
Z世代をはじめ、多くの世代が利用するSNSと言えばTik Tokではないでしょうか。15秒から10分程度の短尺の動画を投稿・共有できるSNSで、投稿ジャンルは音楽、ダンス、料理、美容、教育など多岐にわたります。Tik Tokインフルエンサーの人気も絶大で、商品紹介などのPR投稿もよく目にします。
そこで今回は、
・Tik Tokの視聴者層は?
・インフルエンサーにTik Tokで商品紹介をしてほしいけど誰がいるの?
・Tik TokでPR投稿を依頼したいけどどうすればいいの?
という疑問をコラムを通して解説していきます。
目次
Tik TokのPR案件とは、Tik Tokで活躍するインフルエンサーが企業から依頼を受け、商品やサービスを紹介する動画を投稿する仕組みです。インフルエンサーにとっては収入の機会となるだけでなく、知名度の向上や企業とのつながり作りにもなります。一方、企業にとっては拡散力のあるTik Tokを活用することで、自然な形で商品の魅力を広められるメリットがあります。フォロワーに親しみやすく伝えられる点も特徴です。
インフルエンサーの意味や定義が気になる方はこちら!
今回は「インフルエンサーってなに?」「マーケティングにおいて、どのレベルのインフルエンサーを起用すべき?」という疑問を、詳しく説明していきます。これから新しくタレントやインフルエンサーを起用した広告制作やSNS PR投稿しようと考えている方必見です!
Tik Tokの視聴者層は10代をメインに20代〜30代までのユーザーに人気があります。
ダンス動画やリップシンク動画などを投稿するユーザーが多く、若者向けのイメージの強いTik Tokですが、最近ではグルメ情報やペット動画など幅広い動画の投稿が増えているのも特徴。
それに伴い、若者層だけでなく様々な属性をターゲットにした商品のPR展開をする企業が増えています。
誰でも簡単に視聴、投稿ができるSNSなので、トレンドを反映しやすく柔軟なアプローチが可能なSNSです。
Tik TokにてインフルエンサーへPR投稿を依頼するメリットをご紹介します!
インフルエンサーには、それぞれの趣味やライフスタイルに共感するフォロワーが多く集まっています。自社の商品やサービスに合ったターゲット層を持つインフルエンサーにPRを依頼すれば、より自然で効果的なアプローチが可能です。フォロワーにとっても親しみやすく、関心を引きやすい投稿につながります。
Tik Tokのインフルエンサーが投稿する動画は、フォロワーからの反応を得やすく、多くの人の目に留まりやすい特徴があります。
また、Tik Tokの仕組み自体がフォロワー以外にも動画を広く届けるよう設計されています。
インフルエンサーが発信する動画のように、いいねやコメント数、シェア率や視聴完了率などが高い動画は自動的におすすめ欄や検索結果に登場する頻度が高くなる傾向にあり、フォロワー以外の目に留まるチャンスが増えます。
動画の特性とTik Tokのアルゴリズムの関係から、高い拡散力を期待でき、短期間で商品やブランドの認知度を効果的に高めることができるのです。
インフルエンサーのフォロワーには、これまで企業の広告がなかなか届かなかった層が多く含まれています。
テレビ、ラジオ、雑誌、駅広告、タクシー広告…など様々な媒体がありますが、インフルエンサーを通じたSNS広告は、そのどれにもリーチしない新たな層に自然に情報を届けることが可能です。
こうした取り組みは、ブランドの認知拡大や新たな市場の開拓につながる大きなチャンスになると考えられます。
インフルエンサーは、自分らしい表現や言葉で商品を紹介するため、視聴者にとって自然で親しみやすい印象を与えやすくなります。また、企業の公式アカウントとは異なり、第三者の立場から発信されることで、よりユーザーに近い視点となり、共感を得やすいのも特長です。その結果、広告色を抑えつつ、企業の伝えたい想いや魅力がしっかりと届きやすくなり、ブランドや商品の好感度向上にもつながります。
Tik TokにてインフルエンサーへPR投稿依頼で注意すべきポイントを解説します。
Tik TokでPRを依頼する際の注意点の1つ目は、インフルエンサー選びを誤ると期待した効果が得られにくくなることです。たとえば、フォロワー層が商品のターゲットとずれていると、十分な反響が得られない可能性があります。また、過去の投稿内容や炎上履歴、インフルエンサーのイメージが自社ブランドと合わない場合、意図しない印象を与えてしまうことも。効果的なPRには、ブランドとの相性を見極めた丁寧な選定が大切です。
注意点の2つ目は、Tik TokでのPRは短期間で多くの人に届く一方で、動画の流れが速いため、注目が続きにくいという面があります。投稿後すぐに広がる効果は期待できますが、時間が経つと埋もれてしまいやすく、長期的な影響を保つのは難しいことも。特にブランドのイメージづくりや継続的な認知拡大を目指す場合には、一度の投稿だけでは十分な効果が得られにくく、継続的な取り組みが必要です。
注意点の3つ目は、費用が比較的高くなりやすいことです。特に影響力のある人気インフルエンサーほど、報酬も高くなる傾向があります。また、動画の企画や制作に関する費用が別途かかることもあります。そのため、かけたコストに見合った効果が得られるかを慎重に見極めながら、予算とのバランスを考えて進めることが大切です。
4つ目の注意点は、内容によっては炎上のリスクがあるという点です。インフルエンサーは多くのフォロワーに影響を与える存在のため、投稿が不自然だったり、誤解を招く表現や不適切な内容を含んでいると、批判が集まりやすくなります。その結果、ネガティブな反応が広がり、ブランドの印象に悪影響を及ぼす可能性もあるため、投稿内容の確認や事前の調整が大切です。
インフルエンサーの投稿動画のテイストやフォロワーの反応の傾向に加え、直近で起こった社会問題や炎上案件をしっかり確認してみましょう。
Tik TokでインフルエンサーにPRを依頼する際の費用は、基本的にはフォロワー数によって報酬の目安が決まり、一般的な相場としてはフォロワー数×2~6円程度とされています。
たとえば、100万人以上の「メガインフルエンサー」では4~6円、10万人以上の「ミドルインフルエンサー」では3~5円、1万人以上の「マイクロインフルエンサー」では2~3円が目安です。※フォロワー数は目安です。
ただし、インフルエンサーや所属事務所によって単価が異なることもあるため、事前の確認は欠かせません。また、フォロワー数ではなく、動画の平均再生数をもとに費用を決めるケースもあり、その場合は再生数×0.1~3円が目安となります。ただし、再生数には同一人物の複数視聴も含まれるため、正確な効果を把握するにはアナリティクスなどを活用し、訪問者数などのデータも確認しておくと安心です。さらに、実際のリーチ数や成果に応じて費用が発生する「成果報酬型」の契約形態もあります。報酬の仕組みはインフルエンサーごとに異なるため、依頼前にしっかり内容を確認しましょう。
ここからは、インフルエンサーの選び方のポイントを紹介します!
Tik TokでPRを依頼する際に大切なポイントのひとつは、自社のターゲット層とインフルエンサーのフォロワー層が合っているかを確認することです。インフルエンサーは自分のフォロワーに合った内容で動画を発信しているため、ターゲットがずれているとPRの効果が十分に得られない可能性があります。依頼前に、どのような層に向けて発信しているのかをしっかり確認することが大切です。
Tik TokerにPRを依頼する際は、フォロワー数だけでなく、そのフォロワーがどれだけ積極的に反応しているかも大切なポイントです。フォロワー数が多くても、関心が薄かったり、影響力が乏しい場合は、思うような効果が得られないこともあります。また、フォロワーを購入して数を増やしているケースもあるため注意が必要です。投稿に対する「いいね」や「コメント」などのエンゲージメントをしっかり確認し、信頼できるTik Tokerに依頼することが大切です。
▼インフルエンサーのリーチ力とエンゲージメント率 ※フォロワー数は目安です
エンゲージメントを確認する作業といっても、具体的にどうすればチェックができるでしょうか。
インフルエンサーのアカウントへ直接行き、数々の投稿からエンゲージメント率を出すのは時間がかかり効率が悪いです。
この場合、インフルエンサープラットフォームを使用するとエンゲージメント率の確認が簡単にできます。キャスティング会社などはインフルエンサープラットフォームを使って、常に最新のエンゲージメント率を把握しているため、キャスティング会社を利用してみるのもおすすめです。
人気インフルエンサーが気になる人はこちら!
今回はこれまで5,000件以上のタレントやモデルのキャスティングをしてきた弊社が、 日本のメガインフルエンサーは誰なの?有名なインフルエンサーに依頼したいけどどうすれば?という疑問を、SNSの種類別TOP5をご紹介しながらキャスティング会社目線で紐解いていきます。
インフルエンサーの選定が終わったら、次はインフルエンサーへPR投稿を依頼する際、気を付けたいポイントをご紹介します。
Tik TokでインフルエンサーにPR投稿を依頼する際は、ステルスマーケティング(ステマ)に注意が必要です。法律で「PR」や「広告」といった表記を必ず入れることが義務付けられており、これはTik Tokだけでなく他のSNSでも同じです。最近では「プロモーションを含みます」といった表示も一般的になっています。PRであることを明確にしないと、ユーザーからステマと見なされてしまい、企業やインフルエンサーのイメージ低下や炎上の原因になることも。投稿時には必ずPRであることをわかりやすく示しましょう。
ポイントの2つ目は、投稿内容を事前にしっかり確認することです。不適切な言葉遣いや過激な表現があると、ブランドのイメージが損なわれる可能性があります。また、内容が商品の魅力を十分に伝えていなければ、期待した効果が得られにくくなることも。安心してPRができるよう、投稿前に内容をチェックすることをおすすめします。
Tik Tokの企業案件を初めて実施する際は、キャスティング会社に依頼することをおすすめします。インフルエンサーとのやり取りは経験がないとトラブルになることもあるため、キャスティング会社を通すことでスムーズに進めやすくなります。キャスティング会社は経験豊富なので、トラブル回避や効果的なPRのサポートをしてくれるため、安心してお任せできます。
先述の通り、インフルエンサープラットフォームを利用してエンゲージメント率を簡単に確認できるなどのメリットもあります。
初めての方は特に代理店の活用を検討すると良いでしょう。
インフルエンサーへTik Tok PR投稿の依頼をする方法ご紹介していきます。
キャスティング会社は、ジャンルに特化した会社や、全ジャンルを取り扱う会社など、特色はさまざまですが、基本的にどんなキャスティング会社でもインフルエンサーのキャスティングを依頼することは可能です。商品の特徴や届けたい層のイメージを伝えて、たくさんいるインフルエンサーの中から商品・企業に適した人物を選んでくれるという特徴があります。
キャスティング会社はキャスティングにおけるプロであるため、しっかりとヒアリングをして企業のイメージや費用の要望を確認した上で、イメージにぴったりと合うインフルエンサーを提案してくれるというメリットがあります。探す手間、交渉する手間、契約の手間などが省けるため、企業にとっては社員の時間や労力をかけずに、キャスティング会社に任せておくことでスムーズに案件を進めることが可能です。
また、キャスティング会社によってはPR投稿を行なった後の効果測定などアフターケアをしている会社もあるため、企業はより効果の高いPR施策を行うことができます。
もちろん我々YOU MAY Castingもアスリートの提案から効果測定まで効果的なPR案をご提案可能ですので、ぜひ検討してみてください。
下記コラムではキャスティング会社についてメリットなどを詳しくご紹介しています。あわせて参考にしてみてください。
今回は「キャスティング会社について」に焦点を当て、キャスティング会社とは?を詳しく解説します。依頼するメリットデメリット、キャスティング会社に依頼してからの流れをご紹介します!芸能人のキャスティングなら、YOU MAY Castingにお任せください!
このインフルエンサーさんに絶対にお願いしたい!!という明確なビジョンがない場合は、自社でインフルエンサーを探し選定をする工数が増えてしまい、効果的なPR施策を考える前に疲弊してしまうことがあります。結果としてよいクリエイティブや施策の効果を得られない、なんてことも。また、広告業界に特化した会社がディレクションを行った方が事務所としても安心して任せられる、という点もあります。直接依頼をした場合は、連絡が返ってこなかったり、前向きな検討がされなかったりする場合があります。インフルエンサーの選定に迷っていたり、新しい取り組みで不安という企業の方は一度キャスティング会社を使うことを検討してみてください。
<引用元:弊社実績「LaBella株式会社 CICIBELLA」様>
ファッション性ハンディファン「CICIBELLA 日傘ハンディファン」のPRとして、くれいじーまぐねっとのエア様、浅見めい様、UraN様にTikTokにてPR投稿を行っていただきました。投稿内コメントでは、「お揃いにします!」や「すぐ買いました」など、販促活動に貢献ができました。
<投稿動画>
エア様 https://www.tiktok.com/@volbic_xx.86/video/7511655574006795527
浅見めい様 https://www.tiktok.com/@mei_asami_/video/7511634574070369554
UraN様 https://www.tiktok.com/@luv02uran/video/7511642197633125639
<引用:弊社実績「静岡県浜松町」様>
静岡県浜松市様は、若年層のシビックプライドを醸成するため、若年層に影響力のあるタレント/インフルエンサーを起用したプロジェクトを始動しました。今回、若い世代を中心に人気のある静岡県出身のインフルエンサー「ひかりんちょさん」をキャスティングさせていただき、浜松市の魅力や市政情報等の認知拡大に貢献させていただきました。動画3本構成でYouTubeを通して多くの方に浜松市の魅力をお届けする内容になっています。
<引用:弊社実績「株式会社ドン・キホーテ」様>
フォロワー数1.5万人〜6万人のマイクロインフルエンサー15名を起用し、株式会社ドン・キホーテ様が販売している「もこもこパジャマ」をTik TokでPRしていただきました。動画内では、実際にパジャマを着用しておうち時間を楽しむ様子や商品を着用して踊る可愛らしいダンス動画など様々なシーンで商品をPRしていただきました。様々なジャンルのインフルエンサーを複数名起用し、幅広いユーザーへの購入促進につながる施策となりました。
YOU MAY Castingのマーケティング担当やデザイン制作担当は常にお客様の集客のことも考えマーケティング(認知拡大・集客)の部分から人の手配をしています。
インフルエンサーを起用したPR依頼は、ぜひ私たちYOU MAY Castingにお任せください!
インフルエンサーは基本的に多忙であるため、初めてコンタクトを取る企業や自治体はなかなか取り次いでもらえないこともあるのが現状です。しかし、私たちのようなキャスティング会社であれば、すでに各事務所や関係者からの信頼を得ているため、キャスティング交渉をスムーズに進めることができます!
もちろんインフルエンサーだけでなく、アーティストやお笑い芸人、タレント、モデルなど、どんなジャンルの方でも交渉をすることが可能です。まだ起用したい方のイメージが決まっていない場合でも、専門のスタッフがしっかりとヒアリングをして、お客さまのイメージに合った方をご提案させて頂きます!
どんな些細なことからでも、まずはお気軽にお問い合わせください。皆さまと効果の高いCMや広告を一緒に企画・制作できることを、スタッフ一同心よりお待ちしています!
■Tik TokのPR投稿とは(企業案件)
Tik Tokで活躍するインフルエンサーが企業から依頼を受け、商品やサービスを紹介する動画を投稿する仕組み。
■Tik Tokの視聴者層とは?
Tik Tokの視聴者層は10代をメインに20代〜30代までのユーザーに人気があります。若者向けのイメージの強いTickTokですが、最近ではグルメ情報やペット動画など幅広い動画の投稿が増えているのも特徴。
■Tik Tok PR投稿を依頼するメリットとは?
メリット1.ターゲットへ直接訴求が可能
メリット2.動画が回りやすい(拡散されやすい)
メリット3.新たな顧客層獲得ができる
メリット4.広告っぽさの軽減
■Tik Tok PR投稿依頼の注意点とは?
注意点1.選定を間違えると効果がでない
注意点2.効果の持続性があまりない
注意点3.広告よりも費用が高い
注意点4.インフルエンサーが炎上する可能性がある
■Tik Tok PR投稿の費用相場
メガインフルエンサー(フォロワー数100万人~)単価:4~6円
ミドルインフルエンサー(フォロワー数10万人~)単価:3~5円
マイクロインフルエンサー(フォロワー数1万人~)単価:2~3円
■インフルエンサー選定前の確認ポイント
ポイント1.ターゲット層とフォロワー層は一致しているか
ポイント2.エンゲージメント率の確認
■インフルエンサーへのTik Tok PR投稿依頼のポイント
ポイント1.「#PR」は必ずつける
ポイント2.投稿する内容を事前確認をする
ポイント3.初めての際はキャスティング会社へ依頼する
■インフルエンサーへのTik Tok PR投稿依頼方法
・キャスティング会社へ依頼する
・自社でアスリートを選定し、本人・または事務所へ直接依頼する
Q. どのインフルエンサーを使いたいなど決まっていないのですが大丈夫ですか?
A. はい、大丈夫です。ヒアリング後に貴社ターゲットにアプローチできるインフルエンサーをご提案させていただきます。
Q. SNS PRは、TikTokも対応可能ですか?
A. 可能です。X、Instagram、TikTok、Facebook、YouTubeなどどんなSNSツールでのPRもお任せください。
Q. PR投稿後の効果測定まで行ってもらえますか?
A. はい、弊社YOU MAY Castingではお客様のご希望がございましたら行わさせていただきます。
Q. インフルエンサーの男女比やリーチ数が見えるような提案をもらうことは可能ですか?
A. 可能です。弊社YOU MAY Castingが契約をしているツールを使いインフルエンサー様のフォロワー男女比率やエンゲージメント数(総投稿に対しての平均いいね数)をご提案資料に添えてご提案をさせていただきます。
Q. 投稿して欲しい内容やハッシュタグなど、指定することはできますか?
A. 可能です。お客様の販促・マーケティング計画に則り、ご指定頂いた内容且つ、イメージ通りの撮影までお客様へのヒアリングの上、ご提案を行います。
YOU MAY Castingキャスティングディレクター兼デザイナー。
Vtuberや声優コンテンツを扱う会社のデザイン部門にてデザイナーとして従事。二次元コンテンツのグラフィックを中心としたデザインの他、さまざまな案件のディレクション業務を行う。
2.5次元俳優をはじめとしたインフルエンサーマーケティング、PRプロモーション、PR業務全般でのディレクションも得意とする。