投稿者: やまもり
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日本国内において、多くのモデルはモデル事務所やタレント・アーティストなどが所属する大手芸能プロダクションに所属しています。
一部事務所に所属せず、フリーで活動しているモデルも存在しますが、大変稀なケースです。
概ね以上がキャスティングの手順となります。思っていたより手順が多い…と感じた方は多いはず。
制作会社や広告代理店、またスポンサーのキャスティング担当が、キャスティング会社を利用せずに、出演モデルを直接キャスティングしているケースもあります。
直接モデルをキャスティングする注意点としては、出演の条件(広告主情報、出演広告概要、出演シーンイメージ、肖像利用媒体、出演・肖像利用期間等々)を明確にしておく事です。出演媒体が後で増えてしまったり、肖像の利用期間などが伸びると出演料は2倍3倍となる事もあります。
モデル事務所は、広告出演の依頼を受けるスポンサーがお客様でありながら、一方でモデルのエージェント(交渉代理人)でもあります。そのためモデルをキャスティングする際にはモデル事務所のカラーや精神を理解した上で、上手に交渉をする必要があります。慣れてしまえば直接モデル手配をする事も可能ですが、上記のように、一言にキャスティング業務と言っても細かくそして膨大な量の作業が発生します。
“将来的に自社でキャスティング業務を賄いたい”と思う場合は、すぐにモデル事務所に直接連絡を取るという事もアプローチの一つですが、はじめのうちは多くの事務所ネットワークやモデルとの契約実績を持つキャスティング会社を使う事をおすすめします。キャスティング会社を使い、モデル起用・契約を重ねることにより、将来的に自社でキャスティングする際に必要な知識や経験が身につくはずです。
その上でコストパフォーマンス比較を明確にし、
キャスティング業務を内政化するか?
都度キャスティング会社を活用するか?を決める。
このような業務設計の進め方がとてもスマートであると言えます。
もちろん、私たちYOU MAY Castingを選んでいただけるのであれば、全力でサポートしますので、ぜひご相談ください!
ユウメイキャスティング チーフマネージャー。
モデルエージェンシーにて新人発掘・育成を長年手掛けた後、プロモデルスタジオに入社。キャスティングのみならず、ビューティースタイリストとして、大小レッスン企画コーディネート・提案。他、インストラクターの養成マネジメント業務に力を注ぐ。