわれるママタレとは、その中でも特に育児に携わっていることを前面に押し出して活動を行っているタレントのことをいうようです。(はっきりとした定義があるわけではありませんが…)たしかに、ママとしてのイメージがしっかり定着している方と、実際に子供はいるけどそうでない方、どちらのタレントもいますよね。
今回は主に、ママタレントとしてのイメージが強い方のランキングとなりますが、後半にはママであることが意外!というタレントのランキングも用意しました。
ママタレントに関するランキングは、探してみると前述したものに加え、意外にも色んな種類がありました。そんな多岐に渡るランキングを、どどんと一気にご紹介!
ORICON NEWSが毎年発表している「好きなママタレントランキング」では、2021年に男女1,000人にアンケート調査をし、ランキングを算出しました。
1位にランクインした女優の北川景子さんは、2016年に歌手のDAIGOさんと結婚したことでも大変話題になりましたが、このランキングにおいて2021年は、第一子を出産した2020年に続いて2連覇となりました。「ママになってもずっと綺麗で、憧れる」「ママになって、さらに輝いているように見える」「普通のママとして頑張っている上に、ドラマなど仕事もしっかりこなしている」など多くの声が寄せられ、堂々の1位に。
また、2位にランクインした女優の杏さんは、昨年も2位で上位をキープ。3人の子育てを1人で頑張る姿に、多くの支持がありました。さらに杏さんは、料理が得意ということでも世間に広く知られていますが、その料理上手なママというプラスイメージでの票もたくさん入ったようです。
また、6位以下にはギャル曽根さんや上戸彩さん、小倉優子さん、森高千里さん、佐々木希さんがそれぞれランクインしました。
こちらのランキングは、株式会社アーキテクトが3カ月に1度実施しているアンケート調査をもとに、ママタレントのタレントパワーランキングを発表したものです。なお、こちらのランキングには2021年5月の調査データが使用されています。
上位に名前があがるのは1位の北川景子さんをはじめ、上戸彩さん、木村佳乃さん、杏さんなど、やはり前述のランキングでも上位のタレントさんが多くランクインしていることがわかります。“ママタレ”というコンテンツがポピュラーになってきた現代でも、タレントという大きい括りの中では、ママタレと呼ばれるような方は一部に限られてしまうようです。そのため、様々なランキングがあっても、上位に名前があがるタレントは被りやすいのかもしれません。
ママタレといえば、活躍の場はテレビや雑誌に限られたものではありません。自身のSNSを持ち、積極的に発信しているママタレントも多くいます。今回は、Instagramのフォロワー数の多いママタレを調べてみました。
佐々木希さんが圧倒的なフォロワー数を誇っていますが、YouTubeチャンネルの登録者数をみてみると、仲里依紗さんは約157万人、辻希美さんは約109万人(どちらも2022年5月時点)とInstagram以外のSNSでも活躍している方も多くいます。
辻希美さんは、Instagramでは家族とのオフショットを多く投稿しており、仲良し夫婦・仲良し家族の様子を投稿しており、世間には「微笑ましい」「見ていて幸せな気持ちになる」など好印象であるようです。
また、ここで注目したいのが、平愛梨さんなど海外に住んでいて日本のテレビでの露出が多くないママタレントでも、メディアの出演数とSNSでのフォロワー数が比例するわけではないということ。むしろ、テレビなどで見る機会が少ないからこそ、普段の様子を身近に感じることのできるInstagramなどSNSを見るファンの方は多いのかもしれません。
これまでと少し違いますが、ここでは「意外なママタレントランキング」をご紹介します。子供がいることを積極的に発信していないというタレントさんに当てはまりやすいランキングになっています。あんなに綺麗なあの人に、実は子供がいた…と驚く方もいるかもしれません。
上位には、1位の仲間由紀恵さんをはじめ、松嶋菜々子さん、広末涼子さんなど、いくつになっても美しく、女性から憧れられるような女優さんばかりです。ちなみに、上位5位にはランクインしませんでしたが、6位以降には木村カエラさん、綾香さん、大塚愛さん、浜崎あゆみさんなど、歌手を本業とする方も多く名前が出てきました。
ここまであがった方々をみてみると、たしかにママであるという姿が少し想像しにくいタレントや歌手が多いのかもしれませんね。これまでに紹介してきた、いわゆるママタレントと違い、今回のランキングに名前があがる方々は、自身のSNSなどでも子供の写真を載せていなかったり、ママタレントとしてテレビに出たりすることが少ない傾向にあるようです。だからといって母としての立場をおろそかにしているというわけでは決してありません。情報を発信するか、しないかだけの違いで、どのタレントさんも母としてタレントとして、両立し活躍しているということが前提にあります。
ママとして活躍するタレントが出ているCM、といわれるとどんなものを思い浮かべますか?
杏さんが出演するミツカンのカンタン酢のCM、北川景子さんのコーセーの化粧品CM、小倉優子さんが出演するワールドファミリーの幼児・子供英語のCMなど…。
さらにこれまでは、ママタレントのランキングを色んな形式でご紹介してきました。以上を踏まえて、実際に広告やテレビ、雑誌などに起用するにあたって、どのようなメリットが生まれるのでしょうか。
ママタレだけに限らず、どのタレントにも共通していえることは、CM起用において好感度が非常に重要ということです。ママタレとしてテレビCMに起用されたり、テレビ番組に多く出るような芸能人は、その中でも総じてイメージが良く、高い好感度を誇っているといえます。
そんな好感度の高いママタレントをCMに起用すれば、紹介している商品へのプラスイメージになりますし、販売の促進にもつながりやすくなります。さらに、自然とブランドイメージの強化にもなりますし、その企業自体の好感度も上がる効果が期待できるわけです。
体質が変わるとも言われる壮絶な出産を経験した上でも抜群のプロポーションを保っていたり、肌の衰えがなかったり…ママタレって皆さん揃って美しい方ばかりですよね。
そんなキレイなママタレたちが化粧品やスキンケアの広告・CMに出ることによって、特に同世代への訴求力は抜群に高くなるともいえるでしょう。自分もこんなキラキラしたママになりたい…という憧れは、誰しもが少なからず持っているはずです。
これも、ママタレだけの話ではなく、芸能界全体にあてはまることですが、私たち消費者は、自分の好きな俳優や芸人、モデル、タレントなどがPRしている商品やサービスには少なからず興味を持ちますし、実際に購入する方も多いはず。
ママタレの場合は、特にベビー用品や子供関係のもの、あとは料理が得意というイメージのあるママタレなら調味料や調理器具といった料理関係の商品などの紹介をすると、実生活でも使っているイメージが湧きやすく、商品などに対しての信頼感が一気に生まれますよね。
当たり前のようにも思いますが、独身女性や若いタレントを起用してベビー用品や子供向けの商品を紹介する、という広告やCMはあまりないという傾向があります。
ママタレの市場は今、激戦となっている傾向にあります。それは、活躍の場が昔よりも広がってきているということが大きく関係しているように思います。ここでは、ママタレが活躍する媒体などについて、詳しくお教えします。
・やっぱりここは外せない!テレビなどのメディア
これまでにご紹介してきたようなテレビCMももちろんですが、昨今では情報番組に出演し、母としての立場からコメントしたり意見を述べたりなどで、活躍する方も多くいます。また、バラエティ番組に出てぶっちゃけた話をして盛り上げたり、家族の出演がNGではない場合は(出演はOKでも顔出しNGの場合もあります)、家族そろってドッキリ番組などにも出演することも最近では少なくないようです。
幅広い世代の目に映るテレビというコンテンツは、ネット社会の今でも影響力が大きいため、ママタレという枠で出演する方も増えてきているようですね。
・雑誌などの媒体
子育て・育児雑誌の中では、インタビューや体験談があったり、おすすめの商品を紹介していたり、自分なりの子育ての心得など発信しているものも多く、一生懸命に頑張る世の中のお母さん方に寄り添う内容になっています。
また、『VERY』(光文社)や『Domani』(小学館)、『LEE』(集英社)、『I LOVE mama』(大洋図書)など、ママ世代に向けたファッション誌も多く、雑誌も多様化しています。いくつになってもキレイでいたい!という世の中の女性の憧れを体現し、母とは思わせないようなスタイルや美貌を公開することで、読者からの憧れの対象になり、ママタレとして成功している方もいます。
・YouTube、InstagramなどSNS
ここ最近で特に有力になってきたコンテンツ・プラットフォームといえるでしょう。実際に、ママタレでもSNSを活用し、仕事の幅を広げている人も多くいます。
辻希美さんはInstagramに家族との写真を公開し、仲睦まじい様子などが人気となっているようです。小倉優子さん、杏さん、北斗晶さんなど、料理動画をYouTubeで投稿するママタレもかなり増えてきています。
また、SNS内での動画広告は、テレビCM以上に影響が大きくなる可能性があります。電通が発表した「日本の広告費」によると、2019年にインターネットの広告売上が、テレビメディア広告費を史上初めて上回ったそうです。今やインターネットの広告は、世の中に与える影響が非常に大きいコンテンツともいえると思います。
SNSの動画広告の利点は、ターゲットをある程度絞れる点や、SNS特有の“シェア・拡散”によって大きな効果を見込める点などたくさんあります。中でも、テレビCMと比較して一番大きいとも言える違いが、広告費を抑えることができる点。これによって、CMを初めて制作する方や、中小企業や個人でも、以前より気楽に広告を制作できるようになりました。
多様化するインターネット広告の中で、料理関連の商品や、エイジング化粧品など、ターゲットの層に合った訴求力のあるママタレが活躍しているのも事実です。
・自己プロデュースブランドも人気!
ママタレとして、メディアなどの露出だけが仕事というわけではありません。自身でブランドを立ち上げたり、プロデュース商品を作ったりと、多岐に渡る活躍をしているママタレはたくさんいます。
様々な媒体がある中で、最近はママタレという枠の中でもさらに細かくカテゴライズされてきているように思います。純粋なママタレとしての露出がある一方で、例えば元プロレスラーの北斗晶さんのような、鬼嫁・肝っ玉母ちゃんとしての枠でバラエティ番組を盛り上げる方も出てきました。北斗晶さんは、自身の病気を発表し、家族の深いつながりを包み隠さず語ったことでも話題になりました。
他にも、ギャル曽根さんはママになっても大食い女王として第一線で活躍していますし、木村佳乃さんは、ママとしてのイメージはあまり強くないかもしれませんが、体を張ってバラエティ番組に挑戦するなど、意外性もあってキャラが良いと幅広い層から人気があるようです。
激戦化するママタレ市場の中で、実際にどういうママタレが世間に受け入れられやすく、人気が出るのか。徹底解剖していきます。
・自己プロデュース能力が高い
どのママタレにも共通していえるのは、自己プロデュース能力が非常に高いということです。自分をどう見せるのがベストかをしっかり理解した上で、行動している方が多いように思います。また、プロデュースブランドを立ち上げたりと積極的なママタレも多いです。ベビー服や子供服ブランドを例にしてあげると、渡辺満里奈さんの「Apple of my eye」や辻希美さんの「Ange Charme」など…。他にもコラボといった形で名前が登場する方も多くいます。
・料理上手など家庭的な一面がある
料理動画を投稿したり、レシピ本を出版しているママタレは非常に多いです。たとえ芸能人であったとしても、母として自分で料理をしたり、生活の知恵や時短術を紹介したりなど、身近に感じる一面がある、というのも人気の理由の一つになるようです。家庭的なお母さん、というイメージがつけば、自然と好感度は上がっていきますよね。
逆に、いわゆる“セレブ妻”というのはあまり好感度が高くない印象です。あくまで一般的な家庭のように、質素とまではいかなくても共感できるくらいの生活感の方がイメージが良いようです。
・離婚がマイナスイメージではない
これは人による、というところでもありますが、必ずしも離婚=マイナスイメージというわけではなさそうです。例えば杏さんは女手一つで3人の子供を育てている姿に応援したくなる、という声も多いですし、SHELLYさんは離婚した理由なども隠さずバラエティ番組で話し、離婚した今、非常に自由で伸び伸びとしている姿が印象的です。
同情票、という言い方が適しているかはわかりませんが、離婚をしたことでも好感度が下がらないというパターンもあるようです。
ママタレント起用には、たくさんのメリットがあることがわかりました。では実際に、ママタレントを広告などに起用する場合は、どのような手順でオファーをし、制作まで行えば良いのでしょうか。ここからはキャスティング会社としてのプロ目線で、流れや注意点、ポイントをご紹介していきます。
実際に広告ができるまで、ざっくりとではありますが、このような手順を踏むことが一般的です。
・大まかな流れ・見積もりを決める…広告の目的を明確にしておくことが大事
・企画構成の策定…広告制作の上での軸になる部分を決める
・制作会社、広告会社へ依頼
・企画コンテの確定…制作イメージをチームで共有し、絵コンテなども確定
・出演者や撮影会場の確定…キャスティングや交渉、契約を行う
・撮影準備、撮影の実施…ロケハンなども事前に行う。当日はクライアントが立ち会うことも
・編集、納品…最終確認を各所で行い、ここでようやく世の中に出る
まず大事なことは、目的を明確にすること。広告制作には、多大な費用と時間がかかり、関わる人数も多くなります。作業が大変な分、広告が高い効果を発揮した際には、商品の売り上げが伸びたり、結果として会社の業績が上がることも多いというのも事実です。そのためには、広告をどんな目的で流したいのか、どの層に向けて発信したいのか、チーム全体で意識を明確にしておく必要があります。
また、インターネットの動画広告を作る際は、どの媒体に配信をするか、というのも重要なポイントになります。主な配信先としては、YouTube、Facebook、Instagramなどです。
ここまで、広告制作の流れやポイントを書いてきましたが、全て一から自分たちでこなすのは、なかなか大変ですしあまり現実的ではないように思います。
そこで、おすすめしたいのがキャスティング会社を使うこと!キャスティング会社とは、その名の通りタレントをキャスティングしたい際に、仲介役として芸能事務所に交渉を行い、面倒な契約の際のお手伝いも行うプロ集団です。しかし、キャスティング業務以外にも、広告制作における全てをワンストップで依頼して頂くこともできるんです。
キャスティングをはじめとする、広告制作におけるプロのノウハウを活かし、きっと皆さんのお役に立てるはずです!私たちYOU MAY Castingは、初めて広告制作に臨む企業様でも、何度も制作したことがある企業様でも、どなたとでも最高の作品を作り上げるために尽力致します!まずは、些細なことでもお気軽にご相談ください。皆さまにお会いできることを、社員一同、楽しみにしております!
本記事では、タレントを広告起用するメリットを解説しました。ここで気になってくることの一つに「出演料はどのくらいなんだろう?」という疑問があります。また、弊社に寄せられる質問の中でも出演料についての内容は多いです。そこで以下の記事では、芸能人を広告起用する場合の出演料相場も解説しますのでぜひ合わせてご覧ください。
今回は芸能人の広告出演料の相場観から人気度ランキングまで、さらにそんな人気の芸能人って本当にキャスティング出来るの?という部分までをもわかりやすくご紹介していきたいと思います。初めて芸能人のキャスティングを検討している方はぜひ参考にしてみてください!
Q. 提案いただけるタレントのリストがほしいのですが。
A. 弊社YOU MAY CastingではまずZoom等にて簡単にお打ち合わせをさせていただき、ご希望の条件をヒアリングいたします。その後条件に合ったタレント等を、弊社独自の提案資料にまとめご共有いたします。案件内容や出演の諸条件によって、契約料や出演料は事務所ごとに異なりますので都度お問合せいただけますと幸いです。
Q. CMなど動画制作も一緒にお願いできますか?
A. 可能です。弊社YOU MAY Castingは自社に制作事業部ももっておりますので、CMなどの動画制作に関しても全て一括してお任せいただけます。ご予算に合わせてご対応いたします。
Q. WEB制作(LPなど)も一緒にお願いしたい。できれば展示会のPOPなどの制作も…
A. 可能です。弊社YOU MAY Castingは、CM制作・HP/LP制作・交通広告制作・SNS広告制作・POP制作・PRイベント制作、など全ての範囲を一括してお任せいただけます。 制作実績例はこちら:https://youmaycasting.com/other/creative/
Q. CMやWEBの広告枠の買い付けなども一緒にお願いできますか?
A. 可能です。弊社YOU MAY Castingは、広告枠のバイイングも一括してお任せいただけます。必要に応じて、広告を出したあとの運用及び効果測定に関してもご相談いただけます。
Q. 自社でのSNSの情報発信は依頼できますか?
A. タレント及び事務所から承諾頂ければ可能です。タレントが出演、発信する全ての内容についての諸条件をキャスティング会社がチェック・管理いたします。