こんにちは、ディレクターの藤田です。
デジタル化の推進や技術の発展により、ますます存在感が強まるスマホやPC、スマート家電などの「ガジェット」。種類や規格も豊富で複雑ゆえ、購入前の比較検討、つまりネット上のレビューチェックは欠かせないものとなっています。そんな我々の救世主として商品について詳しく説明・発信してくれているのが「ガジェット系インフルエンサー」です。
「自社の商品をガジェット系インフルエンサーに紹介してもらいたい!」
「ガジェット系インフルエンサーを起用したいけど、誰がいいの?」
といったように、弊社キャスティング会社にも、ガジェット系インフルエンサーの起用に関するお問い合わせをいただく機会が多くあります。そこで本記事ではインフルエンサーの起用実績を多数持つ弊社が、YouTubeで活躍するガジェット系インフルエンサーを中心に、話題のインフルエンサーの紹介から起用方法までご紹介していきます。ガジェット系インフルエンサーを起用したいと考えている方にぜひ最後までお読みいただきたい内容となっています。
また、ご不明点がございましたらお気軽にご質問もお待ちしております!
目次
ガジェットとは本来「気のきいた小物、ちょっとした機械装置」という意味で、今回の場合は、パソコン、ゲーム機、スマホ、デジタルカメラやそれらの周辺機器などがそれに当たります。
ガジェットをレビューし、SNSで紹介する人のことを「ガジェット系インフルエンサー」といいます。豊富な知識を持ち、消費者目線でメリット・デメリットを伝えてくれる彼らは、市場を盛り上げてくれる大きな存在と言われています。
YouTube、Instagram、TikTokなど様々なSNSがありますが、この中でも特にガジェット購買層に影響を与えているのがYouTubeでしょう。ガジェットは接続方法や使用方法が複雑なものが多く、それに加え大きさや重さなども購入前に悩むポイント。動画は手順や使用例、サイズ感をわかりやすく説明でき、視聴者はガジェット購入後のイメージが想像しやすいため、ガジェット紹介とは相性がよい媒体と言えます。
また、YouTubeは、概要欄にURLを貼り付けられる=“商品購入の導線を作れる”というのも強みのひとつです。旧型、類似商品、周辺機器など紹介する商品数が多くなりがちですが、概要欄で説明をカバーできるため、視聴者にも嬉しい仕様となっているようです。
下記のコラムではYouTuberとのコラボについて詳しくご紹介しています。ご興味のある方はぜひあわせて参考にしてみてくださいね。
Youtube業界が急成長するとともに、YouTuberや芸能人のYoutubeチャンネルと企業がコラボ企画をすることも多くなっていますが、今回はそんなYoutubeのコラボ依頼について、依頼をする方法やメリット、費用、注意するポイントをご紹介します。
ガジェット系インフルエンサーを起用することのメリットは、大きく分けて3つあります。
インフルエンサーマーケティングには色々な方法があります。
例えば、インフルエンサーに自社商品を提供し、商品の紹介や実際に使用した感想を発信してもらう「ギフティング」。
インフルエンサーと共同開発・制作をする「コラボレーション」や、専属の広告塔として一定期間商品の宣伝をしてもらう「アンバサダー」としての起用もあるでしょう。
一人のインフルエンサーをピックアップしてもPR方法はひとつではありません。商品の目的やターゲットに合わせて多様なPR方法が検討でき、柔軟に対応ができるのはガジェット系インフルエンサーのメリットと言えるでしょう。
ガジェット系インフルエンサーには、PC周辺機器、ゲーム機器、スマホ周辺機器などそれぞれ得意分野があります。彼らの強みに合わせた商品を任せることで、狙った層に、そして深い所まで掘り下げた商品説明をしてもらうことが可能です。例えば、屋内・屋外など様々な状況下で試してみたり、手持ちの機器との相性をチェックしてみたり、類似商品と比較してみたり。元々ガジェットに興味を持った人が見ているため、詳しい説明してもらえることは、視聴者にとっても企業にとってもwin-winになります。
比較検討が重要な分野ですので、例え最初に見られる動画ではなかったとしても、関連動画として視聴者の目に入ればクリックしてもらえる可能性も期待できます。
確実なターゲット層に、商品のコアな部分まで紹介してもらえるというのは、得意分野が細分化されたガジェット系インフルエンサーならでは、と言えるでしょう。
消費者目線のレビューは視聴者の共感を得やすいというのもメリットのひとつです。インフルエンサー=消費者代表というようなポジションから語られるレビューは、企業の公式の宣伝とは違い、宣伝感が薄れ、視聴者も受け入れやすくなる印象です。
またインフルエンサーがそれぞれ独自のやり方で商品を紹介するため、型にはまった宣伝ではなくなることも宣伝感が薄れる一因でしょう。
企業からは伝えにくい商品の特性やメリット・デメリットも、インフルエンサーが自分の言葉で伝えてくれるため、購入を検討している層もフラットな気持ちで商品をチェックできるのではないでしょうか。
ガジェット系インフルエンサーを起用することのデメリットは、以下の2つが考えられます。
先述の通り、ガジェット系インフルエンサーは特に人数が多いジャンルです。そのため、商品の特性・目的に合致したインフルエンサーを選ぶことが非常に困難です。選定のポイントとして、登録者数や再生回数の他に、以下の要素も考慮すると良いでしょう。
・投稿動画の質(商品を丁寧にレビューしてくれる動画を常に投稿しているか?)
・視聴者の反応(動画へのコメントなど)
・視聴者の属性(性別、年齢、ガジェットへの興味の度合など
・投稿者と視聴者の距離感(双方のやりとりの度合、親しみやすさなど)
きちんとリサーチした上でインフルエンサーを選定しないと、想定とかけ離れた投稿になったり、商品の魅力をしっかり紹介しきれずに終わってしまうかもしれません。
商品のアピールポイントとターゲティング、インフルエンサー側の特性を洗い出した上で依頼をするようにしましょう。
インフルエンサーを起用した宣伝は、ステルスマーケティング(ステマ)と勘違いされやすい傾向にあります。ステマとは「広告であるにもかかわらず、広告であることを隠すこと」で、視聴者はその点に敏感です。特にガジェット系インフルエンサーは普段からガジェットを紹介しているので、宣伝のように見えづらいことがメリットでもあり、デメリットでもあります。
ステマ問題によって炎上してしまうことで、インフルエンサーと企業・商品どちらも信頼を失ってしまう場合もあるため、投稿には必ずPRであることを明示してもらいましょう。
その点さえクリアにすれば、いつも通りの動画に仕上がりとなり、視聴率の減少も少なく抑えられるでしょう。
ここからは、ガジェット購入の際に参考にしたいガジェット系YouTuber5人をご紹介していきます。
https://www.youtube.com/@kazuch0924
「カズチャンネル/Kazu Channel」を運営するカズさんは、チャンネル登録者数180万人越えの超人気ガジェット系YouTuberです。iPhoneやGoogle Pixel Watch、充電器やウェアラブルカメラなど、持ち運びできるガジェットを始め、ノートPCやモニターなど生活に身近な商品を紹介してくれています。良いところも悪いところも含め忖度ない意見を述べてくれるため、視聴者からの信頼も厚いようです。
https://www.youtube.com/@Kojiseto
チャンネル登録者数160万人越えの超人気ガジェット系YouTuberの瀬戸弘司さん。カメラやマイクなどの撮影機材を紹介するほか、apple製品のファンということでiPhoneやAirPodsなどスマホ周辺機器も紹介してくれています。動画では二画面、拡大などを駆使することでガジェットの操作性や便利さを伝えてくれます。色んなシチュエーションで使ってみた感想を紹介するなど、丁寧な商品レビューをしてくれるYouTuberです。
https://www.youtube.com/@rebecca_miyama/
X、Instagram、note、楽天ROOMなど、あらゆるSNS媒体でガジェット情報を発信しているYouTuberのミヤマレベッカさん。イヤホン、カメラ、モバイルバッテリーから、ゲーム機器の便利グッズやガジェット収納バッグなど、生活にプラスワンできる商品を紹介してくれています。顔出しはしていないため、商品のレビューに集中して耳を傾けられます。「○○製品5選」といったひとつの動画で様々な商品をチェックできる投稿をしてくれるのも嬉しいポイント。動画は非常に洗練されていて見やすく、購買意欲を掻き立てられます。
https://www.youtube.com/@Takomaruuun/
たこまるさんは、主に自作PCのレビューを発信しているガジェット系YouTuberです。ワイヤレスデバイス、PC周辺デバイス、ゲーミングデバイスまで分かりやすくレビューしています。PCを初めて購入する層にもわかりやすい動画もあり、初心者から上級者まで楽しめる動画を発信しています。視聴者はゲームファンが多いため、ゲームに関連したPC周辺商品なども相性が良さそうです。
https://www.youtube.com/@KeisukeTakasawa
写真と旅行がお好きという高澤けーすけさんは、一眼レフなどの本格的なカメラや、小型カメラ、マイクなどのガジェットをメインに紹介してくれるガジェット系インフルエンサーです。豊富な知識で丁寧に商品を説明してくれるうえ、動画や音声の質感はそのまま投稿動画で確認できるため非常にわかりやすいです。高澤さんの動画も非常に洗練されており、購買意欲を高めてくれるインフルエンサーです。
下記のコラムではYouTuberとのタイアップについて詳しくご紹介しています。ご興味のある方はぜひあわせて参考にしてみてくださいね。
情報発信型のSNSの中で代表的な動画サイトYouTubeと、影響力を持つYouTuber。企業にて商品PR策をする時、YouTuberに商品紹介をして欲しいと考えたことはありませんか?今回はYouTuberに商品のタイアップ依頼時のメリットや費用相場、依頼方法までご紹介します!
先述したように、インフルエンサーマーケティングでは、商品の特性や企業の色に合ったインフルエンサーを選定することが重要です。ここからはガジェット系インフルエンサーの依頼方法を紹介していきます。
キャスティング会社は、インフルエンサーを専門にしていたり、全ジャンルを取り扱っていたりと、会社によって特色はさまざまですが、基本的にどんなキャスティング会社でもインフルエンサーのキャスティングを依頼することは可能です。商品の特徴や届けたい層のイメージを伝えて、たくさんいるガジェット系インフルエンサーの中から商品・企業に適した人物を選んでくれるという特徴があります。
・キャスティング会社へ依頼する際のメリット
キャスティング会社はキャスティングにおけるプロであるため、しっかりとヒアリングをして企業のイメージや費用の要望を確認した上で、イメージにぴったりと合うガジェット系インフルエンサーを提案してくれるというメリットがあります。探す手間、交渉する手間、契約の手間などが省けるため、企業にとっては社員の時間や労力をかけずに、キャスティング会社に任せておくことでスムーズに案件を進めることが可能です。
また、キャスティング会社によってはPR投稿を行なった後の効果測定などアフターケアをしている会社もあるため、企業はより効果の高いPR施策を行うことができます。
下記コラムではキャスティング会社についてメリットなどを詳しくご紹介しています。あわせて参考にしてみてください。
今回は「キャスティング会社について」に焦点を当て、キャスティング会社とは?を詳しく解説します。依頼するメリットデメリット、キャスティング会社に依頼してからの流れをご紹介します!芸能人のキャスティングなら、YOU MAY Castingにお任せください!
・キャスティング会社へ依頼する際の注意点
キャスティング会社に支払う費用が別途発生するため、単にガジェット系インフルエンサーにPRを依頼するだけの場合よりも費用がかかってしまうという点があります。しかし、前述した通り、自社の労力や時間などその他の部分を大きく削減できるため、トータルコストでいえばそれほど大きな差が出ない場合もあります。
結論から言うと「可能」です。しかし、正直なところ、あまりおすすめはできません。芸能界や広告業界に特化した会社がディレクションを行った方が、事務所としても安心して任せられるので、直接ご依頼をした場合は、連絡が返ってこなかったり、前向きな検討がされなかったりする場合があります。
では、私たちYOU MAY Castingがガジェット系インフルエンサーをキャスティングした実績の一例をご紹介します。
<引用:弊社実績「REMO Tech社様『OBSBOT Tiny 2』」>
元アイドルでYouTubeでのゲーム実況が人気の西村歩乃果さんにREMO Tech社のAI導入自動追跡カメラ『OBSBOT Tiny 2』をYouTubeでPRしていただきました。動画内では、西村さんの自宅のゲーム部屋で『OBSBOT Tiny 2』を実際に使用しながら商品をPRしていただき、西村さんのチャンネル内でも大きな反響を呼ぶPR動画となりました。
西村さんのゲーム部屋や普段使っている機材を紹介するとともに、PRしてもらうことで、視聴者には違和感なく商品の認知度を高めることができた施策となりました。
<引用:弊社実績「REMO Tech社様『OBSBOT Tiny 2』」>
ガジェット系YouTuberとして人気のセゴリータ三世さんにREMO Tech社のAI導入自動追跡カメラ『OBSBOT Tiny 2』をYouTubeでPRしていただきました。動画内では、『OBSBOT Tiny 2』を実際に使用しながら商品をPRしていただき、とても参考になるわかりやすいPR動画となりました。
通常の紹介動画と同じテイストの動画を作っていただいたおかげで、安定した再生回数を得ることができました。
YOU MAY Castingは常にお客様の集客のことも考え、マーケティング(認知拡大・集客)の部分から人の手配をしています。
ガジェット系インフルエンサーへのPR依頼は、ぜひ私たちYOU MAY Castingにお任せください!
私たちは、キャスティング経験の豊富なプロが揃ったキャスティングエージェンシーです。業界の中心に身を置いて最新の情報や流行を入手できているため、星の数ほどいるインフルエンサーの中から、企業や商品のイメージに合った、高い効果が期待できるガジェット系インフルエンサーを提案することができます。
企画・提案の段階から、キャスティング交渉・契約、そして撮影がある場合は当日までのスケジュール管理やアテンドなど、全てワンストップでお任せ頂くことが可能です!一つ一つの作業に外注の業者を探すと、それこそ手間や費用がかかってしまいますが、私たちに一括してお任せ頂くことで、お得に&効果の高いPR案件を進めることができます。
なお、インフルエンサー専門のスタッフもいるため、インフルエンサーマーケティング経験があまりない企業の方でも、安心してご依頼頂けます。
まずはどんな些細なことからでも、お気軽にお問い合わせください!
○ガジェット系インフルエンサーとは
SNSを通してガジェットをレビューし、紹介する人のこと
○商品と相性がいいYouTube!
・動画は手順や使用例をわかりやすく説明できるため、購入後のイメージがし易い。
・概要にURLを貼り付けられるため商品購入の導線が作りやすい。
○ガジェット系インフルエンサー起用のメリット
・多様なPR方法に、柔軟に対応できる
・狙った層にコアな情報を届けられる
・消費者の心に響きやすい
○ガジェット系インフルエンサー起用のデメリット
・人数が多いため、インフルエンサーの選定が難しい
・ステマだと思われる可能性がある
○注目のガジェット系YouTuber5選
・カズチャンネルさん
・瀬戸弘司さん
・Rebecca Miyama / ミヤマレベッカさん
・たこまるさん
・高澤けーすけさん
○ガジェット系インフルエンサーの依頼方法
・キャスティング会社に依頼する《推奨》
・事務所へ直接依頼する
また下記コラムではガジェット系に限らずインフルエンサー全般の起用についてを詳しくご紹介しています。ぜひあわせて参考にしてみてくださいね。
昨今で市場が急成長し、需要も供給も増加傾向にあるインフルエンサーマーケティング。今回はインフルエンサーマーケティングにおける「費用」や「フォロワー単価」「費用を抑えるポイント」をお伝えします。インフルエンサーマーケティングに興味のある方必見です!
いかがでしたでしょうか?
私たちYOU MAY Castingは、インフルエンサーキャスティングにも精通しているキャスティング会社です。これまでに数多くのインフルエンサー起用の実績があり、PR施策を行った企業や自治体の方から、喜びのお声も多数頂戴しています。
もちろんどんなジャンルの方でもキャスティング交渉が可能ですが、インフルエンサー専門のスタッフも在籍しているため、インフルエンサーマーケティングに不安があっても安心してご相談頂けます!
高い効果を得られるガジェット系インフルエンサー案件を、皆さまと企画・発信できる日をスタッフ一同、心より楽しみにしております!まずはお気軽に、お問い合わせください。
Q. どのインフルエンサーを使いたいなど決まっていないのですが大丈夫ですか?
A. はい、大丈夫です。ヒアリング後に貴社ターゲットにアプローチできるインフルエンサーをご提案させていただきます。
Q. 50〜100名の大人数のインフルエンサーに発注をしたいのですが可能ですか?
A. 可能です。弊社YOU MAY Castingが提携している事務所もしくはインフルエンサーマーケティングの会社と連携して、条件に合ったインフルエンサーをすばやくご提案いたします。
Q. SNS PRは、TikTokも対応可能ですか?
A. 可能です。X、Instagram、TikTok、Facebook、YouTubeなどどんなSNSツールでのPRもお任せください。
Q. インフルエンサーの男女比やリーチ数が見えるような提案をもらうことは可能ですか?
A. 可能です。弊社YOU MAY Castingが契約をしているツールを使いインフルエンサー様のフォロワー男女比率やエンゲージメント数(総投稿に対しての平均いいね数)をご提案資料に添えてご提案をさせていただきます。
Q. 投稿して欲しい内容やハッシュタグなど、指定することはできますか?
A. 可能です。お客様の販促・マーケティング計画に則り、ご指定頂いた内容且つ、イメージ通りの撮影までお客様へのヒアリングの上、ご提案を行います。
YOU MAY Castingキャスティングディレクター兼デザイナー。
Vtuberや声優コンテンツを扱う会社のデザイン部門にてデザイナーとして従事。二次元コンテンツのグラフィックを中心としたデザインの他、さまざまな案件のディレクション業務を行う。
2.5次元俳優をはじめとしたインフルエンサーマーケティング、PRプロモーション、PR業務全般でのディレクションも得意とする。