
最近、CMやSNSなどでモデル出身のタレントを目にすることが増えています。彼らは特に若者に人気があり、広告効果の高さから企業の注目を集めています。
モデル出身者は、洗練されたビジュアルと高いSNS発信力を武器に、商品イメージに大きな影響を与える存在です。また、さらにキャリアを重ね、俳優・MC・キャスターなどさまざまな分野へと進出していく人もおり、マルチな才能を持つタレントとして期待されています。
本コラムでは、そんなモデル出身タレントの出身雑誌や背景、そして彼らの起用方法と効果についてをキャスティング実績豊富なわたしたちYOU MAY Castingがご紹介します!
目次
ここでは、出身雑誌やカテゴリ別に、今注目されているモデル出身タレントを雑誌・男女別に紹介します。
昔から女優の登竜門といえば、集英社「Seventeen」です。2021年9月で月刊誌としての発刊が終了となり、以降デジタルをメインとする新体制に変更。2022年からは各季ごとに発行となっています。この雑誌で人気モデルとなり、女優や歌手、タレントとして羽ばたいていったモデルは数多くいます。
錚々たる方々がSeventeenでモデルをしていました。
今やトップ女優・トップアーティストの方がにもSeventeen出身者が多くいます。宮沢りえさん、木村カエラさん、土屋アンナさん、水原希子さん、鈴木えみさん、剛力彩芽さんなどもSeventeenで活躍していました。
卒業生が多数活躍する中、現在注目の現役Seventeenモデル・茅島みずきさんをご紹介します。
<引用元:株式会社アミューズ>
2017年「アミューズ全県全員面接オーディション」九州・沖縄編でグランプリを受賞し、2019年にTGCでモデルデビュー。同年ネクストブレイク女優の登竜門としても注目されている「ポカリスエット」のCMに起用されました。女優としてはドラマ『恋の病と野郎組』でデビュー。2021年には『Seventeen』専属モデルとなりました。舞台『ロミオとジュリエット』で主演も果たし、2022年には連ドラ初主演など演技のお仕事も絶好調の中、2023年には『ゼクシィ』の14代目CMガールに抜擢され、CM、テレビ、広告への起用が続く今絶好調のSeventeenモデルです。
発行部数ナンバーワンの女子中学生向けファッション誌「nicola」(新潮社)からも多数のタレントが排出されています。
読者イベント、SNS、動画発信など読者と多くの接点をもっており、ティーンからの人気は絶大です。
モデル(通称ニコ㋲)はすべて専属で、これまで新垣結衣さん、川口春奈さん、永野芽郁さんらを輩出しています。
そのほか、ニコ㋲出身の著名人は
がいます。
卒業生が多数活躍する中、現在注目の現役nicolaモデル・稲垣来泉さんをご紹介します。
<引用元:株式会社研音>
2019年「TWO WEEKS」(関西テレビ・フジテレビ系)で青柳はな役を演じ注目を集め、同年NHKの「スカーレット」で朝ドラに出演しました。2022年朝ドラ「ちむどんどん」でヒロインの幼少期を演じ、2016年に出演した「とと姉ちゃん」と合わせて3作にわたってヒロインの幼少期を演じました。現在はNHK大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」にも出演中です。 2021年には「イメージの詩」でCDデビューもしています。2024年から『nicola』専属モデルに加入し、お茶の間だけではなく10代からの人気も獲得し、さらなる活躍が期待される存在です。
nicolaからSeventeenを経て、non-no(集英社)のモデルになるパターンも多くあります。歴代のモデルには、
また、この女優さんも!?というトップタレントも実はnon-no出身です。
また、女優の松雪泰子さんは「MEN’S NON-NO」の「第1回メンズノンノ・ガールフレンド」に選ばれたことで芸能界入りを果たした、モデルきっかけのタレントさんです。
現在non-noで活躍しているモデル・久間田琳加さんをご紹介します。
<引用元:株式会社レプロエンタテインメント>
「りんくま」の愛称で親しまれており、nicola→Seventeen→non-noの王道ルートを経て誌面で活躍中です。2022年8月号にて表紙を飾り、non-noモデルデビューを果たしました。
女優としては「マリーミー!」(テレビ朝日)で初主演。Netflixシリーズドラマ「君に届け」やドラマ「こっち向いてよ向井くん」、2025年には映画「顔だけじゃ好きになりません」、映画「見える子ちゃん」など、お芝居で大活躍中の注目モデルです。
20代女性をターゲットにしたファッション雑誌「CanCam」(小学館)は、働く女性のバイブルでもあります。
出身タレントには
などがいます。
ViVi(講談社)は、「ガーリー」や「大人ギャル」な雰囲気のコーディネートを中心に提案する、10代~20代女性がターゲットのファッション誌です。2025年4月で卒業した藤田ニコルさんをはじめ
などハーフモデルが多いのが特徴です。
その他の出身タレントは
を輩出しています。
そして実は、松嶋菜々子さん、山口智子さんもViVi出身のモデルです。
以下に雑誌ごとの代表女性モデルをまとめてみました。今やメディアにも引っ張りだこのモデルさんが目白押しです。ぜひ参考にしてみてくださいね。
誌面から俳優・タレントを最も多く輩出しているのは、なんといっても「MEN’S NON-NO」(集英社)です。
1986年の創刊から43号まで表紙を飾ったレギュラーモデルの阿部寛さんが有名です。
専属モデルには
レギュラーモデルには
錚々たる方々を輩出しています。
現在の専属モデルには鈴鹿央士さんや、冨永愛さんの息子さん・冨永章胤さんが活躍しています。
2019年メンズノンノ専属モデルオーディションに合格し、専属モデルして活動する一方、俳優としても注目を集めています。
<引用元:株式会社TopCoat>
ドラマ「じゃない方の彼女」(テレビ東京系)で俳優デビュー、その後「それってパクリじゃないですか?」(日本テレビ系)や舞台『彩の国シェイクスピア・シリーズ2nd Vol.1「ハムレット」』への出演し、演技の活動の幅を広げています。NHK大河ドラマ「光る君へ」や、2025年の話題作「御上先生」(TBS)など、話題作への出演が続いています。
男子大学生をターゲットとしたファッション誌「FINEBOYS」(日之出出版)も多数の人気俳優を輩出しています。
松坂桃李さん、杉野遥亮さんはFINEBOYS専属モデルオーディション出身です。
大東駿介さんも同誌のモデルとして活躍していました。
竹内涼真さんのデビューのきっかけとなったのは、2013年に開催された「minaカレオーディション」(minaの男性キャラクターを募集するもの)です。応募総数2457人の中からグランプリに輝きました。
2009年から2011年まで、ティーン向けファッション雑誌「ピチレモン」でメンズモデルを務めました。
メンズモデルにはバーンズ勇気さん、小笠原海さん(超特急)などもいます。
※ピチレモン自体は2015年10月31日発売12月号をもって休刊しました。
大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」の主演・横浜流星さんは、かつて「nicola」のメンズモデルでした。人気は絶大で、メンズモデルとしては初の誌上連載「流星カレシ」が連載されていました。
そのほか、森崎ウィンさん、中川大志さんもnicolaメンズモデルでした。
本格的な芸能活動以前に、読者モデルとして活躍していました。妻夫木さんが読者モデルをしていたのは「東京ストリートニュース!」という雑誌。首都圏の高校生が読者モデルとして登場し、90年代後半のカリスマ高校生ブームの火付け役となった雑誌です。妻夫木さんは絶大な人気で、何度も「ストニュー」の表紙を務めていたそうです。その後参加した大型オーディションでグランプリを獲得し、ホリプロ所属となりました。
ゴージャスセレブ姉妹としておなじみの叶姉妹は雑誌「25ans(ヴァンサンカン)」( ハースト婦人画報社発行・講談社発売)の読者モデルでした。美容のスーパー読者として登場し、その麗しい姿とゴージャスな暮らしぶりが大きな反響を呼び、それから約3年間読者モデルとして誌面に登場しました。
読者モデルから世界へ進出したタレントといえばきゃりーぱみゅぱみゅさん。パンク・ファッションやロリータファッションに特化したファッション雑誌「KERA」の原宿ストリートスナップに登場したことをきっかけに、読者モデルとして参加しました。「Zipper」(祥伝社)や「HR」(グラフィティマガジンズ)など学生に人気の雑誌で大活躍し、若者世代のトップスターとなりました。その後は歌手デビューし、NHK紅白歌合戦出場やワールドツアーの開催など、世界規模で活躍するアーティストとなりました。
16歳でスカウトされ、「ViVi」「25ans」の専属モデルを経て「sweet」「MORE」「BAILA」「MAQUIA」など多くの雑誌でモデルを務めました。鉄道ファン、二次元コンテンツへの愛、深い音楽知識などサブカル方面に造詣が深く、TV番組などの出演が増えました。知的さと親しみやすさがあり、報道番組のキャスターや教養番組への出演が多いタレントです。
元フジテレビアナウンサーの高島彩さんは、「ViVi」などの雑誌に読者モデルとして登場していました。
元フジテレビアナウンサーの平井理央さんは「おはスタ」(テレビ東京)のおはガールとしてレギュラー出演したのち、雑誌「ピチレモン」の専属モデルとして活動していました。同世代からの認知度は高かったため、アナウンサーになった際は大きな話題となりました。
元フジテレビアナウンサーの久慈暁子さんは、アナウンサーとして活動する前の学生時代に「第45回non-noモデルオーディション」でグランプリを受賞し、non-noの専属モデルとして活動していました。そして現在は「andGirl」(DONUTS発行、主婦の友社発売)のレギュラーモデルです。
日本テレビアナウンサーの岩本乃蒼さんは大学在学中に「ノンノモデル2010 オーディション」のグランプリを受賞し、non-noの専属モデルとして活動していました。
近年ではモデルと俳優を両立する人が増えています。2025年4月スタートのドラマの出演者を見るだけでも北川景子さん、佐々木希さん、茅島みずきさん、栗山千明さん、広瀬アリスさん、林芽亜里さんなど多くのモデル出身俳優が活躍しています。
茅島みずきさんや林芽亜里さんは現役でSeventeenのモデルを務めています。
モデル出身であることは、知名度や表現力の面で女優業に有利に働く一方で、「モデルだから」と演技を厳しく見られることもあります。モデルという肩書に縛られず、真摯に芝居に向き合う姿勢が女優としての成功には不可欠です。
モデル出身タレントを広告やイベントに起用することで、企業にとって以下のようなメリットがあります。
モデルとしてのトレーニングを積んだタレントは、静止画・動画問わず映えるポージングや表情作りに長けています。カメラ前での表現力はプロフェッショナルで、広告撮影において求める世界観を美しく体現してくれます。
ファッション誌時代から応援しているファンが多いのは特徴であり強みの一つです。親近感とあこがれを両立する存在として、Z世代・ミレニアル世代に強く刺さります。
モデルの方々が磨いてきた清潔感や透明感、おしゃれなイメージが、ブランドイメージを自然に引き上げてくれます。近年重要となるSNSでも各自がブランディングをして、一貫したイメージを発信しているため、企業としても安心して起用することができます。
タレントなど芸能人を広告・イベントなどに起用する際は、さまざまなステップを経る必要があり、費用はどのくらいなのでしょうか?実際に広告にはどれくらいの効果があるのか、注意すべきことはどんなものかなど、タレント起用に関する手順とポイントをご紹介します!
読モ・インフルエンサー 30万〜80万円
ファッション誌専属モデル 80万〜150万円
女優・俳優としても活躍中 200万〜500万円
トップモデル・ハイブランド起用 500万円〜
※メディア露出範囲(SNS、Webのみ、TVなど)、契約期間、投稿数により大きく変動します。
・商材ターゲットに近いファン層を持っているか
・ブランド世界観に合うビジュアルか
・SNSやイベントとの相性
タレントが事務所に所属している場合、直接事務所に問い合わせることで、スケジュールや条件について交渉できます。
◎ メリット:契約がスムーズ、事務所の公式見解が得られる
△デメリット:交渉の柔軟性が低い場合がある
インフルエンサー系のモデル出身は、SNS経由でのPR案件を受け付けていることが多いです。InstagramやYouTubeのプロフィールに記載されている問い合わせ窓口を通じてコンタクトを取ることができます。
◎ メリット:比較的低コストで依頼できる、親和性の高いターゲットに訴求可能
△デメリット:広告主のブランドイメージに合わない場合もある
芸能人のキャスティングを専門に行う代理店を利用すると、企業のニーズに合ったモデル出身のタレントを紹介してもらえます。
◎ メリット:複数の候補を提案してもらえる、交渉がスムーズ
△ デメリット:手数料が発生する
・ブランドイメージとの相性を確認:起用するタレントのイメージが、自社ブランドや商品と一致するか慎重に検討しましょう。
・ 契約条件を明確にする:出演範囲(TV・SNS・イベントなど)や期間を事前に決めておくことが重要です。
・メディア露出の戦略を考える:起用後にどのようにメディアで展開するかを計画することで、より大きな効果を期待できます。
今回は、「人気タレントを起用したいけど、事務所と関わりがないから交渉が難しい…」「広告へのタレント起用のメリット・デメリットどちらも知りたい」といったお悩み・疑問をお持ちの方に向けて広告契約における注意点やポイントなどをご紹介します。
<引用:弊社実績「株式会社コニー」様>
雑誌「ViVi」「GLAMOROUS」の看板モデルを務め、その後歌手や女優ちょしても活躍の場を広げ、現役でもモデルとして活躍を続ける佐田真由美さん。高周波美顔器「LUXCEAR Visage S」公式イメージモデルのご依頼で、ブランド初のタレント起用のキャスティングを担当させて頂きました。
SNSやライブ出演や雑誌での紹介など、多岐に渡るブランドプロモーションに貢献して頂きました。
<引用:弊社実績「株式会社スマートウェブ」様>
小学校4年生の際に『第4回ニコ☆プチモデルオーディション』にてグランプリを受賞し、同誌専属モデルとしてデビュー。ニコ☆プチを卒業後は、nicolaの専属・卒業後はnon-no専属モデルになるなどまさにスターへの王道をまっしぐらの林芽亜里さんをカラーコンタクトのイメージモデルに起用しました。
<引用:弊社実績「東海旅客鉄道株式会社」様>
JR東海様の旅行キャンペーン『そうだ京都、いこう。』のPR施策として、2.5次元俳優として人気の北村 諒さんにX(旧Twitter)にてPR投稿を行っていただきました。投稿は公式HPでも掲載され、実際に京都を巡って撮影した投稿内容には、女性を中心とした多くのファンから反響があった実につながる貢献度の高い施策となりました。北村 諒さんは大学時代からサロンモデルや読者モデルを経験、21歳の時に俳優として活動を開始されました。
■モデル出身の俳優・女優・タレントが活躍する経緯や理由は?
知名度や表現力の面で女優業に有利に働く。モデルという肩書に縛られず、真摯に芝居に向き合う姿勢が女優としての成功には不可欠。
■モデル出身タレントを起用するメリット・効果
①ビジュアル訴求力と表現力。静止画・動画問わず映えるポージングや表情作りに長けている。
②大きなファンダムと親近感。親近感とあこがれを両立する存在。
③.清潔感・透明感などのポジティブイメージ。
■モデル出身タレントを起用する場合の費用感
読モ・インフルエンサー 30万〜80万円
ファッション誌専属モデル 80万〜150万円
女優・俳優としても活躍中 200万〜500万円
トップモデル・ハイブランド起用 500万円〜
※メディア露出範囲(SNS、Webのみ、TVなど)、契約期間、投稿数により大きく変動します。
■起用のポイント
・商材ターゲットに近いファン層を持っているか
・ブランド世界観に合うビジュアルか
・SNSやイベントとの相性
■モデル出身タレントを起用するには?
① 芸能事務所に直接相談する
② SNS・インフルエンサー経由のアプローチ
③ キャスティング会社を利用する
YOU MAY Castingは常にお客様の集客のことも考え、マーケティング(認知拡大・集客)の部分から人の手配をしています。
モデルやタレントはじめ有名人・芸能人のキャスティング及び広告制作は、ぜひ私たちYOU MAY Castingにお任せください!
私たちは、キャスティング経験の豊富なプロが揃ったキャスティングエージェンシーです。業界の中心に身を置いて最新の情報や流行を入手できているため、企業や商品のイメージに合った、高い効果が期待できるタレントや広告企画を提案することができます。
また企画・提案の段階から、キャスティング交渉・契約、そして撮影がある場合は当日までのスケジュール管理やアテンドなど、全てワンストップでお任せ頂くことが可能です!
まずはどんな些細なことからでも、お気軽にお問い合わせください!
YOU MAY Castingキャスティングディレクター兼デザイナー。
Vtuberや声優コンテンツを扱う会社のデザイン部門にてデザイナーとして従事。二次元コンテンツのグラフィックを中心としたデザインの他、さまざまな案件のディレクション業務を行う。
2.5次元俳優をはじめとしたインフルエンサーマーケティング、PRプロモーション、PR業務全般でのディレクションも得意とする。